作家が創造する「宇宙」をかたちにした作品を展示します。
果てしなく広がる世界をとらえ、作家は様々な技法で紡いでいきます。
銅版画のパイオニアと言われる駒井哲郎さん(1920−1976)の1973年の作「ピケの残像」と、武田史子さん(1963− )の2004年の作品「おちてきた星」は制作年に30年の隔たりが在りますが、白と黒の造形に純粋な宇宙の美を現そうとしています。
ミクストメディアで描かれた銭谷嘉康さんの2009年の作品「祈り」は、無限の彼方から届く光を心のかたちにしようと重層的な描き方をしています。
その他、木口木版の斉藤修さん、銅版画の加藤昌男さん、銅版画とパステルのとくだあきらさん、立体小作品の田部光子さんたちの独自な宇宙をめぐることの出来る、めったに遭遇しない魅力に充ちた展覧会を企画しました。
出展作家 (50音順)
靉嘔(アイオウ)
加藤 昌男
齋藤 修
錢谷 嘉康
武田 史子
田部 光子
とくだ あきら
山中 現
駒井 哲郎
出展作品の詳細はギャラリーまでお問い合わせ下さい。
作品リストをお送りいたします。