鯖  街  道
 〜お水取り〜 田村勝彦展
2006.2/28.tue-3/12.sun 月曜休廊 11:00-19:00(日曜・祝日17:00)
作家来廊日はギャラリーまでお問い合わせください
 古代より、若狭は塩や魚を飛鳥宮への税として献上していた。文化の往路は、京都を通り奈良へと直接繋がっていた。天平の昔から続く、東大寺二月堂の神事・修二会(現在では3/1〜3/14)、この中で行われるお水取り行事は、若狭小浜一の宮の鵜の瀬の水中洞窟と二月堂の若狭井戸が繋がっているとの伝説、信仰にもとづいて行われている。
 両地を時空を越えてつなぐ心の道がある。作家が2002年より発表している「白い道」という創作シリーズは、作家が故郷の丹後をスタートに、変化する風土から、原風景の記憶を探ろうと始められた。
その中で、このたびはお水送り行事の若狭から朽木、京都への道・鯖街道を通り、奈良・二月堂まで続くミステリアスな日本の原風景を30点出展します。
 
作品からその土地、土地の気配を感じ取っていただき、人間と自然のつながりを考えてください。

<<<<prev      next>>>>