ワイアートギャラリー 展覧会スケジュール

これまでの展覧会


Sub rosa 薔薇の下で
豊永 侑希 伊豫田 晃一


2020年 11月10日(火)-21日(土)
ワイアートギャラリー
11:00~19:00
最終日は17:00まで
11月15日(日)・16(月)休廊

いにしえのギリシア時代から悠久の時を薔薇の花は人々とともにありました。
部屋に吊るされた一輪の薔薇の花、あるいは天井に描かれた薔薇の絵のもとでは、
ラテン語で “sub rosa”(スブ・ロサ) 薔薇の下での沈黙を表現し、 会話の秘密を守る事とされていました。
ともに薔薇の姿を通して奇想の物語を表現する、ふたりの画家の
静かな声でささやくようなことばをお聞きください。
出展作品 油彩、水彩、鉛筆画ほか




豊永様伊豫田様DM最終案.jpg



可南2020800450.jpg

まんまるの祈り
可南 つちびと展

2020年 10月27日(火)~11月7日(土)
AM 11:00〜PM 7:00
(11/1(日)・11/3(火・祝)・最終日11/7(土)はAM 11:00〜PM 5:00)
11月2日(月)休み
作家在廊 AM 11:00〜PM 3:00(詳細はお問い合わせ下さい)

ワイアートギャラリーで10回目の開催となる陶造形作家 可南さんの個展。
今回のつちびと制作のテーマは、祈りです。
世界中に拡がったコロナ感染症と戦う為にも、生きる者すべてが傷つけることなく、
互いがいのちを大切にしていきるために、日々心の中で祈るをテーマに、
祈る姿の子供、大人、老人、動物たちを多く創作しました。
しばし、作品に向き合っていると、心がほんのりあたたまってくる感じがします。


こちらから出展作品をご覧いただけます。LinkIcon
(出展作品公開は、展覧会初日10月27日(火)15:00からとなります。)

6b「ひとひら(子供)」 幅29×奥行20×高さ9㎝ ¥79,200(税込).JPG

「ひとひら(子供)」 

幅29×奥行20×高さ9cm

命のひとひら…
散らさぬように
忘れぬように

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蒼穹のかなた
小泉孝司 展

晴れた空や海の鮮やかな青に包まれて思う、広大な宇宙を。
私たちはなぜ此処にいるのか。宇宙の遥かな未来は、行く末は。

10月13日〜10月24日
11:00〜19:00 (最終日は17:00迄)10/18(日)・19(月)休廊


作家は油彩画で鮮やかな光に満ちた晴れやかな空や雲、海や河を描いています。
これらは自然の風景や情景を描こうとしたのではなく、
それらが与えてくれる純粋な心の喜びやもろもろの思考の楽しさを表現するためです。
時計仕掛けの雲や、蒼穹のかなたから空を漂い部屋に入ってきた雲など、
心がほどける作品をご覧願います。

(油彩14点のほか・墨や棒絵の具、彩墨で描いた作品、鉛筆画、色鉛筆画などあわせて22点)

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第16回 関西書票倶楽部書票展

2020年10月6日(火)〜10月11日(日)
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

関西在住の作家22人による書票作品展。
技法は、板目木版、木口木版、銅版、篆刻、など多岐にわたります。

書票とは、本の見返し部分に貼って、その本の所有者を明らかにする小紙片でラテン語でエクスリブリス・Exlibrisです。小さな紙に描かれたさまざまな絵画は紙の宝石と言われています。

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遠国(おんごく)のしるべ
オーガフミヒロ・林千絵展

2020.9.22(火祝)-10.3(土)

11時〜19時 

祝日と最終日は17時まで
9/27(日)・28(月)休廊


遠き国の物事に心を通わせ、
互いに夢と現実のはざまに思い浮かぶ記憶をたぐりよせて作品を制作しました。
作品からは自然・人間・動物たちの多様性と普遍性とともに
時代を飛び越えた問いかけが聞こえてきます。
おふたりの作品が響きあう世界をご高覧願います。

Y art gallery online Shopでも
作品をご紹介しています。

オーガフミヒロさんLinkIcon

林千絵さんLinkIcon

謝敷展2020バナー.jpg

肉体とフィラメント、共生のリズム
謝敷 ゆうり展

9/8(火)〜9/19(土)
11時〜19時
最終日は17時迄
日・月休廊

銅版画の質感に魅了されエッチングで制作を続けている謝敷ゆうり。
肉体の造形的な解体と再生、展開を繰り返す事によって新たな美しさを模索している。
無数のパーツのうねりと配置がリズムを刻むように、自身が心地よく感じる流線と
形を求めて無数の線を引き続ける。
このたびはエッチング作品の他、近年取組んでいるドローイング作品も出品。

(銅版画作品紹介は画像をクリック)

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アジアの光と風
重藤 裕子 ・ 庄 漫 銅版画展

8/27(木)〜9/5(土)
11時〜19時
最終日は17時迄
日・月休廊

銅版画でアジア各地の自然の表情を表現する、ふたりの女性作家の作品展を行います。
重藤裕子さんは広島大学で生物科学を学び、立教大学大学院で理学研究を専攻し、植物の形態や細胞分裂の研究をしました。またアジアの移住者・難民の相談を受けたり、カンボジアの寺子屋支援をしていた時、たびたび現地を訪問したことが、アジアの風景や人物を描くことにつながりました。2005年よりエッチングとドライポイント技法による銅版画を制作し各地で発表をしています。
庄漫さんは、中国・上海生まれ、2006年文化学園大学造形学部卒業後、銅版画作品を韓国、イタリア、中国などの海外の版画美術展に出品しています。中国や日本の自然の変化を銅版画の技法メゾチントにより表現し、水墨画のような世界を追求しています。
ふたりの作品からアジアの光と風、文化の香りが伝わってきます。

詳しくはこちらLinkIcon

いま 芽生えのとき52×90cm2020油性木版(凹凸版)コラージュ.jpg

透きとおる 3
高橋亜弓 展

2020.7.28(火)〜8.8(土)
11時-19時(最終日は17:00迄)
8.2(日)・8.3(月)休廊


高橋亜弓さんが描く、みずみずしい色彩で描かれ
透明感に包まれた生きものたち。
みんな、孤独ではなく奪い合うものも有りません。
油性木版による凹凸版刷りを駆使し
複雑な木目の効果を出しています。
作家は祈りに似た気持ちで線を引き、
色を重ねる手で祈る。
今、自分の在るこの世界に、
私だけの神のような
かたちを描こうとしています。

作品紹介LinkIcon

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東北芸術工科大学で版画を研鑽し
いま活躍している精鋭の作家たち

第2回ピュシス ウエスト 6人展
萌えいづる版画家たち

2020.6.23|火|-7.11|土|
11:00-19:00 (最終日は17:00迄)
(日)・(月) 休廊

自然を意味するギリシャ語「ピュシス」を展覧会名にし、
自然豊かな山形市にある東北芸術工科大学で版画を研鑽し、
いま、活躍している精鋭の作家の新作を中心に展示します。
作家たちは山形や新潟、茨城、北海道広尾郡に居住し、
その地の風土を感じながら、
独創力溢れる作品を制作しています。
ご高覧願います。

【出展作家
大森 弘之 齋藤 僚太 佐藤 妙子 
櫻井 萌香 下山 明花 西村 沙由里 


大森弘之A-whisper-of-waterweb.jpg

大森 弘之 Hiroyuki Omori
メゾチント

y art online shopでも作品をご紹介しています
詳しくはこちらLinkIcon



齋藤僚太春の憧憬web.jpg

齋藤 僚太 Ryota Saito
木口木版画

y art online shopでも作品をご紹介しています
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佐藤妙子_温かな水web.jpg

佐藤 妙子 Taeko Sato
エッチング、アクアチント

y art online shopでも作品をご紹介しています
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櫻井 萌香screamweb.jpg

櫻井 萌香 Moka Sakurai
エッチング、アクアチント

(ピュシス ウエスト展 初出展)



下山明花 海底の子web.jpg

下山 明花 Asuka Shimoyama
油性木版 水性木版

(ピュシス ウエスト展 初出展)



西村沙由里「狛渦」web.jpg

西村 沙由里 Sayuri Nishimura
エッチング、アクアチント


y art online shopでも作品をご紹介しています
詳しくはこちらLinkIcon

松岡惠子展DM作品面.jpg

無明 ワタリガニに見られている
松岡惠子 版画作品展


2020年 6月9日(火)-20日(土)
11:00-19:00 (最終日は17:00迄)
6月14日(日)・6月15日(月) 休廊
作家在廊予定 6/13

松岡惠子さんの「目の中の世界」シリーズは2017年山本鼎版画大賞展で大賞を受賞。
また、同年の高知国際トリエンナーレや日本版画協会展で賞候補となり注目された。
その後もザリガニやヤドカリ、バッタなどの甲殻類や昆虫を巨大化し、画面からはみ出すような
迫力のある構図で描いている。特に肥大化した目は、レンズのようにこの世界を映している。
彼らには、無明のなかをさまよう人類の姿が見えるのではないか。
鑑賞者の心をえぐる作品だ。



『カニの世界ーb』 14x21, 2020.  ed.no1/25.jpg

新作『カニの世界ーb』
14×21cm 2020年  ed.no1/25
アクアチント、シルクスクリーン、
エッチング
(特注手漉き藤色雁皮紙)


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『目の中の世界ーⅠ ミノカサゴ』
50×50cm
アクアチント、エッチング
雁皮紙


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『目の中の世界ーバッタC2』
 90×60cm
アクアチント、シルクスクリーン、
エッチング、シンコレ(眼の部分)
雁皮紙

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覚 醒
坂東 壯一 腐蝕銅版画選集展

新型コロナウイルス感染拡大の状況が予測できませんので、
坂東壯一展は店舗営業はせず、webでの開催といたします。

開催期間 5/8(金)より5/23(土)(日・月 定休)

展覧会ページは以下のリンクよりご覧いただけます

LinkIcon展覧会ページはこちらをクリック

もしくは下記画像をクリックして下さい


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坂東さんの銅版画は美しい。
微細な線刻のみで描かれる物体から発する光の粒子と影が、観るものの脳内に焼き付く。
このたびは50年近い銅版画制作より、
心に残る題材を纏めた選集 『MEMENTO MORI』を12部限定で新出版。
『ポー奇譚集』の挿画だけを集めた銅版画集、
『江戸川乱歩自薦短編集』の挿画などを企画販売。
きらめく宝石のような小品の腐蝕銅版画をお楽しみください。

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幻の美をもとめて

アルフォンス イノウエ 多賀 新 林 由紀子 堀 晃 他

新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言をうけ、
お客様および従業員の健康と安全のため
4/7より当面の間、店舗営業を休止

2020/4/7より5/6までweb販売のみ開催

心うごかされるアートはその描かれた時代を超えて永遠の美として存在する。
そんなアートを見ていただきたい。

出展作品をウェブでご覧頂けます。
この時期に直面し、
作品のすばらしさを伝えたい、との一心で作成しました。
ご高覧お願いします。

(作家名クリックで出展作品ページへジャンプします)

アルフォンス イノウエさんLinkIcon

多賀 新さんLinkIcon

林 由紀子さんLinkIcon

堀 晃さんLinkIcon

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日々のとなりに

モノクロームのひかり 
豊田 泰弘 油彩画展

2020.3.17|火|-4.4|土|
好評につき、会期を4月4日土曜日(17時)
まで延長

11:00-19:00 (最終日は17:00迄)  
29(日)・30(月) 休廊

全作品の画像と作品データを発表しております。
こちらからどうぞご高覧願います。LinkIcon

通販でもお求めいただけます。
info@yart-gallery.co.jpまで
お気軽にお問い合わせください。

2009年、ワイアートでの第1回展より今年で10回の開催を重ねる油彩画展は
作家の着実な実りを如実に現す内容になりました。
日々のなかでふと目にしたものを独特の感性により再構成し、
全ての作品にサンドマチエールを下地に使い、
光の粒子を重ねるように描いています。

今回はやわらかな光の射す春の時間を、
セピアやグレー、チャコール、ブラック、ホワイトなど、
限定した色使いで表現した、
懐かしくこころ暖まるような油彩画の新作を中心に展示しました。

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絶望する自由 - 小池 結衣 銅版画展

2020.3.3(火)-14(土)
11:00-19:00
(最終日は17:00迄)
3/8(日)・9(月)休廊

「悲しむな」という言葉は、
場合によっては
その悲しみに対する
過小評価でしかありません。
人の悲しみの深さは、
本人以外にわかるものでしょうか。
人は、悲しい時には、
悲しむ権利があるはずです。
絶望する自由。
頭木弘樹さんの編著書「絶望名言」の
言葉とともに、
この展の銅版画をご覧ください。
             小池結衣


この企画は、小池結衣さんがNHK ラジオ深夜便の「絶望名言」というコーナーを再現した書籍を
読まれた事から始まりました。(制作は頭木弘樹さんと深夜便制作班。2015年12月から現在放送
継続中) 文学者の絶望名言を追体験し、作家は自身の絶望感を現した作品を見つめ直し企画展
としました。

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失恋したときには失恋ソングが心にしみるように、
絶望したときには絶望の言葉が心にしみると思っています。
もちろん、言葉だけではありません。音楽、絵、あらゆる芸術は、
生きることが困難になったときのための「命綱」として存在すると思っています。
ここにまた、そうした命綱のひとつが現れてくれました。
小池結衣さんの銅版画に、私はとても深い感銘を受けました。

頭木 弘樹

文学紹介者、 翻訳家 編著書「絶望名言、絶望名言 2」他

Y art gallery online shopにて小池さんの作品を紹介しています。ご覧ください

小池結衣さん 作品掲載頁LinkIcon

絶望97×115mm.jpg

「絶望」
97×115mm メゾチント

無能、あらゆる点で、しかも完璧に。
(カフカ/日記)


からっぽ140×171mm.jpg

からっぽ」
140×171mm メゾチント

将来にむかって歩くことは、
ぼくにはできません。将来にむかって
つまづくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、
倒れたままでいることです。
(カフカ/フェリーツェへの手紙)


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「赦されない扉」
207×124mm メゾチント

絶望することができない者は、生きるに値しない。
(ゲーテ/詩 格言風に)


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「道の先」
96×95mm メゾチント

僕の場合はただぼんやりした不安である。
何か僕の将来に対する
ただぼんやりした不安である。
(芥川龍之介/友人に残した遺書)

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「穴」
205×125mm メゾチント
2020年 最新作

まったく人間というやつはなんという厄介な苦悩を
背負い込んでいかなければならないもんなんだろう!
(ドストエフスキー/創作ノート)



the Presence / 移ろいと虚ろい
野嶋 革 銅版画展

2020.2.18|火|-29|土|
11:00-19:00 (最終日は17:00迄)  2/23(日)・24(月)休廊
作家在廊日 2/18 22 29

作家は自然と向き合い、風景とは何かを突き詰め、対話してきました。
その場所に在り、身を取り巻く風景は移り変わり、やがて風景と同化し、
自分への意識は解かれていく。 虚ろいへの変化をご高覧ください。

野嶋 革 / Arata Nojima
1982年  滋賀県生まれ
2006年  京都市立芸術大学 美術学部 版画専攻 卒業
2008年  京都市立芸術大学大学院 美術研究科 版画専攻 修了
2013年  東京芸術大学大学院 美術研究科 版画専攻 修了
各地で個展、グループ展開催多数

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「the Replacement-陽はとけて」
100×65cm  アクアチント・メゾチント




異界旅行「月光狂逍遥」 
長野 順子 銅版画展

2月4日(火) ~2月15日(土)
11時-19時
祝日と最終日は17時まで
日月休廊

真冬の満月は煌々と世界を照らし、
痩せた木々は蒼白い小径に影を落としています。
凍った夜露はチラチラと瞬き、
まるで宇宙からこぼれ落ちた星屑のよう。
怖いほどの静寂が夜を満たしています。
くっきりと影を作り出すほど月の光は明るいのに、
月光に満たされた空間は昼間の生き物たちを
拒絶しているかのようです。
私は只独りこの星に取り残された最後の人類にさえ思えて来ます。
蒼白い空間が息を凝らして私を見つめています。
私の感覚は冴え、静寂の中の息吹きに耳を済ませ、
形を持たぬものたちに目を凝らします。
やがて私自身の音も形も失われて、
冷たい夜気に溶け込んでゆきます。
知らぬ間に私は、異界への切符を手渡されてしまったのかもしれません。

長野 順子

望月楼-2019-225mm×300mmエッチング、アクアチント.jpg

「望月楼」
225mm×300mmエッチング、アクアチント



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「ここに居る」
225×100mm エッチング、アクアチント

「没後900日 透視」 高松 ヨク 展

2020年1月21日(火)〜2月1日(土)
11:00-19:00 (最終日は17:00迄)日・月休廊

次回の個展にみずから「透視」と名付けたまま、高松ヨクさんは癌の終末医療を拒否した短い入院
で2017年6月22日に急逝されました。71才でした。
高松さんは学生時代、エルンストなどのシュールレアリスムの作家の作品に出会って影響を受け、意識の介在から解き放たれた夢の中からこそ本当の「現実」が出現することを信じ、現実に基づいた幻想、これを現す為に自分自身の独自な表現を見つけるのに膨大な時間を費やしてきました。
古典油彩技法やダヴィンチが用いたスフマート技法等を研究し色彩を薄く重ねる技法で、深く透明感のある表現をしています。
超絶技法ともいえる精緻な描写による静謐な作品は没後の数度の展覧会で評価の高まるばかりです。
このたびは、未発表の作品を含む20点余を展示いたします。


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「red sofa」30×45cm 
Acrylic on board
2002-2003



春がすみのような 裳裾にふれて 女神とともに出かけよう

春の女神 展 2020

出展作家(50音順)

アルフォンス・イノウエ
桑原 聖美
林 由紀子
坂東 壯一
松島 智里
宮崎 敬介

2020年1月8日(水)〜18日(土)

11時〜19時 最終日17時迄
休廊日 12日(日)、13日(月・祝)


いきものたちのほし
大亦 みゆき 陶展

2019年12月10日(火)〜21日(土)
11:00−19:00  日・月休廊
最終日は17:00まで

いきものたちが棲む星をテーマに、陶板、花器、小瓶、お皿など、陶で表現しました。
鮮やかな色彩に溢れる森の植物、ゆたかな自然のなかでくらす動物達のいのちの輝き。
森を散歩するようにお楽しみください。

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藍峯舎「猫町」出版記念 林 千絵 Art Chronicle 展

2019年11月29日(金)〜12月7日(土)
11時〜19時 (最終日は17時迄)
12/1日・12/2月 休廊
(作家在廊 11月30日土曜日)


今年11月にまず普及版が発刊された藍峯舎「猫町」は、萩原朔太郎が遺した
幻想小説「猫町」と、この小説に感銘を受けた江戸川乱歩が捧げた「随筆 猫町」
が含まれています。挿画には林 千絵さんの手彩色木口木版画17点が入ります。
これを機会に、林作品の成果を見つめる展を開きます


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猫町より 「窓辺」木口木版 110×100mm

11月30日(土)午後2時より ギャラリーにて
特別イベント
峯舎「猫町」の解説者中 相作 氏 講演会

江戸川乱歩の愛読者にむけての必聴の講演会です。詩人・萩原朔太郎の「猫町」をこよなく愛し、
機会あるごとに書いてきた江戸川乱歩 の随筆より摩訶不思議な猫ばかりの世界を解析します。

中 相作【なかしょうさく】
三重県名張市生まれ。乱歩研究家。『乱歩文献データブック』『江戸川乱歩執筆年譜』を編纂。
江戸川乱歩と小酒井不木の往復書簡からなる『子不語の夢』を監修。
2019年5月第19回本格ミステリ大賞(評論研究部門)受賞『乱歩謎解きクロニクル』

林 千絵 【はやし ちえ】
小説や詩など文学に触発された作品が多数あります。、また、現実と夢の狭間に浮かぶ遠い記憶を
たぐり寄せて作品にしています。 木口木版を中心に水彩画など2007年より制作発表。
東京、神戸、大阪を中心に個展、グループ展、美術館企画展などに多数参加しています。

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可南 つちびと展 祈りにも似て

2019年11月12日(火)〜23日(土)
11:00-19:00 
日曜日と最終日は17:00まで
月曜休廊

願えばかなうとは、もう思えない
だからこそ 手をあわせてしまうのだろう
飢えることなく、
傷つけられることなく、
誰も捨てられない世界――
大切な命を見送った後・・・
そんな途方もない願いが、ふいに 降りてきた
可南

霊性の人バナー.jpg

Spirituality 霊性のひと 坂上アキ子・真条彩華・豊永侑希 展

2019年10月29日(火)〜11月9日(土)
11:00-19:00 最終日は17:00まで
日・月休廊2019年9月より定休日が 日・月になりました)

身辺に流れる風や微かな香りに気づく
息づかいに心を澄まし、
すべてのいのちに意識をよせる 霊性のひとを描く
三人の創作びと

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ふたりのマニエリスト 建石修志・中嶋清八 展

2019年10月16日(水)〜26日(土)
11:00-19:00 祝日と最終日は17:00まで
日・月休廊2019年9月より定休日が 日・月になりました)
※10/20(日)・10/21(月)休廊


ふたりの比類のないマニエリストは、
幻想と現実、白日と暗黒をひらりと行き来する。


もうこんなの許せないわ.jpg

建石 修志/ Shuji Tateishi

在廊日 10/19(土) 
出展作品・油彩、鉛筆画


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中嶋 清八/ Seihachi Nakashima

在廊日 10/16(水) ・10/25(金)夕方~・26日(土) 
出展作品・人形、鉛筆画

光を放つ風景 田中 靜 個展  

2019年10月1日(火)〜12日(土)
11:00-19:00 最終日は17:00まで
日・月休廊 2019年9月より定休日が 日・月になりました)

田中 靜さんの描く風景は、草木や水、空など季節とともに眺め、
心に届いた想いをテーマにしています。
特徴のある、静かな風景画はテンペラ技法をもちいた油彩画との混合技法で描かれています。
春とともに樹木に柔らかい新芽がめばえ、下草は樹木よりいちはやく春を感じ、茂り、
緻密、繊細に描かれた草たちで湖畔の春めいている風景が静かに光を放っています。

春の訪れ.jpg
「春の訪れ」P8号

透きとおる 2
高橋 亜弓 展

2019年9月17日(火)〜28日(土)
開廊時間 11:00-19:00 (最終日は17:00迄)
日・月休廊
作家在廊日  9月17日(火) ・9月28日(土)

高橋亜弓さんの絵の中にいる生き物たちは、
みんな、孤独ではなく、語る為の言葉など必要なく、奪い合うものもありません。
透きとおる空間に住み、融け合っています。 
昨年の関西初個展は作品に共感して頂いた方との多くの出会いがありました。
そんな出会いの場に、今年もなることを願っています。

略歴
多摩美術大学版画科卒業 
在学中より木版の油性凹版を用いる。
現在は木版を中心にドローイング、立体作品を制作。
2011年より東京他のギャラリーで個展、グループ展を多数開催。
賞歴
東京装画賞入選
鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞展入選
飛騨高山現代木版ビエンナーレ入選
大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ入選
神奈川県在住

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「世界の天秤」
50×65 cm 油性木版 凹凸版 コラージュ

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第1回 ピュシス ウエスト 5人展
萌えいづる版画家たち

2019年9月3日(火)〜14日(土)
開廊時間 11:00-19:00 (最終日は17:00迄)
日・月休廊
(2019年9月より定休日が 日・月 に変更となります)

自然を意味するギリシャ語「ピュシス」を展覧会名に掲げ、
自然豊かな東北芸術工科大学で版画を研鑽し、活躍している
卒業生の企画巡回展がすでに8年間、8回続いております。
このたび、版画コースの教授・若月公平先生のワイアートでの
個展開催を機に、ピュシス展出展者より常々注目している
作家を選抜し、5人展を開催します。独創力溢れる作品から、
気鋭のアーティストを発見してください。

詳しくはこちらLinkIcon

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画家より文学に敬意をこめて

宮島亜紀の銅版画作品と蔵書票 展

2019.8.21(水) -9.1(日)
11:00〜19:00 (日曜は17:00まで) 月曜休

宮島亜紀さんは1998年より銅版画制作を始め、現在まで海外や国内の多くの版画展や蔵書票展で入選、受賞をしています。2010年より夏目漱石、夢野久作や他の文学作品を
銅版画創作のテーマにとりあげ制作を行っています。
文学ムック「たべるのがおそい」(書肆侃侃房 発刊)では創刊から多くの挿画を描いてきました。
注目されていた文学ムック「たべるのがおそい」は7号をもって終刊となりました。このたびは、同誌の表紙原画と挿画部メンバー8人の書籍装画や文学オマージュ作品等も同時に展示いたします。

同時開催 文学ムック「たべるのがおそい挿画展 in 大阪 」

当代を代表する執筆陣の小説、翻訳、短歌を収録し注目を集めてきた文学ムック「たべるのがおそい」。
(書肆侃侃房 発刊)
このたびは同誌の表紙原画とたべおそ挿画部メンバー8人の書籍装画や文学オマージュ作品を展示します。

たべおそ挿画部
宮島亜紀、ありかわりか、片岡好、小林小百合、
佐藤ゆかり、重藤裕子、寺澤智恵子、三紙シン

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バイロス・ウイーク

2019年8月13日(火)〜18日(日)
11:00-19:00 (最終日は17:00迄)

世界最高のEX Libris(蔵書票)作家といわれ、また19世紀末の耽美なエロスを
表現する作家として、ウィーンとミュンヘンで活躍したフランツ・フォン・バイロス侯爵
(1866-1924)の優美な作品を揃えました。しばし世紀末の世界に遊行ください。

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幻影の画家達
真夏の白昼夢 4人展

8月6日(火)-8月11日(日) 
11:00〜19:00 最終日は17:00迄

幻想画家4人の思い描く地図に無い場所を真夏の大阪に集結。
其々の表現する不思議な世界をご堪能ください。

出展作家
すけたけ はづき
ミヤケ千夏
山地 博子
佳嶋

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indigo 新田 華子 展

7月30日(火)-8月4日(日) 
11:00〜19:00 最終日は17:00迄

2010年から一番好きな藍色の階調を使い、海辺や海中に棲む生き物を描き始めた
新田華子さん。描き始めると、愛おしくてたまらないという気持ちが画面に溢れて
います。
このたびは、海に生きる生き物たちと人との関わりを軸に描いています。
油彩画 約20点を展示致します。

1972 大阪に生まれる
1995 大阪芸術大学 舞台芸術学科卒業
2002 Art School アトリエegg 開講

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第12回 多彩倶楽部水彩画展

7月23日(火)-28日(日) 
11:00〜19:00 
最終日は17:00迄

出展作家
伊藤純子 岩田俊男 國見良助 
田中博史 田村佳代子 藤田哲哉
松永昌子 生浦佳美 森島三男 山中伴子

千光士 誠 個展「妻の思い」

7月16日(火)-21日(日)
11:00〜19:00 
初日16日は12:00から
最終日は17:00迄
2017年、2018年に母を描き注目を集めた「母展」に続き、妻を描いた展覧会をこのたび開催。
表面的な事だけではなく、彼女の人生の喜び、悲しみ、希望を嘘を交えず描いた大作を展示。

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緑風と魅惑の絵画 7DAYS SALE
2019年6月29日(土) - 7月6日(土)

11:00-19:00 日曜と最終日は17:00まで
月曜休廊

緑風と夏至の陽光、いのちが輝き、 自然と街並が潤う
油彩やミクストメディア、版画、コラージュなど
多彩な技法の絵画でお楽しみください。

アルフォンス・イノウエ・片山 みやび・加藤 昌男・久保 貴之
駒井 哲郎・近藤 幸・齋藤 修・ 笹岡 茂彦・ジョルディ・イセルン
鈴木 亘彦・ 錢谷 嘉康・高松 ヨク・田部 光子・豊田泰弘・中佐藤 滋
沼尾 雅代・野嶋 革・林 千絵・林 由紀子・藤田有紀・星野 尚
安元 亮祐・山中 現 ほか

画家・能島芳史と陶芸・市川和美 展

2019.6.12(水)〜 6.23(日)

11時〜19時 日曜は17時迄
月曜休廊

油彩画家・能島芳史と陶芸作家・市川和美の作品展を行います。
15世紀、現在のベルギーとオランダにあたるフランドル地方で確立した
油画史上最も古くて美しい油彩の技法、フランドル技法を独自に発展させた
能島さんの作品は自家発光体のように内面から光り輝きます。
奇蹟のような作品群をご高覧下さい。
市川さんの花器や独特なかたちのオブジェなど、
時間をかけて楽しみながら創った作品は、
その色合いや陶の肌合いに見とれてしまいます。
陶額と油画のコラボ作品もお楽しみ下さい。


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能島 芳史 / Yoshifumi Nojima

在廊日6/12(水)・13(木)・14(金)
6/21(金)・22(土)・23(日)

1948年 富山市に生まれる
1971年 金沢美術工芸大学油絵専攻科卒業
1977年〜80年
ベルギー王立ゲント美術大学修復科でフランドル絵画技法を修得
当地の美術館にてボッシュ作「大洪水の祭壇画」「聖ヒエロニムス」等を模写
2009年 第19回富嶽ビエンナーレ展 大賞受賞(静岡県立美術館/静岡)
第1回青木繁記念大賞西日本美術展出品(石橋美術館/福岡)
2010年 特別展「ボッシュからの展開 能島芳史展」(朝日町立ふるさと美術館/富山)
2013年 能島芳史展-15世紀フランドル絵画からの展開-」(石川県立美術館/石川)
その他国内外美術館、画廊にて企画展多数開催  
富山県富山市在住 日本美術家連盟会員 富山大学非常勤講師

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市川 和美 / Kazumi Ichikawa

在廊日 6/12(水)・15(土)・16(日)
・19(水)・20(木)・21(金)

1976年 京都教育大学工芸科卒業 同 工芸専攻科入学
1978年 生駒に築窯 一風工房と名付ける
1981年 女流陶芸展 文部大臣賞受賞
1990年 新匠工芸展 新人賞受賞
1995年 伝統工芸近畿展 奈良県教育委員会教育長賞受賞 
全国各地の画廊、百貨店で個展、グループ展多数開催 

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二行日記・言葉の冒険
山田 喜代春 木版画展

2019年 5月29日(水)→6月9日(日)
11:00-19:00
(日曜日は午後5時迄 月曜休廊)
ワイアートギャラリー

日々のくらしを毎日書き留めておく。
それも二行で。
書き続けるには、この二行の定型が心地よい。
自分の価値観なんてあやふやなもの、
でも、この「あやふや」が心地よいのです。
落書きのような絵を添えています。
今回はそんな作品を出展します。

山田 喜代春

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若月公平 銅版画展
−息吹の在処−

2019.5.1(水)〜5.12(日)
11:00〜19:00
(5/1・5/2・5/35/45/5と最終日は17:00まで)
5/6月曜休廊

作家在廊 5/1・2・3・4・5・11・12 

5月3日(金・祝)14:00よりギャラリートーク

「孤の在処を考える」
制作を開始した頃から近年までの作品画像を投影しながら、
作品の説明やこれまであった幾つかのエピソードをお話します。


1歳から兵庫県尼崎で育ち20歳に東京の美大に入学。45歳で山形の
美術大学に赴任して18年。故郷、関西での初個展。
45年間、大阪・東京の大都会の喧騒の中で自然、地球、宇宙の時空に
潜む命の在り処を主題に制作してきましたが、18年前に生活の拠点が、
自然が豊かで厳しい山形に移り、生活環境そのものが制作テーマと合体し
現在の作品に至ります。孤は何処から来て、何処へ行くのか? 
銅版画特有の奥深い黒の世界の中でそれを探っています。
            若月 公平

略歴
1956年 埼玉県生まれ
1981年 武蔵野美術大学 実技専修科研究課程版画専修修了
1981年〜83年 同大学版画研究室副手 、1983年〜88年同大学版画研究室助手
2001年〜東北芸術工科大学芸術学部美術科 教員
受賞歴
1985年「第17回現代日本美術展」ブリヂストン美術館賞
第2回中華民国国際版画展」金賞
1997年「第22回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ」グランプリ 他

個展・1985年より東京、名古屋、秋田、山形,岡山、福島、新潟にて開催
現在・東北芸術工科大学 芸術学部美術科版画コース 教授
   日本版画協会会員 (理事)、版画学会会員(運営委員)


花喰い鳥
相場るい児・桑原聖美 展

2019年4月18日(木)〜28日(日)11時〜19時 
(日曜日は17時迄 月曜休廊)

生と死を問いかけるような陶人形や、唐子を模様に使った水滴や香合、花器や酒器など
いずれも奇妙でいながらユーモアのある姿を表現する異色の陶芸家・相場るい児。
日本画の画材と技法をもちいて洋の東西を問わず美の象徴の女神を描いて来た桑原聖美。
ふたりによる2回目の奇想と美のコラボレーション展を開催します。
春まだ浅い頃、芽吹き始めた花木に小鳥達がついばみに集まる。
桜が満開になる頃には多くの小鳥が集まり花々を喰いこぼすほどまき散らし、
樹下で酒宴の人たちを楽しませる。
こんな情景を桑原さんの絵画作品や掛け軸と
相場さんの酒器や水盤、陶箱等を組み合わせて展示します。 
相場さんの身につけるアート(帯留め、根付け、ペンダントなど)もお楽しみください。


相場るい児/Ruiji Aiba 
瀬戸市在住 1990年頃より陶の人形の制作を始め個展を多数開催。
妖しく生と死を問いかける陶人形制作から、
最近は水滴や香合、香炉、花器や酒器、根付や帯留などを
いずれも奇怪でいながら愛嬌のある姿で制作している。

桑原聖美/Satomi Kuwahara
名古屋市在住 日本美術家連盟会員
ファンデーションテイラー会員 パリ
東京、名古屋、大阪、パリなどの展覧会参加は
年間約10回日本画の画材、技法で
女神の肖像を永遠のテーマにしている。

季節の刻
本荘正彦 木版画展

2019年 4月3日(水)〜14日(日)
11:00〜19:00
(日曜日は 17:00迄 月曜休) 

作家在廊日 4月5日(金)・6日(土)14日(日)

本荘正彦さん ギャラリ−トーク
テーマ 私の木版画のめざすもの  
4月6日(土)14時より

江戸時代に隆盛を極めた浮世絵の技術「多色摺木版画」。
本荘正彦氏はその伝統の技を追求し、現代の感覚で意匠化した草花や
四季の風景を木版画で表現しています。
最大の特徴は、色のかさなりによる木版独特のやわらかい質感をだすため、
色版を15版以上各作品とも彫り、摺り重ねているところです。
色の微妙な重なりによる気品のある色彩構成は草花を描いた現代木版画では
他の追随を許しません。
このたびは四季の草花を描いた木版画作品約30点を展示いたします。

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「everlasting」

異界への扉
長野 順子 銅版画展

2019年 3月19日(火)〜31日(日)
11:00〜19:00
(日・祝は 17:00迄 月曜休) 

作家在廊日 3月23日(土)・3月24日(日)


滴るような緑、草いきれと甘い花の香、
ひらひらと舞う蝶を追い掛けるうちに、
見慣れぬ景色に迷い込む。
葉陰の折り重なるその奥にひそむ異界への扉。
蜘蛛の巣に残された昨夜の露は草むらの星屑。
目に写るものすべてが美しい物語の欠片。

Junko Nagano


20年を越える長野さんの銅版画制作。作品は、植物をはじめ多様な生きものたちの生命力が
ますます美しく輝き、卓抜した描写力による幻想的な世界は、異界への扉を優しく開いてくれる。

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「美喰倶楽部」

エッチング・アクアチント
2019年 300×225mm


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「花園のあやかし」

エッチング・アクアチント
2018年 250×210mm


白光をもとめて
小池 結衣  メゾチント 展

2019年 3月5日(火)〜17日(日)
11:00〜19:00(日曜日は17:00迄 月曜休)
作家在廊日 3月5日(火)・10日(日)・17日(日)

黒い画面を白く抜くメゾチントは、光を描いていることだと作家は考えている。
闇を切り開いて心のうちを表現するメゾチント作品を、この10年間で200点余
創作している。女性の孤独や幻想などを、柔らかい黒の色調で表し、物語を
紡いでいく。

小池 結衣 Yui Koike
京都府京都市生まれ 京都市立銅駝美術工芸高等学校 日本画科卒業  1998 年 油彩画を始める。
2008 年 銅版画を始め、メゾチント技法に絞る。 前川 秀治氏 河崎 ひろみ氏に師事する。   
神戸、京都、大阪,東京で個展やグループ展を多数開催している。

見ていなかった2018年148x177mm.jpg

「見ていなかった」
148×177mm



庭2018年155x130mm.jpg

「庭」
155×130mm


多賀 新
メタモルフォーシス 展

江戸川乱歩文庫本全集と河野多惠子全集より
銅版画40点と鉛筆画

2019.2.19(火)-3.3(日)
11:00-19:00
日曜は17時迄 月曜休

作家在廊日 
2/23,2/24

多賀 新は、江戸川乱歩文庫本全集30冊(春陽堂版)のカバー表紙画の銅版画作品と大阪生まれの小説家、河野多恵子全集10巻の銅版画による挿画によって、ふたりの作家の世界を見事、鮮やかに描き出した。
多賀 新の描く世界はメタモルフォーシス変身(ギリシャ語)、作家の夢想の世界に住む,動物や鳥などが植物たちとともに人間と絡み合い、交流し、あらゆる生物に霊が宿り、変身をとげる。銅版画の緻密な線と不思議な世界の表現は、魅惑に充ちている。さらに繊細な鉛筆画作品もこのたびは出展する。出展数40点余

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「薔薇の雫」
1994年 24.5×18cm
河野多惠子全集 装画

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「愛哀」
エッチング・アクアチント
26.5×22cm
江戸川乱歩文庫本全集 装画



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「幽玄の翼」
鉛筆画
48×27cm


静謐な花の時間
沼尾雅代 油彩画展

2019.2.5(火)-2.17(日)
11:00-19:00
日曜は17時迄 月曜休

画歴40年になる作家は、無限の宇宙をあらわす漆黒の背景のなかで、
静かに生きる花たちの命の輝きを見つめ、描いてきました。
季節とともに成長する花たちと対峙する時間を大切にして描いた花のみの個展、
2004年から今展で10回目になるワイアートギャラリーでの個展を記念して
過去の作品も展示します。

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沼尾雅代(Masayo Numao) 画歴
1973年
関西女子美術短期大学卒業
1983年
フランス ニース・フェスティバル国際美術大賞展
フランス国際美術親善賞 エールフランス作品収蔵
1984年
第10回日仏現代美術展出品(同’86、’87年)
1990年
第16回日仏現代美術展 ビブリオテック・デ・ザール賞
第19回現代洋画精鋭選抜展 銅賞
1994年
第20回日仏現代美術展 ビブリオテック・デ・ザール賞 クリティック賞
1998年
加西「花の美術大賞展」根日女賞(同’00年)
2000年
神戸阪急 美術画廊にて個展 (同’01,02年)
2003年
心斎橋大丸にて個展
2004年より大阪梅田 ワイアートギャリーにて個展
2005年
神戸大丸 美術画廊にて個展
2007年
高槻松坂屋 美術画廊 2008年も開催
2011年より京阪百貨店守口店 美術画廊 にて個展開催 

あかつきにかたる

坂上 アキ子 個展

2019年 1月22日(火)~2月3日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)
月曜休

滑らかに光り輝く糸を織る古代の女神たち。
豊穣な文化にいろどられた地球の母なる美しき神話の女神を描く。

鉛筆による精緻な描写で物語の女性像を描いて来た坂上アキ子さんの作品が注目
を浴びたのは2007年のIFAA(国際幻想芸術協会)の東京展でした。以後10年余、
表現技法を鉛筆にしぼり発表を続けています。1Fから10Bまでの濃淡、硬軟の
鉛筆を使い分け、陰翳を付けるだけでなく、陰を彫り込んでいくような感覚で
描いています。このたびは日本の神話をテーマにしています。
女神イザナミやアマテラスをモチーフにし、糸を織り、さまざまな生き物や植物にひかりを
与える女神を美しく描きました。黄泉の国に於いても、静かに命を見つめる姿は
作家の記紀の読み方を表しています。今迄には無い鉛筆画による静謐な女性像を
ご覧願います。
詳しくはこちら

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「黄泉の女」 220×290mm 鉛筆

「えん」− 三人展 –
上田 聖子・笹倉 由紀子・松尾 淳子 + 金 澄子

2019年 1月15日(火)~1月20日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)

具体美術協会の創立メンバー作家嶋本昭三氏に教えを受けた金澄子が開催している現代美術絵画教室の精鋭とともに、色彩豊かな抽象画を約40点を出展する

冬の輝き −白鳥−
金尾 恵子 禅定 正世 展

2019年 1月8日(火)~1月13日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)

金尾恵子さんは30年にわたり、鳥や動物を実際に丁寧に観察して描いてきました。
最初はそれらの生態を正確に表現することから始め、身近な鳥や魚、昆虫や動物から世界の稀少動物・ナキウサギ・ヤマネ・カワウソなどにも及び、動物画の分野では日本を代表する作家の一人として評価されています。ともに地球上に生息する、鳥や動物たちが陽のひかりや土壌、風や雨などの自然が変化している中で、彼らの家族や仲間たちのくらしはきびしくなっていないのかと心配し、琵琶湖に飛来するコハクチョウを数年にわたり観察しペン画として描いてきました。(コハクチョウは北極に近いシベリアで7月ごろに生まれ、10月になると親鳥とともに約4,000kmの距離を日本に渡ってきます。)地球にわずかしか生息していないいきものたちに出会うことで、いま身近にいるいきものたちも人間が自然を壊してしまえばいなくなってしまう。これらのいきものたちの命の息吹きを伝えたい。今展はいままで作品を発表してきた科学よみものや絵本では伝えきれないいきものの姿を愛情をこめて絵画作品として発表します。その絵に禅定正世さんの生きる勇気を与えてくれる優しい詩を添えて展示します。

金尾 恵子 (かなお けいこ) 略歴
大阪生まれ、大阪市立夕陽丘女子専修校意匠図案科卒業
1970年頃より幼年雑誌、科学読み物誌や絵本に動物や鳥の絵を多数描く。
課題図書として選定されてきた書籍多数。
毎日出版文化賞受賞など日本における代表的な動物画家の一人である。

主な出版 
小学館/「せかいのどうぶつ」 文研学習図鑑/「鳥 くらしとなかま」
文研出版/「セキレイの歌」「ミツバチの家族は50000びき」「ふくろうのあずけもの」
「海辺にすむ生き物のひみつ」「大きなはさみのなぞ」(毎日出版文化賞受賞作品) 「森のスケーター ヤマネ」
福音館書店/「福音館書店 こどものとも「となりのなかよし」ほか 7冊 
かがくのとも「どうぶつのて」ほか7冊
「らいおん いしがめ いもり」「きたのもりの シマリスくん」「やどがりくんのうちさがし」
BL出版社 /「花の谷のナキウサギ」
フレーベル館/河合雅雄の動物記」第2巻~7巻まで6冊
第3巻の「大草原のウサギとネコの物語」で 第49回産経児童出版文化賞
2巻 カワウソ流氷の旅 3巻大草原のウサギとネコの物語
4巻 3羽の子ガラス 5巻 森のイノシシ王ダイバン
6巻 北極をかけるトナカイ 7巻 子ゾウ・ロッドの冒険

禅定 正世 (ぜんじょう まさよ)  略歴
福井県生まれ、1968年より自宅で子供文庫を開く。
以降、地域文庫活動、公共図書館設立運動を行う。
1980年より「お話の語り手養成講座」の講師。
絵本による街づくりの会理事 著書多数


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「ラブリング 向き合う時、始まる...」
ペン・色鉛筆

Are you there? I’m here.
高松 ヨク 展

2018年 12月18日(火)~12月26日(水)
11:00~19:00(日・祝と最終日は17:00迄)
月曜休廊

次回の個展にみずから「透視」と名付けたまま、高松ヨクさんは終末医療を拒否した短い入院で
2017年6月22日に急逝されました。
高松さんは学生時代、エルンストやゾイネンシュタインなどのシュールレアリスムの作家の作品
に出会って影響をうけ、意識の介在から解き放たれた夢の中からこそ本当の「現実」が出現する
ことを信じて描いて来ました。 現実に基づいた幻想、これを現す為に自分自身の独自な表現を
見つけるのに多大な時間を費やしました。
不条理な世界、事物のありえない組み合わせなどをあくまでも具象的に描くため、アクリル絵具
を使って古典油彩技法やダヴィンチが用いたスフマート技法(イタリア語: Sfumato)などを研究
しました。透明な色彩を薄く重ねる技法で、深く透明感のある表現をしています。
2010年に制作の拠点を東京から京都に移し、面相筆による超絶技法ともいえる精緻な描写による
静謐な美しい画面を作り上げて来ました。
このたびは、未発表の作品を含む32点を展示いたします。ご高覧ください。


高松 ヨク/ Yoku Takamatsu
1945年生まれ
アクリル水性顔料の画材 Dr.Ph.Martin’s Pigment に未知の可能性を求め、リキテックス等、
他の画材と併用しながら現在の細密絵画制作に至る。

1945年 北海道旭川出身
1967年 桑沢デザイン研究所卒 後デザイン科助手
1973年 広告会社勤務の後フリーデザイナー
1997年 美蕾樹 個展[東京]
2005年 椿画廊 個展[東京]
2008年 椿画廊 個展[東京]
2010年 京都移住 画業に専念
2013年 ギャラリー オル・テール 個展[東京]
2014年 歩歩琳堂 個展[神戸]
2015年 椿画廊 個展[東京]
2015年 ワイアートギャラリー 個展[大阪]
2017年 伊豫田 晃一 高松 ヨク 二人展
ワイアートギャラリー[大阪]   
2017年 6月 逝去
2017年 12月 ワイアートギャラリー個展[大阪]
2018年 みうらじろうギャラリー 個展[東京]
2018年 ワイアートギャラリー 個展[大阪]

他グループ展多数[海外含む]

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「黄昏のカフェ」
30×30cm
Acrylic on board



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「タイトロープ」
22.5×30cm
Acrylic on board

y art gallery 企画展

好ましい夢の空間
安元 亮祐 展

2018.12.4|火|-12.16|日|
11:00-19:00
日曜日と祝日は17:00まで 
月曜休廊
作家在廊日 12月8日・9日


安元亮祐さんは夢の世界を
伸びやかに散策しながら描いています。
街も人も犬たちも、
あたりの光や空気と融合しあい、
永遠の時間が甦えるようです。

本展では窓や扉のように板をくり抜き、
コラージュなどを使った独特な立体感と
質感のある壁掛けペインティング作品や
軽やかに光を透して、静かな詩情を
伝えるガラス絵などを展示します。

安元亮祐(1954年兵庫県姫路市生まれ 現在・茨城県在住)
■授賞
1988年安田火災美術財団奨励賞受賞、1989年セントラル美術館油絵大賞展・佳作賞受賞、
1992年安井賞展出品、第27回昭和会展 昭和会賞 他
■個展
不忍画廊(東京)画廊香月(現ギャラリーモリタ(福岡)、日動画廊(東京)昭和会賞受賞記念展、 
BunkamuraGallery(東京)、ギャラリー・サンセリテ(豊橋)、ワイアートギャラリー(大阪)他
■パブリックコレクション
 安田火災東郷青児美術館、笠間日動美術館、福岡女子商業高校、豊田市 他

安元亮祐展中面左.jpg


安元亮祐展中面右.jpg


ばらめいろ
林 由紀子展

2018.11.20|火|-12.2|日|
11:00-19:00
日曜日と祝日は17:00まで 
月曜休廊
作家在廊日 11月20日火曜日午後より


林 由紀子さんは1958年東京生まれ、銅版画家坂東壯一氏に師事し、36歳から
銅版画では最も古い技法、15世紀ごろにヨーロッパで確立した
「エングレーヴィング技法」を始めました。
日本では制作する人の極端に少ないエングレーヴィング技法は、銅版のうえを
ビュランという固い刃で線を彫り、そこにインクをつめて摺る銅版画です。
優美な線で描かれる清らかなロマンティシズムは多くの愛好家を魅了しています。

林 由紀子さんのビュランを使った銅版画のシャープな線の美しさは
日本の現存する銅版画作家の中でもいちにと評価されています。
2010年銅版画作品集を発刊、各国の神話などに題材を得た作品を制作し、
各地で個展を開催しています。

このたびは ばらめいろ(薔薇迷路)と題し、作家が従来より取材やスケッチを重ね
描き続けている薔薇の花を可憐な乙女たちとともに描いた銅版画や、水彩、鉛筆画
めずらしい油彩画等も展示いたします。


可南 つちびと展
土の中から、みつけた光

2018.11.6|火|-11.18|日|
11:00-19:00
日曜日は17:00まで 
月曜休廊

創作のテーマは、命の尊さ、平和の大切さ。
そして試練を乗り越える人々が持つ強さと優しさ。
「人は幸せになるために生まれてくるはず」と思う作家の希望を詠う。
大きくて重く、ともすれば薄っぺらになってしまうテーマを
祈りとともに制作します。 
あくまでもさりげなく、おだやかに。
しばし、作品に向き合っていると心がほんのりあたたまってくると、
個展のたびに多くの方の感想が寄せられています。



y art gallery 企画展

Figures
謝敷ゆうり銅版画 展

2018.10.24|wed|-11.4|sun|
11:00-19:00
日曜日は17:00まで 
月曜休廊

冷静な視線から篤き肉体を創造、
解体された身体のもつエロティシズムを
幻想的に表現する

作家の銅版画の技法であるエッチングで製版した後、
紙に刷り取る。
描写した線がそのまま版に反映されるので、手描き
の生々しさと銅版画独特の風合いが混じりあう。
解体される肉体を構成する無数のパーツのうねりと
配置、線の流れと集積がリズムを刻むように
意識して制作していると作家は言う。
謝敷 ゆうりの新作はさらに解体から再生をたどり、
篤き美しき肉体が起立する。



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「徒花」 50×38cm
エッチング、 雁皮刷り
2018年
E.D.: 30

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「律」
39.8×60cm
エッチング、 雁皮刷り
E.D.: 30


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「La Danse Macabre」
25×15.2 cm
エッチング、 雁皮刷りE.D.: 30

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ノスタルジー
木村 龍 菊地 拓史 中嶋 清八 山吉 由利子 展

2018.10.10|水|-21|日|
11:00-19:00
日曜日は17:00まで 
月曜休廊

過去に想いを寄せ、時の流れを沈着に見つめる、4 人の誇り高きArtistの
驚異の作品たちをご紹介します。

Nostalgie 沈黙と平穏と夢と幸運との / 空しく永遠で束の間の幻影を
(フランスの詩人アンリ・ド・レニエ (1864-1936)の詩の一節)

招 魂 日本画で描く
真条 彩華 展

2018年 9月25日(火)〜10月7日(日)
11:00-19:00 日曜は17:00迄
月曜休廊

作家在廊日 9/28(土)・29(日)

同じ憂き世を厭ひし花鳥の情をわきまえらん友を恋しく思う。
西行法師が高野山で詠んだものですが、
死する友の魂を招きかえし現世での奇蹟を幻想するという
逸話から閃いたテーマを取り上げました。
新作の紙本墨画、絹本着彩画他を出展致します。

詳しくはこちらLinkIcon

イメージの永劫回帰Ⅱ 『刻線の幻影』
三塩 佳晴 Exhibition

2018年 9月12日(水)〜22日(土)
11:00-19:00 会期中無休
9/16(日)9/17(月祝)最終日9/22(土)は17:00まで

作家在廊日 9/15(土)・16(日)・17(月祝)・22(土)

新境地を目指す 新作の彩色木口木版画やドローイング  
銅版画、切り絵、骨オブジェや木彫などの立体作品を出展
2016年のイメージの永劫回帰展をさらに突き詰め、三塩芸術の魂に触れる。

刻む。彫る。 太古の時代から人は硬い物質に何かを刻み始めた。
鋼を手にする事で刻む技術は、その精神をさらに深遠なる世界へと昇華させる。
瞬時にあらゆるものを視覚化できる現代において、ビュランで木口面に彫り込む
ことで成立する木口木版画は本能的な感覚の覚醒であり、素材と宇宙の融合を
確かに実感できる表現である。
10cm程度の硬くしまった黄楊や椿の木口。その50年〜100年かけて成長した
年輪は、もの言わぬ孤独な歳月の結晶そのものだ。そこに見える森羅万象という
宇宙を、速く、鋭く、幻影を逃がさぬよう刻み描きたいと願っている。 三塩 佳晴

透きとおる 
高橋 亜弓 展  

木版(油性凹凸版・コラージュ他)とドローイング

2018年8月28日(火)〜9月9日(日) 終了いたしました
11時〜19時 日曜は17時まで
月曜日休
関西で初めて高橋亜弓さんの個展を開催します。

詳しくはこちらLinkIcon

LINIEN und FARBEN - 線と色彩 -
西川 左希子 展

2018年 8月21日(火)~26日(日)終了いたしました
AM11:00~PM7:00(最終日日曜はPM5時まで)
旅先で出会った古い街並み、朽ちかけた壁、
忘れ去られた廃墟。。。
時が刻む遠い記憶を一本一本の線に変えて表現してみました。
リトアニア、ラトヴィア、エストニア、イタリア(他)の風景を中心に、ペン画淡彩40点余、
花や野鳥などの小品も出展いたします。 西川 左希子

Mariko Yoshimura works
吉村 真理子 展

2018年 8月11日(土祝)~19日(日)終了しました
AM11:00~PM7:00(祝日、日曜はPM5時まで)
8/11(土祝)・12(日)19(日)はPM5時まで

エッチング・ドローイングクロッキーパステル画等を展示

大城むつ美のガラス彫刻と
大湾美枝子の染色 展

2018年 7月31日(火)〜8月9日(木)終了しました
11:00-19:00 月曜休
日曜と最終日は17:00まで

大城むつ美さんは、沖縄県八重山諸島の鳩間島生まれ。ガラス工芸を大阪ではじめて25年。
主に外被せガラスを使い、サンドブラスト技法で深さや色合い、墨絵のようなぼかし効果をも
表現して独自な文様の作品を創作しています。 
大湾美枝子さんは、沖縄県八重瀬町生まれ。
1980年首里の紅型工房に入り修行。その後自身の工房「ミュウ」を始め麻や芭蕉布に
清新なデザインを描き染色。種々の作品を創作しています。

第11回 多彩倶楽部水彩画展

2018年 7月24日(火)~29日(日)終了しました
11:00~19:00(最終日は17時まで)

出展作家
池田徳宏 伊藤純子 岩田俊男 國見良助 
田中博史 田村佳代子 藤田哲哉
松永昌子 生浦佳美 森島三男 山中伴子

たくみ工房 精鋭切子四人展

高橋太久美 西眞り子 西村めぐみ 安田公子

2018年 7月17日(火) 〜 22日(日)終了しました
11:00〜19:00 最終日は17:00迄 

硬質で繊細なガラスに正確な文様と鋭利で精巧なカットの美しさ。
薩摩切子を復元した技術を駆使し新しい未来を追求するたくみ工房
高橋太久美とその精鋭たちの鋭い感性と技の美をご高覧ください。

古民家よりのメッセージ
隅野 尚人 展

2018.7.10 tue-15 sun  11:00〜19:00
日曜日は17:00まで    終了しました

隅野尚人さんは1943年大阪生まれ、1966年金沢市立美術工芸大学卒業。
勤務のかたわら同好の友人とともに各地の民家を訪ねる週末の旅を続けてきた。
京都や奈良からはじまり山陰や能登、木曽や四国の吉野川や祖谷など各地を廻った。
1980年末頃までは重要文化財に選ばれていた民家も人が住んでいて、その土地ならではの建物と生活があった。スケッチを続けていたが、民家を描くのには木版画が似合うと思い、独学で彫りと摺りを研鑽する。
自然とともに息づく、歳月を経た民家の生きた佇まいとその土地ならではの生活の匂いや古い村のたたずまいや町並みを描いた木版画を主に創作している。
2002年より各地のギャラリーで発表を続けており、現在は日本板画院同人、日本書票協会会員、関西書票倶楽部会員、木版画集団「標」会員、守口ばれんの会会員として活躍を続けている。
2002年から現在迄の木版画による古民家作品を振り返り、
日本板画院での受賞作品を含む約50点余を出品。

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モノクロームのイコノロジー
今林 明子 ・ 坂上 アキ子 ・ 藤田 典子 展

2018.6.26tue-7.8sun  11:00〜19:00 終了しました
日曜日は17:00まで 月曜日休廊

現代の文化や世界観などの意味をそれぞれが、単色または白黒で表現する作品により解明しようとしている。制作技法の独自性のみならず、鮮やかな美を放つ独自な30点余の作品を展示する。

詳しくはこちらLinkIcon

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ベリーの森と天文台のある街
大亦みゆき 陶の絵展

2018.6.12(火)〜6.24(日)終了しました
日曜は17時まで
11時〜19時
月曜休廊

『天文台のある街』
ここはベリーのなる森にほど近い街。
小高い丘を上ると出会うのは
小さな天文台。
街を見下ろし
星に想いをよせる。
今日は中世の天文学者に
想いをはせながら。
大空をみあげよう。

陶の絵の魔術師が描く、みずみずしい森ときらめく星たちの物語。
新作の陶板、花器、小箱、小瓶、お皿など、釉薬の豊かな色彩をお楽しみください。


山田喜代春 木版画展 恋まどい 

2018年5月29日(火)〜6月9日(土) 11時〜19時 6月3日(月)休廊 
6月2日(日)、9日(土)11時〜17時 終了しました

草木まどい 虫まどい 自然まどい 生きものまどい 恋まどい 
人生まどいなど まどいながら詩画木版を描いて40年、傑作はない
かと、このたびはこれらをテーマにして振り返ってみました。
今展では新しい試みとして、毎日描くスケッチ画に添えた
独自な二行日記を素描と版画にして出品します。
昨年出版した俳句と木版画、俳句と素描画を春夏秋冬に季語で分類
した句画帖「糸デンワ」は注目を集め、1800部が出ています。
出展作品 詩画多色木版画、二行日記素描と木版 40点

山田喜代春さんはこの一年、詩でも俳句でもない短文の研究のため二行日記を試みています。
「自由自在に日記を書くために.二行日記のこころみ」について会期中に講演をします。
山田喜代春さん講演 6月2日 土曜日 14時から 
予約制 ワイアートまでお申し込み下さい。
講演は満席に達しましたためお申し込みを締め切りました。

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池田満寿夫の版画展 
<版画の名作をたどって>
2018.5.22-27 終了しました
11:00-19:00 最終日は17:00まで

日本の戦後美術が海外に名声をとどろかせ、
価値が認められたのは池田満寿夫が最初であることは衆知の事実です。
1960年第2回東京国際版画ビエンナーレでの受賞を皮切りに、同3回、4回目の受賞。 
1965年ニューヨーク近代美術館の「池田満寿夫の版画」展開催、
1966年第1回クラコウ国際版画ビエンナーレ展での国立美術館買上賞、
第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ版画部門大賞受賞等、
亡くなる1997年まで日本のみならずアメリカやヨーロッパでも活躍をしました。 
芥川賞を受賞した小説「エーゲ海に捧ぐ」の執筆やその映画化、
また陶芸や書など幅広い領域で作品を残しましたが、
版画制作が最も池田満寿夫の資質に適していたことは自他ともに認めるところです。
没後20年を経てさらに版画作品に注目が集まっています。
世界に輝かしい足跡をのこした池田満寿夫の版画作品(ドライポイント、エッチング、メゾチント、リトグラフ など)35点を展示いたします。

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日本書票協会編「現代日本銅版書票作家選」発刊記念
現代日本銅版書票作家選展

2018年5月4日(金)〜5月20日(日)
終了しました
11:00〜19:00(日曜・祝日は17時まで) 
月曜休廊

日本書票協会は、 1994年から2016年迄の協会通信で取り上げた銅版で書票を作る作家36名の記事の復刻と補遺を付けた書籍を発刊しました。 愛書家であり、美術愛好家でもある多くの方々が銅版作家と交流しながら作品創りを行った記録は時代を映しだし、インタビュー記事などは作家の肉声が聞こえて来るようです。このたびは発刊記念展といたし、このうち27人の作家が400点余の作品を出展します。レベルの高い、書票という小サイズの珠玉のような秀作の多くの銅版画を見て頂ける機会にして頂きたく企画致しました。
                                   ワイアートギャラリー
出展作家 (50音順 敬称略)
アルフォンス・イノウエ、生田 宏司、大野 加奈、園城寺 建治、鹿取 武司、蒲地 清爾、黒田 茂樹、さかた きよこ、清水 敦、下條 裕子、庄漫、神野 茅生子、杉本 一文、須田 敏夫、須藤 不冶漢、高田 美苗、多賀 新、内藤 八千代、長野 順子、浜西 勝則、林 由紀子、前川 幸夫、三塩 佳晴、宮島 亜紀、横田 稔 (書票絵本出品・非売)、利渉 重雄、若月 公平

「特別イベント」〜トークと対談〜 蔵書票のたのしみ

終了しました
内田 市五郎氏(日本書票協会会長)・アルフォンス・イノウエ氏(作家)
2018年5月12日(土)午後2時30分より 
定員30名 ワイアートギャラリーまで お申し込み下さい

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渡辺 裕司 木版画展

2018年4月17日(火)〜29日(日) 終了しました
11時~19時 (日曜は17:00迄 月曜休)
作家在廊日 4/17・18272829

渡辺裕司さんは浮世絵伝統の木版技法を一筋に極め、さらに1版の中で最初に彫って摺ったところの絵の具を拭き取り、同版にさらに彫りと摺りを繰り返し行いながら創作する彫進み木版技法を加えて、多色木版の真髄とも言える色数の多い作品を制作しています。版数は平均10〜12版、色数は15〜30版、摺り度数は40〜50回程度です。
澄み渡る大地や天空の煌めきなど、多色木版による移り変わる四季の変化を奥深く表現しています。

Seascape − 海の記憶
伊豫田晃一 ・ 林千絵 展 

2018年 4月3日(火)− 4月15日(日)終了しました
11時~19時 (日曜は17時まで)

海の近くにお住まいのふたりの、
海景のイメージ。
千古の海の記憶を抱きしめ、
表現の凄さを楽しむ。

伊豫田晃一
油彩画・水彩画・鉛筆画等の未発表新作を出品。書籍の装画、挿絵等でも活躍。横浜市在住
林千絵 
新作水彩画・オブジェを出品。個展、グループ展を各地で多数開催。茅ヶ崎市在住

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春らんまん 
墨のアーティスト 上田みゆき展

2018年 3月27日(火)− 4月1日(日)終了しました
11時~19時 (日曜は17時まで)

上田みゆき Profile 1960年福井県生まれ、京都育ち。
80年代の初めに、墨のイラストレーションというジャンルを確立させた第一人者。
多くの雑誌や広告で活躍、コカコーラ、JR、EPSON、サントリーなど有名クライアントに多数採用される。2014年に、生まれ故郷の越前市に帰郷。
以後、日本の季節をモチーフに墨を使った絵画、立体を制作。
2015年にパークホテル東京で年5回の「なごりとはしり展」を行い、主に福井県丹南地区の古民家や寺院にてライブパフォーマンスにて制作。
現在は、丹南地区の和紙、漆器、陶器の伝統工芸と関わりながら作品を制作中。
県内、関東、関西のギャラリー、百貨店、公共施設等での展覧会やライブパフォーマンスを行なっている。

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やすらかな静寂の世界へ
小池結衣 メゾチント展

2018年 3月20日(火)− 3月25日(日)終了しました
11時~19時 (日曜と祝日は17時まで)

小池結衣の銅版画技法は、まず銅版にこまかく、垂直、水平、対角の線を刻み、平行に密接した点刻を無数に打ち、銅版の表面に傷(めくれ)をつける事から始まる。
メゾチントと言われるこの技法は、銅版の細かい傷を、表したいものをあらわすために潰し、削ることで、明るい部分を作り出す。白色から灰色の諧調がビロードのような黒を耀かせる。
小池の現したい静寂の世界を表現するには原版づくりに大変な手間と熟練が必要になる。
メゾチントを発表して10年を超え、作品への評価は近年高くなり、こころを掴まれるような感動が伝わると注目されている。
このたびの個展では、新作を含む30点と、アルゼンチン タンゴの鬼才と云われるアストル・ピアソラ作曲のタンゴ オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」シリーズ11点を出展する。

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日々のとなりに −大好きな時間– 
豊田泰弘 油彩画展

2018年3月6日(火)〜3月18日(日) 終了しました
11時〜19時 日曜は17時迄 月曜休み

作家在廊日  
3月6日(火)・10日(土)・11日(日)・17日(土)・18日(日)

日々のなかで出会うものを、虚構であることを自覚したうえで主観性を極力抑えて描く。
作家はサンドマチエールの下地に色を重ねる卓越した油彩の表現技術で、日常のなかの
非日常性を浮かび上がらせる。 心地よい絵肌は、鑑賞者の懐かしい記憶を呼び覚ます。
このたびは、船旅、古なじみのカフェなど、大好きな時間のすごし方を想像してみた。

豊田泰弘 1986年愛媛県生まれ 2009年 倉敷芸術科学大学 芸術学部美術学科卒業
2014年 作品集「日々のとなりに」出版(Y.art刊) 2017年 高松市塩江美術館にて個展開催 
百貨店、アートフェア他 個展、グループ展多数。 ワイアートギャラリーでは9回目の個展開催

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さあ、どこへ出かけよう?
いつもの落ち着くカフェへ行ってから、
美味しいとウワサのお店へ、ピザを食べに行こうか?
少し早起きして、旅行にも出たい。
あれもしたい、これもしたい。
『大好きな時間』をテーマにした新作を展示します。
                  豊田泰弘



さらなる深淵の世界へ
長野順子 宮崎敬介 展

2018年2月20日(火)〜3月4日(日)終了しました
11:00〜19:00 日曜は17:00迄
月曜休廊

銅版画の長野順子と木口木版画の宮崎敬介、いずれも作品を発表して20年を超えました。
繊細な線描と陰影の深い濃淡で表現される長野の銅版画、それに匹敵する宮崎の木口木版画
(通常の板目木版とは異なり、堅い椿やツゲの木口を版面に使用、銅版画の彫り道具で
繊細に彫られる)は、いずれも独自の世界を創造しています。
出展作品は各々20点、自然への畏怖と循環するいのちをいとおしみ、幻想的な美しい
表現は高く評価されています。

長野 順子
1966年
群馬県生まれ
1991年
東京芸術大学大学院 美術研究科 建築専攻修了
5年間の設計事務所勤務の後、美学校にて銅版画を学ぶ。1998年初個展以降 各地で
個展、グループ展を多数開催。

宮崎 敬介
1970年
埼玉県生まれ
1994年
武蔵野美術大学卒業
大学在学中より木口木版画を始める。
1996年より東京、大阪その他各地で個展開催

花の精にこころ麗か
本荘正彦 木版画 展

2018年2月6日(火)〜2月18日(日)11時〜19時 終了しました
(日曜日は17時迄 月曜休廊

作家在廊 2/6 2/10 2/18

本荘正彦氏は、1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学卒業後より木版画を始めました。
江戸時代に完成された浮世絵の伝統を継承する多色摺木版画の技法を駆使して、新しい木版画
の世界を30年余、表現し続けています。
本荘さんの作品の魅力は、身近にある花や草木を確かな造形力で意匠化し、色を幾重にも重ねて
深みのある絵画効果を出しているところです。
新鮮で繊細な色使いの「今の時代の和感覚」は作家が求めてきた木版画そのものです。
本展は、やさしい温もりのある木版画30点によって見られた方がほっと心楽しくなる展覧会です。
又会期中(2月10日午後2時より)ギャラリ−にて、ぼかし摺りなど木版画が仕上がって行く摺り
のオープンワークを行います。

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摩尼 奇想と美のCollaboration
相場るい児・桑原聖美 展

2018年1月20日(土)〜2月4日(日)11時〜19時 終了しました
(日曜日は17時迄 月曜休廊)

mani = 神獣 竜王や怪魚 摩竭魚の脳内にあると言われる
望みをすべて叶える宝珠の如く

詳しくはこちらLinkIcon

異色の陶芸家と日本の意匠にとらわれない日本画家とのコラボレーション展覧会です。
この二人展のテーマはmani。 神獣の竜王や怪魚 摩竭魚の脳内にあると言われる 望みをすべて叶える宝珠を取り上げました。
 桑原聖美の絹本彩色で描かれた美しいおんなたち、観音さまや弁天さま、はては常世の国のアマテラスまで。コウモリやナマズなどの鳥獣や異界の住人の唐子をつれて幻想の世界で戯れています。
 相場るい児は、江戸時代からの意匠、カッパや龍、バク、蛙などがどくろとからみあう様を独自な発想で根付け、帯留めやぐいのみなどに仕立て上げます。またさまざまな表情の唐子たちは、世の中を風刺する愉快な作品となっています。桑原聖美の軸装の風鎮は相場るい児がこのたび制作しました。

 相場 るい児は、1980年代は音楽の前衛パフォーマンス等の活動をおこない、88年に大阪学院大学を出た後、92年に愛知県窯業高等技術専門学校を卒業し作陶を始めたという経歴の持ち主です。
陶と言っても、ふつうの陶を作るのではなく、陶によるヒトガタや動物などの表現を追求してきました。それらはなんとも妖しくおどろおどろしく、かつユーモラスに表現されています。

 桑原 聖美は日本画の画材・技法を用いながら、描くのは女神など西洋的な題材も用いるという、一風変わった作風が特色です。近年ますます魅力に溢れた女性像を描き、評価が高まっています。


相場るい児/Ruiji Aiba
在廊日 1月20日(土)・21日(日)・2月4日(日)
瀬戸市在住 1990年頃より陶の人形の制作を始め個展を多数開催。
1997年には初の作品集「RASEN」を上梓。
妖しく生と死を問いかける陶人形制作から、最近は水滴や香合、
香炉、花器や酒器、根付や帯留などをいずれも奇怪でいながら
愛嬌のある姿で制作している。

桑原聖美/Satomi Kuwahara
在廊日 1月20日(土)・21日(日)
名古屋市在住 日本美術家連盟会員
ファンデーションテイラー会員 パリ
(Fandation TAYLOR Association des Artistes)
東京、名古屋、大阪、パリなどの展覧会参加は年間約10回
日本画の画材、技法で女神の肖像を永遠のテーマにしている。


めぐりゆくもの 近藤 幸 木版画展 

2018年 1月6日(土)〜18日(木)終了しました
11時から19時
日曜日は17時迄
月曜休廊
作家在廊日 1/6 1/7 1/13

清らかに循環する大気のなか、季節や時間など
めぐりゆくものの中で生かされている人や植物の営み。
水面の輝きや、植物の息づかいを多色多版の木版画で表現


「透視」 高松ヨク 展

高松ヨクさんが、2017年6月22日急逝されました。
2018年4月に個展の開催を予定いたしておりましたが、
愛惜と追悼を込めて
So long , See you again
「透視」高松ヨク 展
として、2017年12月13日~12月24日Yart galleryで開催します

会期:12/13(水)〜12/24(日)終了いたしました
11:00〜19:00 日・祝は17:00迄 
月曜休廊

詳細はこちら


今日、森へ 片山みやび展

2017年11月28日(火)〜12月10日(日)終了しました
会期中無休
11:00〜19:00 日曜は17:00まで
(作家在廊日は各ギャラリーへお問い合わせ下さい)

ギャラリー ら・む~、ワイアートギャラリー
2会場にて同時開催

ワイアートギャラリー

新作のモノクローム作品と
ガラスをコラージュした油彩の大作を展示予定
大阪市北区堂山町15ー17  アクトスリービル1階
Tel. 06-6311-5380

ギャラリー ら・む〜 

新作のガラスをコラージュした油彩、
小品も展示予定
大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル1階24 
Tel. 06-6344-7603
http://museslamu.sakura.ne.jp/

つちびと作家 可南 個展
「在りし日のYes」

2017年 11月14日(火)〜11月26日(日) 終了しました
11時〜19時(日曜祝日は17時まで)月曜休廊
ワイアートギャラリー
11/18(土) 午後2時より 可南さんギャラリートーク

会場風景の動画 (パソコンからのみ視聴可能)
こちらをクリックLinkIcon
https://youtu.be/zHY-mKa17rY


版画の希望展vol.4DM最終稿作品面.jpg

版画の希望 展 VOL.4 刑部 富美 ツツミ アスカ 渡邊 加奈子


2017年 10月31日(火)− 11月12日(日) 終了しました
11時~19時
(日祝は17時まで 月曜休廊)※11月5日(日)は15時まで

2013年より続けている「版画の希望 展」は毎年、数人の作家を選択して企画展を行い、
版画のさまざまな表現にアートの未来を展望してきました。
今回も、新時代を切り開く、3人の精鋭たちの独自な作品を展示します。
3人の作家は、それぞれ銅版、木版、ミクストメディアの技法をもちいて紙の上に何層も
版を重ねて作品を仕上げています。
重ねる事による濃淡や異なる絵の具やコラージュをもちいるため、反復不能な一点もの
の版画となる場合が多い作品たちを作り続けています。

刑部 富美
植物の造形の面白さに魅せられ、花から種を育むまでの変容を題材として、
主に銅版画を制作。
銅版画とエンコースティック(蝋絵具)と
版画のコラージュの作品も制作している。

2001年 NY州立大学New Paltz校 美術学部 版画専攻卒業
最近の活動 個展 OギャラリーUP・S (銀座/東京)

ツツミ アスカ
写真、 木版、 手描きなどを組み合わせ
何層にも重ねる表現技法を追求。
写真とは異なる不思議な質感と空気感
で独自の世界を映し出す。
深層から表層へ浮かび上がるものとは?

2004年 京都精華大学大学院 芸術研究科 版画分野修了
最近の活動 個展 十一月画廊 (銀座/東京)

渡邊 加奈子
和紙の裏側と表側から20~30回版木を重ねる
ことで一枚の作品に仕上げていく。まるで何かを
少しずつ圧縮して記録するような作業である。
こうして現れた幾層もの濃淡に、不思議と暖かい
奥行きを覚える。

2004年 多摩美術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 版画研究領域修了
最近の活動 グループ展 EATAMPES+  Galerie Grand E’terna
パリ/フランス)

第13回 関西書票倶楽部書票展

2017年10月24日(火)〜10月29日(日)終了しました
11時〜19時 最終日は17時まで

関西書票倶楽部の25作家による作品展
板目木版、木口木版、銅版、篆刻等
様々な技法の蔵書票作品を展示



軽快で優美 ロココ趣味の絵画に憧れる

フランツ・フォン・バイロス Asami.K展

2017年10月17日(火)〜22日(日)終了いたしました
11時〜19時 日曜日は17時迄

フランツ・フォン・バイロスの貴重なサイン入作品。音楽家や文学者たちや王侯貴族と戯れる、
華やかな貴婦人たちの銅版画。Asami.Kの近世ヨーロッパの華麗な風俗絵画を選び木の素材に
コラージュと彩色を施したデコパージュ絵画。仕上げに至るまで全て手仕上げの「一点もの」です。
表面はガラスのような輝きです。
いずれも上品で洗練された風情のある絵画として飾っていただけます。

フランツ・フォン・バイロス侯爵(1866-1924)
世界最高のエクス・リブリス(蔵書票)作家とも言われ、また19世紀末の
耽美なエロスを表現する作家としてウィーンとミュンヘンで活躍し、
ビアズレーに続く作家として見なされ多くの魅力的な作品を残した。

Asami.K
女子美術大学芸術学部デザイン科卒 
1992年より 銀座三越他で作品発表 
1994年ドイツ文化会館にて「国際交流美術工芸展」出展 
2000年作品集「色彩とデザインのデコパージュ」出版

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齋藤修 山野草の木口木版画展

2017年10月3日(火)〜15日(日)終了しました
11:00〜19:00 日曜は17:00まで 月曜休み

齋藤修氏は、日本では数少ない木口木版画制作の第一人者として認められています。
作品の主題の選択や創造哲学に際立った独自性を持つ作品を生み出してきました。
代表作の宇宙の根源である原子の生成と消滅を現した作品、木口木版画独特の精緻な彫りと摺で
表現するモノクロームの時空世界は驚異を持って受け止められています。
20数年前に京都府京丹波町にアトリエを構えて以来、豊かに繁る樹木や草花とともに
木口木版を制作する日々がつづいています。
このたびは、繊細で可憐なモノクローム表現の草花を集めて展示します。

木口木版画は、一本の木を横に輪切りにし、目のつんだ堅い木口面の中央部分を版の材料として使い、銅版画制作にも用いられるビュランやノミで彫っていきます。
制作には多くの時間を要し、古い樹齢の椿や柿、ツゲなどの材料の調達が難しくなっています。
今回は作品展示とともに貴重な齊藤氏の技術、彫り・摺り・仕上げの工程を接写した映像、
「齋藤 修木口木版制作記録」(25分)を会場で観て頂きます。
また、版木や彫り道具などを齋藤氏より提供願い、展示いたしますのでぜひこの機会に
可憐な草花の作品とともにご高覧ください。

エッチングの光と闇

坂東壯一と謝敷ゆうり 展

2017年 9月20日(水)〜10月1日(日)終了しました
11:00〜19:00(日祝は17時まで)

坂東壯一さんの銅版画は美しい。微細な線と点よる光と闇。50年にわたる探求からの究極のエッチング技法。
作品からは孤独感に包まれた幻想が匂い立つ。
謝敷ゆうりさん、銅版画界の若き世代の異才。描くものは幻想と奇怪な夢。
この数年は解体しつつある人体が軽やかに舞うというテーマを追求している。
このたびの展に際し、謝敷さんは皮膚という容れものから解放された身体のフォルムはどのように展開していくのか、
自身が美しいと感じる形をエッチングで追求していきたいと言われている。
世代の隔たりを超えて、各々の作品が観るものの心の一番深いところに落ちてくる感じがする。

坂東 壯一 Soichi Bando 
1937年香川県生まれ 個展を多く開催するとともに、1975年から幾つもの作品集や蔵書票を出版している。

謝敷 ゆうり Yuri Shashiki 
(在廊9/22(金)・23(土)・30(土)午後1時〜)
1985年埼玉県生まれ 京都精華大学大学院 芸術研究科 博士前期課程修了 
2012年日本・英国国際版画展<優秀賞>他

閑寂 最も美しいひとがた
中嶋 清八 個展

2017年9月7日(木)〜9月17日(日)終了いたしました
11:00〜19:00 日曜日は17時迄
月曜休廊
作家在廊日 9月7日(木)・9月17日(日)

詳しくはこちら

中嶋様DM最終稿作品面.jpg中嶋様DM最終稿post面.jpg



森から街へ 久保 貴之
いろとしろくろ絵画 展

2017年8月22日(火)〜9月3日(日) 終了しました
11:00〜19:00 日曜日は17時迄
月曜休廊

森から街へ出かけたキツネは少年と仲良しになりました。
でもどうしたら動物と人間は一緒に暮らせるのかな‥
久保さんの描く不思議な魅力をもつ動物たちの作品は海外でも注目を集め、
2009年ボローニャ国際絵本原画展に入選、フランスのリラべル社より
絵本「TRANSHUMANCE」(旅する羊たち)を出版。
2011年ボローニャ国際絵本原画展に2回目の入選後には、
2冊目の絵本がリラべル社より「Histoire d’une taupe très très myope」
(とっても目のわるいモグラ君のおはなし)が出版されました。
今展は、動物と子供たちの不思議な交流を多彩なアクリル画に、
子供の夢のような幻想的な思いをペン画で描いています。 
久保貴之さんの久しぶりの個展をご高覧下さい。


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「夜の足音」 ペン画 130×190mm

HotchPotch版画展

2017年 8月15日(火)〜20日(日)終了いたしました
11:00〜19:00(最終日は17時まで)

出展作家
児玉太一 山内あすな 平田彩乃 
大村光 高梨暢雄 樋口智子 藤江千恵 
ふじわらてん 堀口知子 味埜与志子 宮崎奈央美

堀内久美子 銅版画展
be oxidized Noir

2017年 8月8日(火)〜13日(日)終了いたしました
11:00〜19:00(最終日は17時まで)
植物の世界をメゾチント技法で描いた銅版画作品を中心に

第10回 多彩倶楽部水彩画展

2017年 8月1日(火)〜6日(日)終了しました
11:00〜19:00(最終日は17時まで)

出展作家
池田徳宏 伊藤純子 岩田俊男 小暮詔子 
國見良助 田中博史 田村佳代子 藤田哲哉
松永昌子 生浦佳美 森島三男 山中伴子

BEYOND THE MONOCHROME
島上直子 作品展

2017.7.25(火)-7.30(日)終了いたしました
11:00~19:00(最終日17:00迄)
ワイアートギャラリー
<時間>をテーマとした作品約20点を展示
作家サイト https://naokomewmew.wordpress.com/

Shu Konishi Exhibition
−LOVE Vol.Ⅱ–
オブジェ作品を展示

2017.7.18(火)-7.23(日)終了しました
18日(火) 13:00〜19:00
19日〜23日 11:00〜19:00(最終日17:00迄)
ワイアートギャラリー

http://www.atelier-shu.com/index.html

人体が持つリアリティーを生命の起源まで
感じてもらえるようなオブジェ作品として
創ることを目標としている。
人体という普遍的な形を、美と醜を超えて崇高な生命の
あるかたちとして表現している。出展オブジェ作品30点余

Shu Konishi
略歴
1956年 京都府に生まれる
1983年 東京藝術大学大学院美術研究科修了
     CM、映画等で特殊メイク、特殊造形の仕事に携わる
1996年 独立、アトリエシュウ設立 特殊メイクとファインアート活動を始める
2004年より東京において個展を開始
2015年より関西のアートフェアに出品、神戸アートマルシェ、大阪アートストリーム
2016年より京都において個展を開始

光の焦点
金尾 恵子 八木 泉 展

2017.7.11(火)-7.16(日) 終了しました
11:00〜19:00(最終日17:00迄)
ワイアートギャラリー

動植物を専門に描き、多くの出版物をだしている画家、金尾 恵子が50歳をすぎてからコラージュを主としてもちいる抽象画に挑んでいる。漆黒の闇に満ちた宇宙の闇をとおして地球に届く光、物質は光の焦点でその像を結び、存在する。このたびは和紙で出来た黒い紐を幾重にも重ねたものを中心に、宇宙から零れる夜明けの光や風、土などを立体的に表現している作品13点を出展。
一方、対照的に八木 泉は、自然の息吹を透明感のあるみずみずしい色調で表現する作品を出展。まぶしい程の光がそそぐ自然を渦巻くように息づく様子を抽象的に表現している。15点を出展。

千光士 誠の 母展

2017.7.4(火)-7.9(日) 終了しました
11:00~19:00(最終日17:00迄)
ワイアートギャラリー

千光士 誠 Sei Senkouji
東京造形大学造形学部デザイン学科卒
東京造形大学研究科修了
人間を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では一対一で人間個人そのものを描いている。このたびの個展では母を描いた作品を展示
http://www.art-sei.com/index.html

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久乗 しのぶ  日本画・ミクストメディア 展

2017.6.20(tue)〜7.2(sun)終了しました 
11:00〜19:00 日曜日は17:00迄 月曜休
ワイアートギャラリー

バラを買ってはドライフラワーをせっせと作っていた。
花びらの予想もしない変化が好きだった。
枯れているバラを描いているうちに、
彼らは生きているヒトへと変わってきた。
表面上はもう生命なき姿であっても、
芯にあるのは活き活きとした生命力に違いない。
枯れているけど、枯れていない---。
私にとってはひとつの矛盾もない話なのです。
久乗 しのぶ


過ぎ去りし日の小さな絵 展 伊藤文學コレクション
大正時代の蔵書票と 明治・大正の絵葉書

付帯企画 「現代の人気蔵書票作家特集」
齋藤 修 杉本 一文 林 由紀子 柳田 基

2017.6.9(金)〜6.18(日) 終了しました
11:00〜19:00 日曜日は17:00迄 月曜休
ワイアートギャラリー

大正時代の蔵書票 59点 出展 
大正10年代、90年前に驚くべき前衛画が在った
滑稽新聞付録 当時の絵葉書 45枚 出展 
明治34年(1901年) 宮武外骨が大阪で権力を風刺する雑誌型新聞を発刊。
付録の風俗をユーモラスに表現した絵葉書が大評判となる。
明治・大正・昭和初期の美術絵葉書 120枚 出展

現代のコレクターを求めます。
5点以上お求めの方値引きをいたします。

日本蔵票會の1回〜4回(大正10年〜14年)の作品を
中心にお求めしきり 好評販売中

大正時代の蔵書票 掲載しております。くわしくはこちらLinkIcon

お問い合わせはe-mail:info@yart-gallery.co.jp
またはFAX06-6311-5380まで

(関連イベント)
6月10日(土)、11日(日) 午後2時より
日本現代創作版画、蔵書票、趣味人絵葉書交換会 
「榛の会」等の研究者、市道 和豊さんが来場。
著書のある、渋谷 修、森田乙三洞について
お話と質疑応答をして頂きます。

日本で蔵書票の花が開いたのは大正時代でした。1900年に文芸雑誌 「明星」にチェコから浮世絵の研究にきた版画家エミール・オルリックが発表した西洋の蔵書票が日本の知識人が知った 初めてのエクスリブリス(蔵書票)でした。その後日本の美術界は版画の発展とともに西洋のアール・ヌーヴォーが到来し、大正ロマンの香り高いエクスリブリスの秀作が多く制作されました。また、明治時代には絵葉書が大流行しました。1900年、逓信省が官製の他に民間で葉書を印刷し商品化することを許可したためでした。
日本画、洋画、挿絵画家などがさまざまな題材と技法で競って美術的に価値の高い作品を描きました。見る機会の少ない、紙の宝石とも言われたこれら優れた小さな芸術品をぜひご高覧願います。


明治・大正・昭和初期の美術絵葉書・滑稽新聞付録当時の絵葉書 

ワイアートギャラリー企画展

安元亮祐 ”私の好きな芸術家” 小さな名作 展

2017年 5月23日(火)- 6月4日(日)11時~19時 (日曜日は17:00迄)
※5月30日火曜日のみ16時迄 月曜休廊  終了しました
作家在廊日 5/27 5/28

陶壁を思わせるマチエールとヤスモトグレーと呼ばれる独特な色彩で描かれる安元さんの作品は、懐かしさと哀愁を湛え、情感あふれる作品世界で多くの人を魅了してきました。このたびは、安元亮祐さんが尊敬している好きな芸術家を描いて出品します。芸術家のイメージとその作品を優しく重ね合わせ、シックな色彩に包まれた懐かしく、楽しくなる作品たち、30点をご高覧下さい。作品以外に今展の新作が掲載された限定サイン入りポスターや各作家の関連画集なども展示販売します。



作品「追憶(子供時代のフェリーニ)」2017 185×222mm 板、アクリル、インク

夢野 風 童画展 久しぶり 笑えたらいいね

2017年5月16日(火)~21日(日)11時~19時   終了しました
(日曜は17時まで)ワイアートギャラリー

夢野さんは1959年生まれ。夜間、知的障害者福祉施設の職員として働きながら日中はスケッチに出たり、自宅で絵を制作。現代童画展や二科展、日本の自然を描く展などに毎年出展し入選してきました。
このたびの個展のテーマは、沢山の障害者の方が悲惨な最期を遂げられた事件で痛烈に感じた、みんな平等に生きたいという想いです。すべての人が同じように笑って過ごせれば良いのにと思っています。技法は不透明水彩絵の具ガッシュと一部アクリル絵具を使っています。下絵は無し、パネルに背景から埋め尽くして描いて行きます。人物は輪郭を描かないで思い切りかき込んでいます。やさしい心とふんわりとした笑いを絵から感じていただければ嬉しいです。  

裸の王様-パレードの巻.jpg

空想見聞録  長野 順子 銅版画 展

付帯企画 長野順子 全蔵書票展示

2017年 4月25日(火)− 5月7日(日) 終了しました
11時~19時 日祝は17時まで
5/1(月)は休廊
作家在廊日 4/29(土祝)・30(日)

長野順子が1998年以来から描いてきた幻想的銅版画は単なる空想ではなく、大地に根ざした生命感を感じさせる。人間のようなカエル、階段に覆われ、波が取り巻き人魚や龍と共存する城壁都市などを堅牢な描写で表現する。幻想の物語がリアリティをもって立ち上がってくる。このたびはエッチングの上にアクアチントの作業を繰り返し、モノクロームの微妙な濃淡の銅版画作品を40点余展示します。

詳しくはこちら


『ユメノユモレスク』特装版発刊記念展「幻想の書架を抱いて」
アルフォンス・イノウエ 杉本一文 林由紀子 宮島亜紀

2017年4月12日(水)〜4月23日(日) 11時-19時 終了いたしました
日曜は17時迄 月曜休廊

作家在廊日 4月15日(土)

夢野久作 没後80年記念刊行『ユメノユモレスク』特装版が発刊。奇想、幻想のロマンを
愛する4人の作家が描く4編の恋の短篇集のカラー銅版画扉絵を展示販売。また4作家の
プライベートプレスによる特装本や作品集、既出版本の表紙絵や挿画、蔵書票など
「書物」をめぐる幻想世界の書架が出現します。

『ユメノユモレスク』特装版
発行/レイミア プレス 製本/Les fragments de M
※特装版のご予約は満席となりましたが、会場にてオリジナル銅版画と未綴本の販売をいたします。
※普及版(書肆侃侃房より発行)は会場にて販売いたします。

詳しくはこちら


林 千絵 個展

2017年3月28日(火)〜4月9日(日) 11時-19時 終了しました
日曜は17時迄 月曜休廊

作家在廊日 3月31日(金)午後・4月1日(土)

林 千絵さんは、夢と現実の境界線をふんわりと飛び越える。
絵は懐かしく、優しい。いつまでも側に寄り添ってくれそうです。
鉛筆 水彩 パステル 木口木版など 新作多数

詳しくはこちら

あたらしいひかり 
豊田泰弘 油彩画展

2017.3.14(火)〜3.26(日)11:00-19:00 終了しました
日曜は17:00迄 月曜休廊 ワイアートギャラリー

将来を嘱望された1986年生まれの油彩作家の当画廊での7回目の個展を開催します。豊田泰弘が描くと、いつも見ている現実の風景が異次元の世界のように見える。それは、光の粒子を重ねるように微細に、そして精緻に描かれた絵肌から伝わる。作家は、描くものの奥にある数々の思い出を、微かな光や季節の匂いとともに形象化している(作家の技法サンドマチエールとは下地に砂状のものを混ぜ微細な凹凸の上に油彩で描く技法) 個展のたびに驚くような作品を仕上げてくる、30歳の若き油彩作家の新作をご高覧願います。

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バベルの迷宮 El Laberinto de Babel
伊豫田 晃一 高松 ヨク 展

2017.3.1(水)〜3.12(日)11:00-19:00 終了いたしました
日曜は17:00迄 月曜休廊 ワイアートギャラリー

  • 迷宮の旅人よ 永遠に不条理な幻想をみる

伊豫田 晃一 / Koichi Iyoda
1976年生まれ 横浜市在住
テキスタイル、装飾品のデザインや書籍の装画、挿絵等でも活躍。今展は油彩・鉛筆画・オブジェ・ドローイングなど、未発表新作を多数出品
在廊日 3/12(日)

高松 ヨク / Yoku Takamatsu
1945年生まれ 京都市在住
アクリル水性顔料の画材 Dr.Ph.Martin’s Pigmentに未知の可能性を求め、リキテックス等、他の画材と併用しながら現在の細密絵画制作に至る。
今展はテーマの「バベルの迷宮」に沿った作品や、優美で静謐な人物像など細密技法作品を出品。
在廊日 3/1(水)5(日)12(日)





木版画の精華 花の精を観る 
本荘正彦 木版画展

2017.2.14(火)〜2.26(日)11:00-19:00  終了いたしました
日曜は17:00迄 月曜休廊 ワイアートギャラリー
作家在廊 2/18(土)19(日)26(日)

本荘 正彦さんは 1985年京都教育大学卒業後より木版画を始めました。日本美術の伝統である多色摺木版技術にあらゆる工夫をこらし30年余制作を続けています。「自画、自刻、自摺」で制作、色を幾重にもかさねて深みのある絵画効果を出す作品は20版を超え、版数の多い事でも有名です。
繊細で新鮮な色使いと構図で今の時代の木版画の最前線で活躍されています。

本荘正彦氏の木版摺りオープンワーク 2/18(土)午後2時より
ぼかし摺りなど、色が重なり木版画が仕上がっていく様子をご覧ください。

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一番目の季節 
大亦みゆき 陶の絵展

2017年1月31日(火)〜2月12日(日)終了いたしました

11:00〜19:00 日祝は17:00まで 月曜休

新作の陶板、花器、小瓶、小箱等を展示販売致します。

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魅せられた女性美 展
桑原 聖美・坂上 アキ子・真条 彩華

女性作家が描く女性美。
何者にも縛られない象徴としての女性。
そして、宇宙=自然の森羅万象とゆったりと繋がる女性の美しさを、
こころ豊かで個性溢れる3作家が表現します。ご高覧下さい。

2017年 1月18日(水)~1月29日(日) 終了致しました
11:00~19:00(日曜日は17:00迄)月曜休廊

詳しくはこちらLinkIcon

Your Blue, My Red
藤本 絢子 船戸 あやこ 展


椿や金魚に代表される素材を鮮やかで芳醇な赤で描く洋画家の藤本絢子と、光溢れる青で植物などを陶板や大皿などに描く陶芸家の船戸あやこ。互いに異なる色彩の世界を追求していいるふたりがはじめてコラボレーション展示を行い、作品たちの色彩が共鳴する楽しさを発見してもらう意欲的な企画展です。赤と青、広大無限な宇宙と小さな星・地球のエネルギーをも表現しようとしています。

2017年 1月9日(月祝)―1月15日(日)終了しました

1月10日火曜日は16時まで 日祝は17時まで

詳しくはこちらLinkIcon



薔薇の花々で飾ってあげよう いとしい女たちよ
あなたをどんなに崇めていることか



フランツ・フォン・バイロス 創作版画・蔵書票 展 Vol.Ⅲ

(伊藤文學コレクション)

2016.12.9(金)〜12月18日(日)終了いたしました 

11時~19時  日曜日と最終日は17時まで 

月曜定休

詳細はこちらLinkIcon

フランツ・フォン・バイロス(1866-1924)は
世界最高のエクス・リブリス(蔵書票)作家と言われ、
また19世紀末の耽美なエロスを表現する作家としてウィーンとミュンヘンで活躍し
多くの作品を残しました。
第3回目となるバイロス展では、諸資料を精査し稀少な作品を展示販売いたします。

(パンフレットに画像未掲載でご検討作品がありましたらご連絡下さい 
画像とともに価格表をお送り致します)

ワイアートギャラリー企画展

愛しのいきものたちへ 金尾恵子 原画展
絵本・科学読み物誌など 40年の軌跡

会期:2016年11月29日(火)〜12月7日(水) (会期中無休)終了しました
時間:午前11時〜午後7時(日曜日、最終日は午後5時まで) 
作家在廊日 11/29(火)・12/1(木)・3(土)・4(日)・6(火)・7(水)
詳しくはこちらLinkIcon

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金尾恵子さんは40年近く、自然のなかで鳥や動物を観察して描き続けてきました。
対象は身近な鳥や昆虫、魚から、世界の稀少動物に及び、動物画の分野では代表作家 の一人として評価されています。
科学絵本の場合、取材する「いきもの」たちを1年がかりで観察をつづけ、精緻なデッサンのうえに水彩による正確で美しい表現で「いきもの」たちを愛情を込めて描いています。
いきものたちの命を生き生きと描き、ともに暮らす環境を優しく見守ってきた作家が いままで発表してきた貴重な原画のみの展覧会を開催します。

ワイアートギャラリー企画展

アカサカ ヒロコ 展

会期:2016年11月17日(木)〜11月27日(日) (月曜日は休み) 終了致しました
時間:午前11時〜午後7時(日曜日、祝日、最終日は午後5時まで) 
作家在廊日 
11/17(木)・19(土)・20(日)
23(水祝)・26(土)・27(日)

ボローニャ国際絵本展入選等、絵本や挿画、個展などで活躍しているアカサカヒロコさんの新作展を行います。アカサカさんの作品からは制作に対する柔軟な姿勢と純粋な創作のよろこびが伝わってきます。新作の厚いトレーシングペーパーを2枚重ねた作品は、1枚目と2枚目のそれぞれに少女が描かれているのが透けて見えます。街の頭上を飛翔する少女たちが、空気をまとい楽しそうに平面絵画から飛び出してきます。
綿密な構図の計算で出来上がっている作品は、目の覚めるような不思議な発見で驚きと楽しさを与えてくれます。このたびはアクリル画を中心に、色鉛筆画や銅版画等も展示します。


ワイアートギャラリー企画展

イメージの永劫回帰 三塩 佳晴 exhibition

会期:2016年10月26日(水)〜11月5日(日) (10月31日月曜日は休み)
時間:午前11時〜午後7時(日曜日、祝日、最終日は午後5時まで) 終了致しました

出展作品 
初期の代表作品(大型)を中心に、新作鉛筆画を含むドローイング作品、
木口木版画、銅版画、立体作品(椿材によるオブジェ)
切絵とジクレー版画、ミニ版画

詳しくはこちらLinkIcon


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「Wildflower」 鉛筆画 36×51cm

ワイアートギャラリー企画展

藤田有紀 不思議な金属のいきもの展

会期:2016年10月11日(火)〜10月23日(日) (10月17日月曜日は休み)
時間:午前11時〜午後7時(日曜日は午後5時まで 最終日は4時まで) 終了致しました

ゲームやマンガ、アニメーションの世界にあるような、夢がいっぱいの世界で活躍する「動物たち」「懐かしいヒーロー」など、モダンで、レトロフューチャーないきもの達の世界を、銅や真鍮、錫などの金属で立体作品にしています。
藤田有紀さんの作品の大きな特徴は、金属で出来ている「いきもの」たちが人間や植物とこころを通わすような有機的な姿をしていることです。 金属でありながらどこか暖かさと生命力を感じて頂けると思います。不思議な「いきもの」たちと一緒に、懐かしい世界へ出かけてみましょう。

画像クリックで拡大表示します


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ワイアートギャラリー企画展

水への畏敬 近藤 幸 木版画 展

会期:2016年9月27日(火)~10月9日(日) (10月3日月曜日は休み)
終了致しました
時間:午前11時〜午後7時(日曜日は午後5時まで)

風が揺らす水面に映った木々の陰や空と雲のコントラスト
たゆたう波を包む夕暮れの柔らかな色彩
折々の光を集める水の輝きは日々を映す鏡のように心の中へしみこんでくる 
時には切なく時には優しく語りかける水辺の輝きは 今を生きる命の言葉に変わる 
心静かに水の姿と向き合い 捉えようとしては消える波の形や変わりゆく色に身を
任せながら あるべき姿を探り続けたい.
様々な色と雲母刷りを重ねた木版画による粒立つ絵肌と
繊細な階調で表現した水辺の心象風景をご覧いただけたら幸いです     近藤 幸

近藤さんによる水性木版画の摺りデモンストレーション

日時:10月1日と10月2日 14時〜 (各1回)
作品の特徴となっているニスを使った版によるゴマ摺りや、雲母摺りについて実演

作家在廊日 10月1日、2日、8日 

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木版画作品「六月の風」 60.5×91cm 10版13色摺り

ワイアートギャラリー企画展

繋がる ⇄ 糸デンワ 山田喜代春 木版画展

会期:2016年9月16日(金)~25日(日) (9月19日月曜日は休み)
時間:午前11時〜午後7時(日曜日と祝日は午後5時まで)終了致しました

卓越した木版技法と味わい深い詩・句が入った木版画で著名な京都在住の作家、山田喜代春さんの句画帖「糸デンワ」が発刊されて半年、いま予想を超える多くの方々に読まれています。
23歳の頃より、うわべや流行りを追いかけるだけの絵ではなく、自分の目と手で自分にしか描けないほんものの絵を描きたいと試行錯誤して木版画にたどり着き、 詩・句と絵を一枚の紙に同居させた作品を制作して40年間になります。このたびは「糸デンワ」に掲載した素描画をもとにした新作木版画を含む自薦約40点を展示、ご高覧を願います。

プレゼント  

このたびの展覧会にて、山田喜代春さんの素描画、木版画作品をご購入のお客様に、
句画集「糸デンワ」発刊記念 限定ポストカードセットをプレゼントいたします。
この機会に、お部屋に味わい深い山田喜代春さんの素描画、木版画作品を

対談イベント

9月17日(土)午後2時~4時 山田喜代春×樋口由紀子さん(柳人 MANO 編集発行人)
俳句と川柳、発想とつくりかた等、互いに興味深い対談をして頂きます。
参加費500円 要予約 お電話、FAX、メールにてお申し込み下さい)
※満席となりました為、イベントのお申し込みは締め切りました

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ワイアートギャラリー企画展

アルフォンス・イノウエ 中嶋 清八 展 

互いに作品の出会いを望んだお二人の展
闇の奥に目にも鮮やかな想像の世界を見る

作品紹介など 詳しくはこちらをごらんくださいLinkIcon

会期:2016年9月1日(木)~14日(水) 終了致しました
(9月5日と12日の月曜日は休み)
時間:午前11時〜午後7時(日曜日と最終日は午後5時まで)

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Naoko Shimagami Exhibition 
Awe into Silence 

2016.8.23(火)〜8.28(日) 終了致しました 
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

いつも時間を大きなテーマとして作品づくりをしています。
流れゆく時間によって積み重なる歴史や風化する過去。
今回の展示はAwe into Silence(静けさへの畏敬)
今までの作品をもっと進化させた神性さをも感じさせる、
まるで教会の祭壇画を見る時のようなピュアでイノセントな気持ちを感じてもらえたらと思います。
作品15点余を展示します。  島上 直子

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竹田 恵子 展

2016.8.16(火)〜8.21(日) 終了致しました
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

ここ数年線を軸に描いてきましたが、
色との出会いがわたしの中で
新たな感覚として広がってきていると
感じています。  竹田恵子

新作ドローイングを多数展示

作家略歴
Keiko Takeda
大阪府生まれ
2007 神戸大学 発達科学部 人間行動表現学科 造形表現論コース 卒業
2008 個展 ギャラリー未来 大阪
2009、2012、2013、2014、2015 個展 Y.Art-Gallery 大阪

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indigo 新田 華子 展

2016.8.2(火)〜8.7(日) 終了致しました
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

indigo:藍色に同じ。
2010年から一番好きなこの色で描き始めた。描き始めると、愛おしくてたまらない。今まで引きこもりの様に描くだけで満足していた作品も、ようやく「みてほしい」という気持ちが湧いてきた。その全てを集めて、初めての個展を開きます。
旅先の、特に水族館で撮りためてきた写真を元に制作。生き物や子どもたちのふとした表情に、画面の中でピントを合わせました。作品と共にゆったりと流れる時間を共有していただければ幸いです。
海に生きる生き物と子ども 油彩画約20点を展示します。

(作品 写真クリックで拡大表示します)
左:「lone wolf」油彩 F8 
中:「dance」油彩 F4
右:「七里ヶ浜」 油彩 F20 

作家略歴
1972 大阪に生まれる
1995 大阪芸術大学舞台芸術学科 卒業
2002 Art School アトリエegg 開講(絵に興味を持つすべての人を対象に初心者も自分のペースで美術を学べるスペース)


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多彩倶楽部 水彩画展 

2016.7.26(火)〜7.31(日) 終了致しました
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

関西を中心に活動する多彩倶楽部の展覧会も今年で9回目。
水彩画の研究会を毎月集まって皆のスケッチブックを観ながら相互に遠慮のない批評を行います。
水彩画ならではの表現を求めて新たな挑戦もしつつ、12人のメンバーが新作を展示します。
出展作家
池田徳宏 伊藤純子 岩田俊男 小暮詔子 
國見良助 田中博史 田村佳代子 藤田哲哉
松永昌子 生浦佳美 森島三男 山中伴子
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中沢 早太展 (水彩画・油彩画)

2016.7.19(火)〜7.24(日) 終了致しました
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

今年92歳になられる中沢早太さんは、30年以上絵を描き続けておられます。
絵のサークルやアートスクールに通われながら、風景をはじめ静物、人物などを主体に、鉛筆やペン、水彩、油彩など様々な画材を、心の赴くままに描いてこられました。働いておられる時は、出張の際でもわずかな時間も無駄にせずスケッチをし、時には記憶をたどってホテルに戻ってから色付けをされることもあったそうです。油絵では、風景画を主に東光会へ出品し、何度も入選してこられましたし、モデルをスケッチして油絵にされることもしばしばでした。
型にはまらず、どんな画題でも、さらさらと独特の線と色彩で描かれる力みのない絵は、しゃれたセンスの光る作品です。
また、とても研究熱心で、気に入った作家の作品はスクラップをし、模写をして、構図や、色彩の研究にも熱心に取り組んでおられました。ご高齢にもかかわらず自由にそして熱心に作品を作られるその姿勢は、アートスクールで学ぶ皆の憧れの存在でもあります。そんな中沢さんの世界を皆さまにも楽しんでいただければと思います。出展作品約70点

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ART of Plants 2  

2016.7.12(火)〜7.17(日) 終了致しました
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

油彩・水彩・アクリル・銅版画・貼切絵・コラージュ・ペン画・手ぬぐいなど、様々な技法で制作された「植物」の世界

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羽田 多栄子 銅版画展

2016.7.5(火)〜7.10(日) 終了致しました
11:00〜19:00 最終日は17:00まで

「恋物語」をテーマに、恋人たちの様々な情景を描いた銅版画20点余を展示

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「蝶よ花よと」600×800mm エッチング・アクアチント


「同胞(はらから)」 少年 w24×d14×h15cm 犬  w13×d6×h8cm


可南 KANAN つちびと展 
たいせつなもの たいせつなこと   

2016年6月23日(木)→7月3日(日) 終了致しました
午前11時〜午後7時 ※最終日は午後5時で閉場 月曜休

ワイアートギャラリー  企画展 
作家来場日 会期中午後1時より

サンクスイベント 6/26(日)13時〜15時

去年の秋から「繋がる」をキーワードに大阪から宮城、東京と個展を続けてきました。
お越しくださった方々や各地での開催に心を砕いてくださった方から大切なものを沢山いただきました。
そのご報告と、つちびとの礎を創って頂いた関西の皆様に心よりの感謝をお伝え致したく、
また、これからの、つちびとが目指す新作をご覧願います。どうぞご来場ください。  可南 

作家は、作品たちをつちびと名付けています。 土で創る人物や動物をそのかたちだけを
制作するのではなく、心を表現したいという考え方で制作を続けています。
今回は「繋がる」をキーワードに、宮城、東京、大阪で制作発表を行っています。
人と繋がること、たがいが相手のこころを大切に思うことが、誰かが誰かの支えになって
いる世界をつくる事が出来る。試練を乗り越える人々が持つ強さと優しさを、つちびとは
さらりとかたちにして伝えてくれる。よく生きてきたねと互いに乾杯する女性と見上げる猫の信頼にみちた姿勢がこころをなごませます。

つちびとのテーマとは、こうして生まれる

創作のテーマは、命の尊さ、平和の大切さ。そして試練を乗り越える人々が持つ強さと優しさ。
大きくて重く、ともすれば薄っぺらになってしまうテーマをつちびとはさらりと謳う。
あくまでもさりげなく、おだやかに。そこには深い愛情がある。
しばし、作品に向き合っていると心がほんのりあたたまってくると、個展のたびに多くの方の感想が寄せられている。

作品(サイズはW×D×H)クリックで拡大表示します


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「あっぱれ」 女性 32×12×10cm 猫 11×7×5cm
「ひとひら」11×12×18cm
「だれもが、だれかを救いうる」 13×22×16cm

可南さんブログ 命のかたち...心のかたちLinkIcon

天文学者の小さな旅 大亦みゆき 陶の絵展

2016.6.7(火)〜19(日)11:00〜19:00 日曜は17:00迄 月曜休み 終了致しました

天文学者の小さな旅をテーマに、
陶板、花器、小箱、小瓶などを展示販売いたします

作家在廊
 6月7日(火)・10日(金)・12日(日)・19日(日)

僕は天文学者。
この頃といえば
モニター画面と向き合う日々。
電波だとか赤外線で宇宙を探索できる。
望遠鏡を覗いては記録をとる天文学者の姿は
すでに4世紀も前のこと。

しかし美味しいお酒と旅に出逢う時間だけは
古来の学者と気持ちは同じだ。
果てしなく北極星に近づく旅。
船浮かぶのどかな景色の青空の向こうにも
星がある。

コツコツと時を刻む時計の音。
昔の時計の歯車をいじりながら
フルーティな香りのお酒を一口。

明日は研究もぐんと進むだろう。


作品 左上より「天文台のある苔の森」小箱 φ7.5×h8.7cm「古い天文台の塔の入り口」小瓶 w7.8×d2.7×h10.5cm 「フクロウのいる林と電波望遠鏡」 小瓶w9.3×d3×h8cm「天文学者は言う。蝶の翅は銀河に似ていると。」陶板 w12.7×d1.6×h12.7cm 「北極星に近い島」陶板 w12.3×d1.5×h9.3cm



小さなペルセポネーの庭 林 由紀子展

−小さなペルセポネーの小さな庭には
いろいろなものが棲んでいる−

詳しくはこちらLinkIcon

死の世界冥界と
四季ごとに豊穣な花々に囲まれる現世を巡る運命の
ペルセポネーのものがたり

銅版画と鉛筆画(淡彩含む)60点余を展示販売いたします

2016年 5月24日(火)〜 6月5日(日) 終了致しました
11:00〜19:00 日曜は17:00迄 月曜休  
作家在廊日 5月24日(火)・6月5日(日)

「小さなペルセポネーの庭」155×90mm 2016年 
銅版画・手彩色


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写真:中平穂積 
(左側)Bill Evans Top of the Gate New York,1970
(右側)Miles Davis Newport Jazz Festival,1969

中平穂積 写真展 JAZZ GIANTS 1961 - 2013

2016.5.14(土)-5.22(日) 終了しました
11:00-19:00(最終日は17:00まで)

懐かしいだけじゃない、GREAT  
ジャズフォトグラファーの第一人者が撮った巨人達の歴史的瞬間

出展作品
Art Blakey,Tokyo,1961/Horace Silver,Tokyo,1962/Paul Chambers,Tokyo,1964/Elvin Jones,Tokyo,1966/John Coltrane,Newport,1966/Thelonious Monk,VillageVanguard NewYork,1966/Ornette Coleman,Tokyo,1967 / Sonny Rollins,Tokyo,1968 / Miles Davis,Newport Jazz Festival,1969/Bill Evans,Top of the Gate New York,1970 /Louis Armstrong,Newport,1970/Nina Simone,Newport,1970 /Charles Mingus,Newport,1971 /
Takeo Moriyama,YosukeYamashita,Nagoya,1997 / Terumasa Hino DUG Tokyo,1998..ほか

新宿の老舗ジャズ喫茶「DUG」のオーナーとしても日本のジャズシーンを支えてきた中平穂積さんは1936年和歌山県生まれ、1960年日本大学芸術学部写真学科卒業、1961年アート・ブレイキーの初来日を撮影、国内外の著名ジャズミュージシャンを50年余撮り続けています。新しい写真集の刊行を機に全国で展覧会を開催中。ジャズの巨人達の生きざまに迫る肖像をご高覧ください。写真作品と 写真集「JAZZ GIANTS 1961-2013」を展示販売いたします。 作家在廊5/14(土)・15(日)

オープニングパーティー
「JAZZ ・ON TOP 」にて 5/15 (日)午後3時〜
参加費3,000円(1ドリンク・ おつまみ付)
JAZZ LIVE
清水 ひろみ(Vo) 柳原 由佳(P) 畠山 令(B) 岩高 淳(Ds) 
予約はJAZZ ・ON TOPまで 電話または当日店頭にて受付
Tel:06- 6311-0147 

猫が美術になる 展

出展作家(50音順)荒井 春代 (シルクスクリーン)大坂 美詠(アクリル画)金尾 恵子(水彩画)鷹塀 三奈(銅版画、アクリル画、陶人形)布施 和佳子(アクリル画)marupoleland (粘土ブローチ、アクリル画)

2016.5.3(火)-5.12(木)  終了いたしました 5.9(月)休み
11:00-19:00(日・祝・最終日は17:00まで)

作家と猫好きの人がともに楽しむ、春の猫アートイベント
ねこふんじゃったなギャラリーたち「ねこふんVol.8」参加

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版画の希望 展

遠藤美香(木版) 謝敷ゆうり(エッチング) ツツミアスカ(ミクストメディア)

2016年4月22日(金)〜5月1日(日) 11時~19時 日祝は17時まで 月曜休廊

終了致しました

版画の新しい地平を求めて、注目する気鋭の作家展

版画は、いまグローバルなアートの世界でどのように位置づけられるのだろうか。
版画にはどんな未来が開けるのかを問うため、
この展覧会を企画しました。
版画の代表的分野である木版・銅版に加え、写真や手描き等を木版とミックスした版画など。
これらを現時点で精力的に制作を行っている精鋭たちの自薦作品を展示し、
版画の未来を考えて行きます。
真に力の有る、国際的に通用する作品として版画が新しく注視されることを願って。

ギャラリートーク

−版画のさまざまな表現に未来を展望する–
ツツミアスカさん・謝敷ゆうりさん
4月23日(土)14時から ワイアートギャラリーにて

画像クリックで拡大表示
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ツツミアスカさんWEBはこちらLinkIcon

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フランツ・フォン・バイロス創作版画・蔵書票 展 Vol.2
伊藤文學コレクション

2016年4月6日(水)− 4月20日(水) 終了致しました
11時~19時 日曜日は17時まで 月曜休廊

世界最高のエクス・リブリス(蔵書票)画家とも、また19世紀末のエロチシズム画家としてビアズレーに続く作家として見なされ、ウィーンとミュンヘンで活躍したフランツ・フォン・バイロス侯爵(1866-1924)は多くの作品を残しました。ワイアートギャラリ-での1月展では発表しきれなかった少女や少年を描いた魅力的な作品なども今回展示販売いたします。ご高覧を願います。
作品内容、価格などについては、メール、FAX、電話にてお問い合わせください。

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「 Bilder aus dem Boudoir der Madam C.C 」中表紙とその裏面

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フランツ・フォン・バイロスの創作版画集の傑作といわれている
「 Bilder aus dem Boudoir der Madam C.C 」30葉は
1912年にバイロスが、Choisy le Conin の名前で(版上に同名のサイン入り)
私家版として、300部をヘリオグラビュール摺りで出版しました。
(1911年、バイロスの創作版画集「化粧台物語」がわいせつ罪で
ミュンヘン警察から告訴され、公判をさけてウィーンで匿名で出版したもの
と思われ、この30葉の「Madam C.C」の一部作品がイギリス蔵書票
協会発行、バイロス作品リスト60ページNo.37にも記載されています)

日本においては1977年、サバト館が限定970部を原版より復刻印刷して
発刊しているものが有名ですが、全30葉のうち6葉の原版が手に入らなかった為、
アメリカのシセラ・プレスの復刻版1968年刊からの複写で補完されました。
この版画集の刊行ノートにこのたびの発刊の事情が記されており、
バイロスの没後、ようやく近年になってバイロス作品が欧米で注目され、
少部数の私家本の入手はドイツ本国でも困難であるとされています。

このたび、ワイアートに展示販売されている作品は、原版300部のうちの48番、
30葉が揃っています。各作品のイメージサイズは180×175mm 用紙に多少の変色
一部にシミがあるものの、作品の精緻さは見事です。
お問い合わせ、ご高覧をお願い致します。

メゾチント 女性と花の表現展   
小池結衣 丹阿弥丹波子 渡邉幹夫

3/22(火)〜4/3(日)11時~19時 日曜日は17時まで 月曜休廊  終了致しました

Mezzotint 
メゾチント 版画の凹版技法のひとつ 銅版画の技法のなかでも根気のいる銅板への細かい
目たてと、極度の集中力と時間を必要とする研ぎだしで描画を行う技法。
このたびは珠玉の女性と花のメゾチント作品を特集いたします。

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(画像クリックで拡大表示します)

小池 結衣 (Yui Koike)
(作家在廊日 3/22(火)11〜19時  3/26、4/2(土)12時〜19時)
黒の諧調のみで心のうちを表現するメゾチント作品を、気がつけば100点を超えて創作している。
闇を切り開いて、光を呼ぶような作業が物語を紡いでくれる。
京都府京都市生まれ 京都市立銅駝美術工芸高等学校 日本画科卒業
1998 年 油彩画を始める。 2008 年 銅版画を始める 前川秀治氏 河崎ひろみ氏に師事    
神戸、京都、大阪で個展やグループ展を開催多数

丹阿弥 丹波子 (Niwako Tanami)
50 年以上にわたりメゾチント技法を用いて、野に咲く草花や身近にあるものを作品に。
静謐な作品は、モノクロームの画面の中で、光を纏っているかのように浮かびあがる。
昨年は東京と神奈川で大規模な作品展が開催され注目された。
1927年東京生まれ 1956年より駒井哲郎に師事、銅版画を始める。1957年春陽展入選
(以後各賞を受賞 春陽会会員)版画集出版 個展、グループ展開催多数

渡邉 幹夫 (Mikio Watanabe)
作家は漆黒の闇の中から人間の形を浮かび上がらせ、光を与えて行く、その何かが生まれ
て行く過程の中で、何とか人体の一歩奥深いところにある宇宙を感じたいと努力している。
愛情をこめて表現された女性の美しさと生命力が伝わる作品は高い評価を得ている。
1954年横浜生まれ、1977年武蔵野美術短期大学卒業、23歳でシベリア鉄道でパリに入り、
現在もフランス・ブルターニュに在住。
パリの「アトリエ17」でS.W.ヘイターに 銅版画技法を学ぶ。
1981年よりメゾチント技法で作品を発表。ヨーロッパ各地、日本等で展覧会開催 
受賞歴多数、パブリックコレクションも多い

spellbound 魅せられた魂
伊豫田 晃一 桑原 聖美 林 千絵 

2016年3月8日(火)− 3月20日(日) 終了致しました
11時~19時 日曜日は17時まで 月曜休廊
詳しくはこちらLinkIcon

美に魅せられた魂が永遠の一瞬をとらえて描く珠玉の作品をご高覧ください

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作品画像クリックで拡大表示します
伊豫田 晃一 「ベルカント」 紙に鉛筆 48cm×32cm  
桑原 聖美 「ゲーテのすみれ」日本画(高知麻紙) 26.5×20cm
林 千絵「猫町」木口木版 11×11.5cm


鉛筆風景画 森 英世 展

2016年 3月1日(火)−3月6日(日)終了致しました
11時~19時 日曜日は17時まで


深い池に小石を投げ、その波紋を推し量る行為の意味
を鉛筆で描くという繰り返しの作業の中で探っています。
小学生の頃の原点に戻って、鉛筆(B〜10B)と色鉛筆
による心象風景作品です。よろしくご高覧頂ければ
幸いです。 森 英世

1947年兵庫県生まれ大津市在住。絵は独学。2012年
より京都北山、寺町に於いて個展(12.13.14年)


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左「荷風」 261×345mm
右「標の木」 341×248mm


愛おしいもの 豊田泰弘 油彩画展

2016年 2月16日(火)− 2月28日(日) 終了いたしました
11時~19時 日曜日は17時まで 月曜休廊

作家在廊日 2月16日(火)・20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)

将来を嘱望された1986年生まれの油彩作家の5回目の個展企画を開催します。
作家は日常のなかにいつも存在するものをリアルに描いています。
サンドマチエールなど卓越した油彩の表現技術で、日常のなかの非日常性を描きます。
鑑賞者は見慣れたものから、心騒ぎや、懐かしさなどを感じることになります。
このたびは日常の中において「愛おしいもの」と感じたものを描きました。
めまぐるしく変わって行く世界で、私たちは沢山の選択肢に出くわします。
忙しい日々に自分を見失いそうな時もあり、大切にしたいものを心をこめて描くことで、
一つの羅針盤にしています。これらの作品がご覧になる方々の心に触れます事を願っています。

詳しくはこちらLinkIcon

作家略歴
1986年  
愛媛県に生まれる
2002年
第2回全国高校生現代アートビエンナーレ展準グランプリ 大原美術館賞受賞
2007年
For展 加計美術館(倉敷)
2008年
ザ・ニューフェイス 石田大成社ホール(京都)
2009年
倉敷芸術科学大学 芸術学部美術学科卒業
2010年
TASTING ART EXHIBITION 02(阪急百貨店メンズ館)出品
2011年
Hankyu meets Art~summer~(阪急百貨店うめだ本店)
2012年
個展「motherへ」JR大阪三越伊勢丹 アート解放区
2013年
京都アートフェア2013 出品
2014年
作品集「日々のとなりに」ポストカードブック(Y.art刊)
2009年〜2016年 Y.Art-Galleryにて毎年個展開催

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たえなる花たち 本荘正彦 木版画 展

2016年2月3日(水)〜2月14日(日) 終了いたしました
11:00〜19:00
(2月11日 (木祝)と 日曜日は17:00迄  2月8日(月)休廊)

作家在廊日  2月4日(木)・2月6日(土)・2月14日(日)

ことしも花たちの精が舞い、
迦陵頻伽 (かりょうびんが)のように歌う

本荘正彦氏は、1963年神戸市生まれ。
1985年京都教育大学美術科卒業後より木版画を始めました。
以後、日本美術の伝統である多色摺木版画技法を生かし絶えず新しい造形と色彩の作品を創造して
います。「自画、自刻、自摺」で制作した新作のすべてを展示販売します。
ワイアートでの11回目の個展をご高覧願います。

詳しくはこちらをご覧くださいLinkIcon


フランツ・フォン・バイロス 創作版画・蔵書票 展

(伊藤文學コレクション)

2016年1月21日(木)〜2月2日(火) 終了いたしました
11時~19時  日曜日と最終日は17時まで 
1月26日火曜日は都合により16時閉場
1月25日と2月1日の月曜日は定休日のため休廊

細く流麗で精緻な描線で表現されるエロスの世界 
バイロスの薔薇とたおやかな女性たち
憂愁と美へのよろこび

世界最高のエクス・リブリス(蔵書票)作家とも、また19世紀末の耽美なエロスを表現する作家としてビアズレーに続く作家として見なされ、ウィーンとミュンヘンで活躍したフランツ・フォン・バイロス侯爵(1866-1924)は多くの作品を残しました。 バイロスの創り出した作品で現在判明しているものは、(1)有名小説の挿絵 40小説 285点(2)創作画集 8作品 120点 (3) 晩年の創作画集 3作品 120点(4) 蔵書票 330点余 とされています。ワイアートでは手に入る資料をもとに調べ、展示販売を行う予定です。
 第一回目となる今回の主な内容 
1. シリーズ・マッペより「蔵書票集」EX Libris Ⅳ. 1916 年 12葉
2. 創作版画集「Bilder aus dem Boudoir der Madam C.C.」30葉 
3. シリーズ・マッペより「蔵書票集」EX Libris 21葉 

詳しくはこちらをご覧くださいLinkIcon


渡辺 章雄 琳派の表現 展

2016年1月9日(土)〜16日(土)終了いたしました
11:00〜19:00 会期中無休
11日(月祝)と最終日は17:00迄
作家在廊 1月9(土)・10(日)・16(土)

渡辺章雄氏は1949年大阪市生まれ、創画会会員として活躍をされ、川端竜子賞大賞受賞など数々の日本画の賞を受けておられます。2015年には嵐山の時雨殿(小倉百人一首文化財団)に展示された百人一首屏風に、上村淳之氏他とともに10点の作品を描いています。日本画をより自由に捉え、実験的な新しい表現を追求しながら、日本文化に脈々と流れる琳派の表現をもちいて四季の美しさを大胆にかつ繊細に描いた作品を展示いたします。
ご高覧を願います。

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「明日香風」 448×282mm 和紙、岩絵の具、箔



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「緑庭」 255×225mm 和紙、岩絵の具

Miyuki Ohmata CUP COLLECTION Vol.2

大亦みゆきのカップコレクション展

2015.12.22(火)〜23(水祝)終了致しました

11:00〜19:00  ワイアートギャラリー

大人になった今も、心ときめく。
クリスマスや新年に向けてあの人へのギフトに、
何よりも私の楽しみのカップを見つける。
大亦みゆきさんの心のこもった絵柄と暖かい陶器の感触。
そっと手に包み込むと、旅に出たくなります。

クリスマスプレゼントにもぴったりの新作カップ他小物など約50点を展示販売
基本的に展示即売となります (一部会期終了後にお渡しの作品もございます)
お電話でのご注文は初日12月22日火曜日の昼12時よりお受けします。
1点1点手作りの作品の為、パンフレット掲載の写真と異なる部分もございます。
掲載価格は税込価格です。

クリックで拡大表示します。
00表紙と裏.jpg
00中面最終.jpg


あの町 この街  松本秋美 作品展

2015.12.8(火)〜12.20(日)11:00〜19:00 終了致しました
日曜日は17:00まで 最終日は16:00まで 月曜休廊

京阪神や奈良など、レールでつながる各路線の列車や駅々の様子をペンで精緻に描き、
カラーインクやアクリル絵具を用いて美しく暖かい色彩で表現しています。
駅に止まっている制作年代が異なり、また、行き先も異なる列車を見通すチャンス
などを楽しく描いています。
ホームに掲示されている駅名看板を描いた作品は作家のイマジネーションによって
その駅の特徴が描き込まれています。
鉄道で結ばれたあの町この街の風物とともに懐かしく、その場所を観て頂きます。
作家は大和郡山在住ですが、現在81歳、30年間にわたり、大阪市立美術研究所
(大阪・天王寺)で絵画指導に携わり、多くの美術研究生より慕われてきました。
京阪神各地をスケッチのため研究生と幾度も訪れ、レールでつながる各地の鉄道の様子を
独自な視点で描いています。

松本 秋美 Akimi Matsumoto

1934年
大阪市生まれ
1975年
公務員 辞職 
大阪市立美術研究所にて学ぶ 
1980年
全関西美術展(第1席 読売新聞社賞・招待)
1981年
安井賞展出品2回
1982年
浅井忠記念賞展(大賞)  
現在 無所属  
大阪市立美術研究所友の会講師 日本美術家連盟会員
各地で個展、美術館他でグループ展多数開催 

所蔵 
mangghaクラコフ日本美術技術センター/ポーランド
相生森林美術館/徳島 畦地梅太郎記念美術館/愛媛



郡山駅-近鉄-135×278mm.jpg王寺1JR大和路線.jpg

「郡山駅」(近鉄)
135×278mm
ペン、カラーインク、アクリル絵の具、キャンバス

「王寺 1」(JR大和路線)
105×210mm
ペン、カラーインク、アクリル絵の具、キャンバス

清らかな光に  近藤 幸 木版画展

11/25(水)〜12/6(日)初日の11/25水曜日13:00オープン
11:00〜19:00 日曜日は17:00まで 月曜休廊 終了いたしました
作家在廊日 11/25(水)11/28(土)11/29(日)12/5(土)12/6(日)

徳島市在住の近藤 幸(みゆき)さんの作品は、小さい頃の海の近くでの生活が創作の原点です。
遙か長い時間を経て造られた山や海岸の形。日々変化している木々や波の形。
自然のカタチはそれぞれのリズムを刻みながら、自らの在るべき姿を保ち続けています。
作家は日常の小さな変化と静かに向き合い、変わらぬモノに耳を澄ませて木版を彫り、
自然界の色たちが調和し詠う柔らかい色を表現するため各作品は10版から12版にわけて
彫られた色別の版を摺り重ねて行きます。
月に映える水面など、美しい光に満ちた多色木版の世界を30点の作品よりご覧ください。
多色摺版画の順序摺と版木も展示致します。


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幻想の彼方 高松 ヨク展 

11/10(火)〜22(日)終了致しました
11:00〜19:00 日曜日は17:00まで 月曜休廊
作家在廊日 11/10(火)14(土)15(日)21(土)22(日)

詳細はこちらをご覧くださいLinkIcon

高松ヨク氏の作品は例えようも無く美しい。
超現実の世界を描く高松ヨクさんの新作を含む22点の展覧会を行います。
超絶技法ともいえる細密な描写による静謐な画面の作品です。
古典油彩技法を研究し、アクリル絵具を使って、ダヴィンチが用いたスフマート技法
(イタリア語:Sfumato)を追求しました。
色彩を点描で重ねる技法で深く透明感のある表現をしています。

1945 北海道生まれ
1997 美蕾樹にて 個展  (東京)
2005 ギャラリ−椿 個展  (東京)
2008 ギャラリ−椿 個展  (東京)
2010 京都移住
2013 ギャラリ−・オルテール 個展 (東京)
2014 ギャラリ−歩歩琳堂 個展 (神戸) 
2015 ギャラリ−椿 個展  (東京)
   ワイアートギャラリー 個展 (大阪)

グループ展多数 (海外含む)
IFAA・国際幻想芸術協会会員




-作品集より- 
坂東壯一銅版画展  10/27(火)〜11/8(日) 終了致しました
11:00〜19:00 日祝は17:00まで
月曜休廊
作家在廊日 10/31(土)・11/1(日)

坂東さんの銅版画は美しい。微細な線と点描による光の粒子が見る者の脳内に焼き付き、作品からは孤独感につつまれた幻想が匂い立つようだ。
このたびは 1996年、坂東作品の転機となった版画集「庭園の闇」を展示します。
いくつもの種類の植物の生命力が地を覆い、繁茂し、生死を繰り返す世界、人間にとっては闇の世界を黒色の濃淡で現すため、従来用いていた面の表現技法アクアチントを廃止した。
植物の生態を捉え、その闇を膨大な時間をかけ線の表現技法エッチングで緻密に描くこととした。少年の頃感動したデューラのエッチング技法の版画に戻った。
坂東さんの言葉だが「光の中に闇を流し込むエッチング制作」がその後も続いている。作品集 夢の罠、道化師 などからも出品。

 ←坂東壯一銅版画作品特設ページ(画像をクリックして下さい)




静謐ないのちの華やぎ  長野順子 銅版画展

2015年 10月13日(火)− 10月25日(日) 終了致しました
11時~19時 日祝は17時まで
10/19(月)は休廊

作家在廊日 10/17(土)・18(日)

20年近く銅版画に携わってきて、私の心を刺激し続けてきているのは、
相変わらず植物たちの美しい生命力です。
(長野順子 版画藝術 NO.165 特集 銅版画家25人より)

緻密にかきこまれたエッチングの黒をアクアチントでやさしくぼかして制作して行く。
卓越した描写力で細密に表現された花・葉・茎・根などが宇宙と一体となりメドレーのように繰り返しつながる楽しさをご高覧願います。

←長野順子 銅版画の世界 特設ページはこちらから

長野順子 略歴

1966年 群馬県生まれ
1991年 東京芸術大学大学院 美術研究科建築専攻修了
5年間の設計事務所勤務の後、美学校にて銅版画を学ぶ。
1998年の初個展以後、各地で個展多数。
2007年、2010年 ボローニャ国際絵本原画展 入選 
2010年 日本書票協会公募展 大賞
2011年 高知国際版画トリエンナーレ展 入選(2013年も)
2013年 Sharjah Exhibition for Children’s Book Illustrations 招待出品、 2015年 2位受賞
    (アラブ首長国連邦)
2015年 マルボルク国際蔵書票ビエンナーレ 2015 入選(ポーランド)

00華食の日々.jpg00極上の朝.jpg

「華食の日々」エッチング、アクアチント 225×150mm
「極上の朝」 エッチング、アクアチント 225×300mm

(画像クリックで拡大表示)

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(クリックで拡大表示)

銅版画の希望展

2015年10月3日(土)〜 10月11日(日)終了致しました
11時~19時 (日曜は17時まで)月曜休廊

2013年に行った第1回の「銅版画の希望 展」の第2回展です。
現代美術の未来に希望を託する、実力を持つ4人の若手銅版作家の
さまざまな表現を観て頂く展覧会です。
日本の版画の特徴は、その独自な「技術」いう点で
浮世絵版画の時代から世界の先端にあったと言えます。
これは銅版画の世界の先達、長谷川潔、駒井哲郎にも言えます。
4人の銅版画作家は、自らのイメージを版に描き、自ら製版し、摺るという過程を経ているので絵と版が一体となって表現する各自独自な表現世界を築き上げています。
エッチング技法の箕輪 千絵子、藤田 典子は物語的で幻想の世界から。今回はカラーの作品も出品している小池結衣はメゾチント技法で版に緻密な目立てを行い、漆黒の世界を創り上げ、そこから派生する光をまた色彩を表現しています。
モノクロームで静謐な自然の風景を描く野嶋 革はアクアチントとメゾチントを併用しています。
各自が技法を駆使して現代の状況と意識をどのように捉えようとしているか、ご鑑賞ください。


企画展

129. Sommeil「眠り」99×292mm 1996.jpg

Sommeil 「眠り」  メゾチント  99×292mm  

マニエール・ノワールの美 渡辺幹夫 銅版画展  終了致しました

2015年9月15日(火)→ 9月27日(日)11:00〜19:00

詳しくはこちらLinkIcon

※9/21月曜日、9/22火曜日は休廊
日曜日と最終日は17:00まで  
ワイアートギャラリー  

メゾチント技法は17世紀にルートヴィッヒ・フォン・ジーゲンによって考えだされ、
主に当時の大家の作品を複製する時や風景や静物を描く為に用いられたという。
やがて写真が発明されるとともに作業の膨大なこの技法が途絶えてしまったのを
20世紀になって長谷川潔が最初に甦らせた。
その後、パリにおいてジョニー・フリードランデルやS.W.ヘイターが追求し、
浜口陽三ほかの作家がメゾチント技法で作品を制作してきた。
メゾチントでは誰もやった事の無い裸婦を手がけて渡邉幹夫はメゾチント版画の
歴史に残る作品を創作したと評価されている。
これら1983から1997年間に制作された作品群をじっくりとご高覧ねがいます。

企画展

藤本 絢子 個展「なつの果て」 

2015年9月1日(火)→9月13日(日)11:00〜19:00   終了致しました
※月曜休廊   日曜日と最終日は17:00まで
ワイアートギャラリー  

なつの果てweb.jpg「夏の果て」 2.27×3.64m 油彩


飼っていた金魚が水面で固まり果てているのを見て思う。

私は今人生の季節のどの辺りなのだろうかと。

最近は特に自分の中のひとつの季節の終焉を意識することがある。

若さという免罪符を無意識に振りかざせた春から、暑く厳しい夏に差し掛かっているのだと。

この夏が終わる頃、私はどのような境地に辿りつけているのだろう。

そしてその先はー。

この展覧会では季節の終わりと新たな始まりをコンセプトに、

金魚、朝顔、りんご飴の3つのテーマに分けた新作を中心に展示する。      藤本絢子


大阪では初の個展となる今回は “ひとつの季節の終わりと新たな始まり” をコンセプトに、代表的な作品イメージである『金魚』と今回初発表となる『りんご飴』『赤い朝顔』の3つのイメージシリーズで構成し、最大3.6m、最小15cmの油彩画を新作中心に20点以上展示いたします。2015年3月に 第二回うたづArt Award2015で大賞を受賞した油彩画 『日暮』も同賞の授賞展覧会以外では初めて展示いたします。


藤本絢子 略歴
1985年 大阪生まれ  
2008年 京都市立芸術大学美術科油画専攻 卒業
2011年 京都造形芸術大学修士課程 芸術表現専攻洋画領域 修了 

主な受賞歴
2015年 第二回うたづ Art Award 2015 大賞受賞
2014年 第29回ホルベイン・スカラシップ奨学生 認定
2010年 第二回松陰芸術賞 授賞
2010年 ALBION AWARDS 2010 銀賞受賞
2009年 第7回三菱商事アートゲートプログラム入選、
     以降第10回、第17回、第18回 入選


2008年よりグループ展、個展を京都・大阪・東京・奈良・名古屋・横浜・高知・松山・沖縄等で開催。
海外でもニューヨーク・上海・パリ・イタリア(レッジョ・エミリア)などで開催している。
この8年間、多面的に活躍してきたが、大阪における個展は今展が初めてである。

Ayako Fujimoto official web site
http://www.fujimotoayako.com/

変化する形態(フォルム) 赤尾 匡俊 展

2015年8月25日(火)→8月30日(日)11:00〜19:00  ※最終日は17:00で閉場   終了致しました
作家在廊日 8/25・27282930
ワイアートギャラリー  

空を見上げれば「雲」として、地上を見渡せば海を始めあらゆる場所で姿・形を変えて
存在している「水」。どこかとらえどころのない、しかし私達にとって必要不可欠な
その不思議なものを絵画(イメージ)として成立させたい。私達の生命を育み、
慈しんでくれるこの大切な存在を自分の画で表現してみたい。
水をテーマに描いた油彩画、水彩画 30点余を展示します。    赤尾 匡俊


変わりゆく雲.jpg天の川Ⅰ.jpg

左:「変わりゆく雲」油彩 F6   
右:「天の川Ⅰ」油彩 F10

山乃井木工房 岩井雄介 木の手仕事展 2015 in 大阪

2015年8月18日(火)→8月23日(日)11:00〜19:00  終了致しました
初日18日は13:00から開場します   最終日は17:00で閉場
ワイアートギャラリー  

岩井雄介さんは、平成22年、京都の伝統工芸産業や伝統工芸士が国の指導を受けて設立された学校法人二本松学院 京都伝統工芸大学校の木工芸科を卒業し、自ら京丹波町に工房を立ち上げ、京指物の技法を駆使した作品を作っている気鋭の作家です。
様々な樹種を使って、毎日素材と向き合い、木の個性に応じた作品作りをしています。
漆の盆、家具から小物まで、幅広い作品を展示します。

201505欅拭漆角盆.jpg201505個展.jpg
欅拭漆角盆


竹田 恵子展  

2015年8月11日(火)→8月16日(日) 終了致しました
11:00〜19:00  
※最終日は17:00で閉場
ワイアートギャラリー  


竹田恵子
Keiko Takeda
大阪府生まれ
2007 神戸大学 発達科学部 人間行動表現学科 造形表現論コース 卒業
2008 個展 ギャラリー未来 大阪
2009、2012、2013、2014 個展 Y.Art-Gallery 大阪


多彩倶楽部 水彩画展 
終了致しました

2015年8月4日(火)→8月9日(日)11:00〜19:00  ※最終日は17:00で閉場
ワイアートギャラリー  

関西を中心に活動する多彩倶楽部の展覧会も今年で8回目を迎えました。
水彩画の研究会を毎月集まって皆のスケッチブックを観ながら相互に遠慮のない批評を行います。
水彩画ならではの表現を求めて新たな挑戦もしつつ、10人のメンバーが新作を展示します。

出展作家
池田徳宏 伊藤純子  岩田俊男 小暮詔子 国見良助 
田中博史 田村佳代子 藤田哲哉 松永昌子 森島光男 

森田 しのぶ 展  終了致しました

2015年7月28日(火)→8月2日(日)11:00〜19:00  ※最終日は17:00で閉場
ワイアートギャラリー  

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左:生命への回想 0135 油彩・カンヴァス 80号  
右:生命への回想 0145 油彩・カンヴァス 100号  

森田 しのぶ  略歴
1956年 鳥取県生まれ
1981年 大阪芸術大学卒業
1990年
自由美術本展 初入選以降連続入選
自由美術関西展 連続出品(京都にて)
自由美術東中国展 連続出展(岡山にて)
鳥取県美術展 連続出展(県展賞 1回 奨励賞 2回受賞)
鳥取市美術展(市展賞 1回 奨励賞 1回受賞)
グループ展 風アフター12年間継続
1998年
自由美術関西展 企画三人展
1999年
自由美術本展 新人賞受賞
2000年
自由美術本展 新会員推挙
2001年
個展(神戸六甲画廊にて)
2002年
個展(鳥取 あんどうギャラリーにて)
2003年
25回 川上奨励賞受賞
グループ展 遊遥 Tottori 6(鳥取 あんどうギャラリーにて)
2004年
個展(東京千駄木画廊にて)
グループ展 女性ユニ展(四人展)県立文化会館にて
2005年
グループ展 「赫展」連続出品(兵庫にて)
グループ展(東京千駄木画廊にて)
2006年
個展(鳥取 あんどうギャラリーにて)


愛惜の西村宣造作品 展  終了いたしました

2015年7月14日(火)→26日(日)11時〜19時 月曜休 ※最終日は午後5時で閉場

ワイアートギャラリー  

雨がふってきた銅版画.jpg00senzo1.jpgウォーターメロン鉛筆.jpg


西村宣造氏は2012年12月26日に急逝されました。
最後の無頼派の作家と言われ、永遠の女性を求めて描かれた
愛おしい女たちの姿をあらためてその貴重な作品を見つめ直します。
このたびは、パリの酒場でパントマイムを演じる女道化師の姿や、
また彼女たちの舞台裏での姿を哀切を込めて鉛筆画で描いた作品が中心となります。
二度と現れないこれらのドローイング作品や銅版画などを
東京、神戸展に先駆けて展示致します。


西村宣造の線 
遠に未完の魅力ある大人のドローイングがこのたび集結 
WEB先行販売    7月14日より会場展示

詳しくはこちらをクリックLinkIcon

西村宣造 略歴
1943年 大阪生まれ、
1962年 大阪市立工芸高校卒業 日本大学哲学科中退
1974年 パリに遊学 油絵ル・サロン出品、激励賞受賞
1978年 帰国後、銅版画アルルカンシリーズ制作を始める。
1988年 版画集 『アルルカン』出版
1995年 版画集『夢窓 六人の女 』を出版
ジョーゼフ・ヘラー、ジャン・コクトー、フランソワ・サガンなどの著書の
表紙絵を描く
銅版画、リトグラフ、鉛筆画等の個展を各地で多数開催
2012年12月 逝去69歳
2013年より、遺作展が各地で開催されている

星谷 たえこ 展

2015年7月7日(火)→12日(日)11時〜19時  ※最終日は午後5時で閉場 終了いたしました

ワイアートギャラリー  

自然を舞台に、時間と自然光が織り成す色彩の変化を表現しています。 
どこかで見た風景、その時の光の記憶を呼び覚ますような空間を創作することを意図して、絹地の上に絵の具他で染み込こませるような絹彩色技法で制作をしています。



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「白い道」「光」
 アクリル 絹 62x24cm

アートスクール大阪・版画コース展 

2015年6月30日(火)→7月5日(日)11時〜19時  ※最終日は午後5時で閉場  終了致しました

ワイアートギャラリー  

出展作家

壹添 あい  高梨 暢雄  西川 左希子  藤原 典子
堀口 知子  味埜 与志子  宮崎 奈央美
and more

<講師>
児玉太一
山内あすな

アートスクール大阪・版画コース有志、講師による版画展

「絵を描きたい」という気持ちを実現させるため、個別の指導と自由な受講時間
が選べるアートスクール大阪。また、さまざまなコースから振替受講が可能でコース
を超えた交流が盛んです。
このたびは版画コースの受講生のなかから銅版画とシルクスクリーンの作品、約30点余
を展示します。銅版画はエッチング、アクアチント、塩ビ版ドライポイントなど技法を
駆使した諸作品です。作り手の個性が発揮された作品をご高覧ください。

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作品左:高梨 暢雄「熊の威を借る」25.4×18cm 銅版画(アクアチント)

作品右:西川 左希子「Ballet Ⅲ」14.7×20.7cm 銅版画(エッチング・アクアチント)

作品下:宮崎 奈央美「ゲンジノタキ」29.7×21cm 銅版画(エッチング・アクアチント4版4色)

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アートスクール大阪・版画コース  http://www.art-school.co.jp/printmaking/

Art of plants 展 〜それぞれのアプローチ〜 終了致しました

2015年6月23日(火)→28日(日)11時〜19時  ※最終日は午後5時で閉場

ワイアートギャラリー  

出展作家

荒武 千鶴子  石崎 健治  大野 和子  川副 綾香  岸本 知鶴 
木村 保子  佐川 俊浩  しまだ ねこ  中尾 照子   西川 左希子 
松下 裕恵  松葉 画舫  宮田 由利子  盛村 麻澄  八木 恵子

15人の出品者は、それぞれの見方で多彩な植物の花や実、葉などを描きます。
全員が自分の画風、植物に対する思い入れを持った人たちばかりで表現技法も異なります。
ボタニカルアートととは一線を画した、同じ植物でも自分というフィルターを通すと、
これだけ表現が変化するという、それぞれの違いを楽しんでいただく展覧会になりました。

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アートスクール大阪  http://www.art-school.co.jp



どこにもない場所から
立体作品・ドローイング・銅版画 アカサカヒロコ 展  

2015年6月16日(火)→21日(日)11時〜19時  ※最終日は午後5時で閉場
終了致しました

作家在廊 6/16、19、20、21の午後2時〜

アカサカヒロコさんの作品には独特な空間が存在します。立体の椅子や階段は
空に漂い、絵画は見ているとその世界に入り込んで浮遊している楽しさがあります。
絵本 挿画 個展などで活躍中。2010年ポローニャ国際絵本展入選等 受賞歴多数

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立体作品「ふわり。」トレーシングペーパーにエッチング
椅子から女の子が飛び出していく


色鉛筆で子供たちを描いた作品

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「一灯ごとのくつろぎ」「埋もれた言葉をさがして」
銅版画 (イメージサイズ 10×10cm)



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安元亮祐 小さな名作 展

2015年 6月2日(火)− 14日(日)
11時~19時 (日曜日は17:00迄)
月曜日は休廊

会場:ワイアートギャラリー

作家在廊 6/6 6/7

画伯が新たに展開するかたち、
こころ引き込まれる色彩
小さな名作たちの魔法にかけられて
好評の東京展に引き続き開催致します。

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「春の月」

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「Yellow Time」「裏通りの少女」

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作家それぞれの美神 展

2015年 5月16日(土)− 5月31日(日) 終了いたしました
11時~19時 (日曜日は17:00迄)
月曜日(5月18日、25日)は休廊

会場:ワイアートギャラリー

詳しくはこちらのページをご覧くださいLinkIcon

↓画像クリックで作品紹介ページへジャンプします


それぞれの作家が女性に感じる最上の美を幻想の世界で表現した版画や鉛筆画、
彩色のドローイング作品などを集めて展示します。鑑賞者は各作家が憧れ追い求
める美神の内面を探求できる展覧会にいたします。
「美神」という言葉は世界各地の神話や民話、伝承に登場する女性または女神を
現しますが美術作品の永遠のテーマである、女性の美と魅力を世界の文学や神話
等に求め、生命の誕生と対の鏡である死の世界などを通して描いています。
女性美の表現に評価の高い作家の作品を展観致します    45点余を展示



追悼 生死の中に仏あれば 秋山 巌 展

2015年 4月28日(火)〜5月10日(日) 5/6(水祝)は休廊
11:00〜19:00  (4/29・5/3・4・5・10は17:00迄)  終了致しました
ワイアートギャラリー

詳しくはこちらLinkIcon

木版作家・秋山巌先生が昨年の9月に93歳で逝去されました。一周忌に向かって先生を偲び追悼展を開催いたします。
先生は大分県竹田市出身。1953年に太平洋美術学校卒業、その後、独学で民俗学・仏教学・俳詩・陶芸・彫刻・水墨画を学びました。生前、自分にはふたりの師がいると語られています。棟方志功と種田山頭火です。棟方板画の魔力を「津軽じょんがら」の律動感としてとらえ、躍動する女体菩薩像が自由奔放に遊ぶ精神を敬愛しました。また放浪の俳人で禅僧の山頭火のすさまじい生き方から読まれた清冽で気迫あふれる句に打たれ、誰もが表現し得なかった山頭火像を木版画で創りました。
自然と向き合い多くの作品を描き続けた純粋無垢な精神の表現は国内外より高い評価を得ています。
このたびは、山頭火、ふくろう、猫、女性讃歌などの木版画と希少な肉筆画をご高覧いただきます。


(作品 「青い夜」 和紙に木版×銅版)

春光山野に満ち
本荘正彦 木版画展

2015年 4月14日(火)〜26日(日) 終了致しました
11時~19時 日曜日は17時まで 月曜休廊

作家在廊日 4/17(金) 4/19(日) 4/22(水)
詳しくはこちらLinkIcon

本荘正彦さんは、1985年京都教育大学卒業後より木版画を始めました。
江戸時代に完成された浮世絵の多色摺木版画技法の彫りや摺りをマスターした上で制作される本荘さんの作品は、新しい感覚の木版画として評価を受けるようになり、この30年あまり京都で作り続けています。木版独特のやわらかい質感とともに、気品のある色彩構成が魅力的でこれが際立った特徴となっています。
このたびは、春から初夏の花たちとともに、花がもつそれぞれの美しさを象徴する美しい女性像を加えて描いてみました。また、銅版画と木版画の技法をミックスした新しい表現の作品も発表します。


略歴 1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学卒業
   1986年木版画家 井堂雅夫に師事
   日本版画協会展、京展、版画京都展等に入賞
   各地の画廊、百貨店で個展を多数開催

   日本版画協会準会員 版画KYOTO実行委員会会員
   NHK京都文化センター、京都新聞文化センター
   神戸新聞文化センター 木版画教室講師



(作品 高尾ふき子 「歩き出すはな子」 ケント紙に鉛筆)

日本で最高齢の象 井の頭自然文化園の象のはな子さんをめぐって

敬愛する動物たち 
三田村 直美 高尾 ふき子 展

2015年 4月2日(木)〜12日(日)終了いたしました
11時~19時 日曜日は17時まで 月曜休廊

作家在廊日 三田村直美さん 4/4、4/11  高尾ふき子さん 4/4、4/5 

詳しくはこちらLinkIcon


「父が愛したゾウのはな子」と言う本を読んで、実はそのヒロインが存命なのを知り、
矢も盾もたまらず会いに行ったのがきっかけでした。
はな子さんは、ギャラリーにバナナを付きだして見せたり、鐘を何度もならしたり、
サービス精神に溢れたゾウでした。
いつか、はな子さんの個展がしたい。それまで元気で、私を待っていて貰いたいものです。  

                                三田村 直美


ある日、はな子さんを眺めていたところ、一瞬ですが笑ったような表情を見せたのです。
象も笑うのだろうか?!
驚きと共に、版画にしたい、強い衝動に駆られました



                                高尾 ふき子


今、最も充実した銅版画作品を創造する日本版画協会会員の二人の女性作家が描いた、東京・武蔵野市の井の頭自然文化園に暮らす日本で最高齢の象のはな子さんの作品を中心に、作家が敬愛する動物たちを描いた版画作品を展示いたします。

作家のおひとりは、天王寺動物園のチンパンジーのリッキーやカバなど、
動物たちの姿をメゾチントの銅版画で描いている関西在住の三田村直美さん。
今展では、はな子さんの作品の他にカバやゴリラ、チンパンジーの銅版画作品も展示します。
もうおひとりの作家は、高尾ふき子さん。
関東在住の高尾ふき子さんは、何度も象舎に通いはな子さんを何枚も描いています。
現実のはな子さんだけでなく、想像の世界に遊ぶはな子さんを表情豊かに描き、
敬愛する動物のいのちを見つめています。

この展覧会が人間と動物のつながりの深さを考えるよい機会になればと思っています。 

                                    yart gallery


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作品 左:高尾ふき子 「見つめる」雁皮摺り エッチング、アクアチント
作品 右:三田村直美 「象 2014-7」 メゾチント


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作品 左:三田村直美「2005.08.06 (遠い日)」メゾチント
作品 右:三田村直美 「2005.08.07 (少女)メゾチント


可南 つちびと展 待春

2015年3月17日(火)〜29日(日)11時〜19時  終了致しました
(日曜日は午後5時まで) 3/23月曜休廊

会期中作家在廊予定 


可南さんブログ 命のかたち...心のかたち...


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母娘のつちびとは、会場の入り口で、つちびとたちをやさしく見守っているかのよう


いのちのかたち こころのかたち

つちびとの創作のテーマは、命の尊さ、平和の大切さ。
そして、試練を乗り越える人々か持つ強さと優しさ。
重く、ともすれば薄っぺらになってしまうテーマを
つちびとはさらりと謳う。あくまでもさりげなく、
おだやかに。陶人形ではなく「つちびと」と呼んで
いるのは、人の外形ではなく「心の中身」を創りたい
と思っているから。
命の愛おしさやぬくもりなど、目には見えないものを
見えるかたちに、誰一人として同じ人間がいないよう
に、「つちびと」も、唯一無二の存在として、誰かに
寄り添えるものになれればと願って制作している。

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それでも・・私は、待っている

いつか・・来る春を

あたたかな陽射しを・・・・


そして、たぶん 

それは・・・


自分の春ではなく

誰かのための春なのだ


可南



春の訪れを待つ薄氷の空のもと、
作家はこころを、目に見えないものを
表現したいと願い、
つちびとを魂をこめて創っています。


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「零れる想い」


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「Life is...」


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「深呼吸」

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「愛しさポケット」

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「春の子」

田部光子と九州の精鋭による100枚展

2015年3月3日(火)〜15日(日)11時〜19時
(日曜日は午後5時まで)月曜休廊 終了いたしました 

詳しくはこちらLinkIcon

ギャラリートーク

田部 光子×平山 隆浩  3月7日 土曜日 14:00〜 ワイアートギャラリーにて
(電話、FAX、メールのいずれかで、ワイアートギャラリーへ事前にお申し込みください)

 田部光子さんは、九州の美術家たちが 1957 年「反芸術」「反東京」を旗印に前衛美術運動を行うために結集した「九州派」の旗揚げに参画して以来、約60年間、時代の最先端の美術を目指し、現代美術の第一線で活躍してきた。(九州派は関西の具体美術協会・結成1954年、東京のネオ・ダダ・結成1960年などの活動に攻応していた)1970年の九州派解散後は田部光子さんは「九州・現代美術の動向展」や「九州女流画家展」においてリーダー的活躍をしている。
この20年は九州各地と東京、ニューヨーク、ワシントン DC、パリ、大阪等で個展活動をつづけ、2013年10〜12月には地元、福岡市立美術館において50年代の作品から近作までの展示が行われた。
 80歳を超えた田部さんの活動の一つに、 JUST ART YOUNG と言う若き創作者が中心のグループがある。このたび福岡市の天神の真近くにグループの拠点を設置、活動を開始した。
その第一回企画として、今回「田部光子と九州の精鋭による100枚 展」を開催する。現代美術に風穴を開けようとする、各自が出品する意欲に満ちた膨大な作品たちをご高覧願います。

出展作家

田部 光子

うさかみ
馬場 武尚 
平山 隆浩
廣川 飛鳥 
吉川 暢子 
吉田 美香


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写真:田部光子作品 『さようならKUDO&Vonnegat』 
marker pen, plastic box on silk screen 23.7×23.7cm

謝敷ゆうり 銅版画展  会場:ワイアートギャラリー

2015.2.17.tue–3.1.sun  11:00〜19:00 終了いたしました
午前11時〜午後7時 月曜休廊  ※日曜は午後5時で閉場

作家在廊日 2/20 (金)・2 /21 (土) ・2 /28 (土)・3/ 1(日)


謝敷ゆうりさんの銅版画作品はこちらLinkIcon

気鋭作家の銅版画による個展を開催します。
一昨年は「銅版画の希望展」で、素晴らしい四人の若手銅版画作家を
紹介させていただきましたが、 このたびは一人の作家の5年間に制作
された作品から選んだ作品と、この展覧会のための新作を展示します。
密度の高い力溢れる作品から、銅版画界に現れた優れた才能をご高覧ください。



謝敷ゆうりさん インタビュー記事はこちらLinkIcon



1985年 埼玉生まれ
2009年 明星大学日本文化学部造形芸術学科 卒業
2012年 京都精華大学大学院芸術研究科 博士前期課程芸術専攻 修了
2011年 高知国際版画トリエンナーレ展 第5回山本鼎版画大賞展
2012年 日本・英国国際版画展 優秀賞
     日本版画協会版画展 賞候補
     第1回イタリア・日本Artist in Residence
    イタリア派遣作家推薦選抜展「はん HAN 版 展」
2014年 浜松市美術館 版画大賞展 日本版画協会 準会員推挙
兵庫県西宮市在住


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(左:「Play-check-」 エッチング 248×245mm 2014)   
(右:「囁き」エッチング 220×195mm 2014) 



大亦みゆき 陶の絵展  会場:ワイアートギャラリー

2015年 2月7日(土)〜2月15日(日) 会期中無休  終了致しました

(2/8(日)・2/11(水祝)・2/15(日)は17:00まで) 

作家在廊  2/7(土)・8(日)10(火)・ 15(日)

僕は白樺の木でカゴをつくる職人だ。
ここは街まで1時間とかからない小さな村。
僕はここで生まれ育って、ずっとここにいる。
星空の美しい夕べ、村ではバザールが開かれていた。
色とりどりのテントにフェルトの帽子や靴下、
ベリーのお酒の店がならぶ。
僕はある赤いテントの古本屋さんで一冊の絵本を見つけた。
それは北極星に近い島のおはなし。

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花器「村のバザール」w20.8×d5.5×h12.1cm

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花器「遠い北極圏の港の風景」w18.5×d5×h13.5cm


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左:フィヨルドの春の小箱    w7.4×d5×h5.1cm
右:しろくまとパフィンの小箱   w6.7×d6×h2.9cm

こころの鼓動 豊田泰弘 油彩画展  会場:ワイアートギャラリー

2015年 1月20日(火)〜2月1日(日)月曜休 終了しました

午前11時〜午後7時  ※最終日は午後5時で閉場

作家在廊 1/20 (火)・25 (日)・2/1(日)

このたびでワイアートにおける6回目の個展となる。
年々伸長する絵画表現により内的形象が深みをまし、
あたたかい気持ち、心の鼓動が伝わってくる。
ご高覧、ご批評をお願い致します。

作品
上『青りんご』 410×410mm  2014年 油彩・サンドマチエール・キャンバス

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『ドア』『星空とプレート』 227×227mm  2014年 油彩・サンドマチエール・キャンバス 

線のコラージュ 金尾恵子展

会場:ワイアートギャラリー

2015年 1月8日(木)〜18日(日)月曜休     終了いたしました  

午前11時〜午後7時  ※最終日は午後5時で閉場
作家在廊 1/8(木)・10(土)・11(日)・13(火)
     15(木)・17(土)・18(日) 

 多彩な色の紙により画面いっぱいに線をコラージュしていく。
混沌としている線によるかたちが、次第に此れでなければと叫ぶように聞こえてくる。
子供がクレヨンで線を引き、描きたいものをかたちにしていくように、線は絵画表現の基になる。
最初に現れた音から旋律が生まれるように、画面の不思議なハーモニーが、
この絵画を見るものに活力と喜びを与えてくれる。
作品は新しい物語の始まりを知らせてくれるようです。

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上「交響曲」
左「緑のささやき」右「葉のざわめき」

Miyuki Ohmata CUP COLLECTION

大亦みゆきのカップ 展

2014.12.17(水)〜12.21(日)の5日間  会期中無休   終了いたしました

作家在廊日 12/17(水)・12/21(日)

大亦みゆきさんの陶作品を
手のひらでそっと包み込み愛でたい
という発想で生まれた 大亦みゆきの CUP COLLECTI0N

過ぎ行く日々とともに、いつも身近にあるお気に入りのCUP。
ゆっくりと快適な時間を親しい人とともに過ごす時にも、
ほっと一息、自分だけのスペシャルなお茶の時間にも、
また、あの方に喜んで頂くための贈り物としてのCUPにも。

大亦 みゆきの CUP COLLECTION 第1回目のお披露目を
させていただきます。 今後もみなさまのご意見をいただき
進めてまいります。 Y art gallery

詳しくはこちらをご覧下さいLinkIcon

大亦みゆきカップ展ポスター.jpg



企画展

stardust and tower 都市の夢 小倉正志展

併設展:長岡絵美のスーベニール

2014年 12月2日(火)−12月14日(日) 11:00-19:00(日曜日は17:00まで)(月曜休)終了いたしました


作家在廊  12/2(火)・6(土)7(日)13(土)14(日)
(長岡絵美さんは出展のみ)

展覧会の詳細はこちらのページをご覧下さいLinkIcon

長岡絵美さんのアクセサリー

大都市ニューヨークが排出するジャンクでアンティークな品々から、独創的なアクセサリーを創造。
切手、チケット、地図、鍵やビーズ、ボタン、チェーン、方位磁石など、ニューヨークのアンティークマーケットで出会ったヴィンテージパーツを樹脂特有の丈夫で軽い性質を生かし素材を重ねるようにコラージュ。ネックレス、指輪、キーホルダーなど、都市を作品に閉じ込めた、世界に1点の作品。


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企画展

—その森の記憶—  片山 みやび 展

2014年 11月22日(土)− 11月30日(日)
会期中無休  終了いたしました
11:00〜19:00 23(日)・24(月祝)・30(日)は17:00迄 

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「Blessing」油彩 F80号
第11回公州国際芸術祭(GIAF2014)出展作品

2会場にて同時開催

ワイアートギャラリー  

ワイアートギャラリーでは、GIAF2014出展作品と新作ガラス作品を展示
ワイアートギャラリー アクセス

※(GIAF2014第11回公州国際芸術祭(2014.10.4 から 11.2までに韓国公州市で開催された国際展に14カ国30名が招待出品日本より2名が招待出品)

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ギャラリーら・む〜

新作油彩画作品を展示 (ギャラリーら・む〜 web→)こちら

大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル1F24tel 06-6344-7603

<交通機関>
地下鉄谷町線東梅田駅より徒歩1分
JR東西線北新地駅より徒歩3分 
JR大阪駅、阪神梅田駅、地下鉄御堂筋線梅田駅より徒歩5分
阪急梅田駅より徒歩10分

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 光る水、絵画の森へ

 群れあい、ふるえて、舞い踊る葉っぱのようなざわめきで絵が満たされていく。絵画空間は、細かく微かに染みわたる色彩とかたちが漣のように拡がっている。
粒子状のざらついた雲のような、速度感覚を湛えた条痕が、にじんだ色彩空間と交際する。短い幕間の時間のなかで、ホログラムのように薄く折り畳まれた、それ自体が光る影の布置が、透明な翳りを帯びて現れる。
 片山みやびの仕事は、絵画、素描や版画などのグラフィックワーク、デンマークの森と空気に触れて始めたグラスワークなど、実に多種多彩だ。
それらの異種混淆体の素材、技法、イメージは、アーティストがある感覚や経験を表す口実やきっかけに過ぎないかもしれないが、まさにそれゆえに未知の自然との決定的で日々更新される関わりを告げる。多くの作品には、森の光や大気、流れる雲など、六甲山麓のかつての響きに遡ることができ、直接または間接的に、さまざまな場所の記憶と交感しながら、そのどこででもあるかのような、変幻自在の姿をほのめかす。熟した酒のような芳香とともに、ここではないどこかの知られざる未知の風景、自然との対話をもたらす。そのかけがえのなさが作品となり、記憶に刻まれている、未来にきっとあるであろう、未知の自然の風景とつながる。
 すみやかに駆逐されて失われていく自然のきらめきは、おそらく片山みやびの連作のなかにしか残っていないときが訪れるだろう。作品にほとんど人気(ひとけ)がないのは、自然というものを、原形動詞のように、予兆として、未然形でアーティストの経験すべてをかけて、身体全力で語るゆえであろう。作品はあるひそやかな秘密の場所。こうあるべき、ではなく、このように感じることはもはやないかも知れない、あるとしたら、こうかもしれない、という形式の作品。したがって、片山みやびのある種の作品は、未来の自然の姿を先取りする、祝福された秘密の場所、絵画の森と呼んでさしつかえない、と思える。日常に偏在し、すべてに響き渡るがゆえに、誰にも気づかず、眼にはみえない、音楽的な場所でもあり、松籟のような存在となる。それが絵画に、ガラスに、素描に、次々にアレンジメントされていく。絵画のコヒーレントな「影」としての、ふるまい、うつろい、として、版画のように作品に刻印される。空間そのものを折り畳んだ折り紙のように、自然のざわめきと響きとともに立ち上がる、コスメティックな光と色彩の陰影に向かい合う画家の系譜に連なる。月からみる地球のように、彼女の作品は、あるのだ。

  山﨑 均 (西脇市岡之山美術館客員キュレーター、神戸芸術工科大学教授)

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「The Sky」油彩 F80号
第11回公州国際芸術祭(GIAF2014)出展作品

—旅の記憶から—  福見正明 油彩画 展

2014年 11月11日(火)− 11月16日(日) 11:00〜19:00  日曜は17:00迄 

終了致しました

 昨年、創部100年を迎えた同志社大学美術部のクラマ画会、福見正明氏
は学生時代から油彩画を描き、1953年卒業後も同クラマ画会OB会で作品
を発表している。
 25年まえから、ほぼ毎年絵を描く仲間たちと海外スケッチ旅行を続け、
主にフランス各地の風景(小さな美しい村、天まで広がる葡萄畑、巡礼
の道、港街など)を描いてきた。旅の記憶のなかにある風景は懐かしく、
彼の地の住人の暮らしを想像させる。 油彩画20点を展示する。


プロバン補正.jpg「PROVINS」油彩 P15号

島 けいこ 展

2014年 11月4日(火)− 11月9日(日)11:00〜19:00  日曜は17:00まで 

終了致しました

作家は日々目にするニュースや身近な出来事の中から沸き起こる、
気持ちの断片を作品にしている。
誰もが感じるような希望や失望、また人や自然に対する賛美などが
抽象的なかたちで版画作品に表現されている。
コラグラフ、 ドライポイント、 モノタイプ等の技法で表現した版画
20点を展示。現在春陽会会員


music  モノタイプ   17.0 x 21.5.jpg「music」 モノタイプ   17.0 x 21.5cm

第3回 日本板画院 近畿支部展

2014年 10月28日(火) 〜 11月2日(日)11:00〜19:00  日曜は17:00まで 

終了いたしました

日本板画院は1952年に棟方志功や笹島喜平らによって設立され、その年の11月に
第1回日本板画院展が開催され、以来2014年には第64回になります。
日本の風土より生まれる優れた木版画の制作に邁進してきました。
このたびは、第3回目の近畿支部 展を開催します。
9人の会員による、風景画や自然の中の花鳥など多色木版画技法を駆使した作品
約25点余を展示します。


出展作家 
井上 征人 (京都)
奥村 弘潤 (京都)
金森 英彦 (神戸)
久保田 八重子  (豊中)
佐野 正幸 (赤穂)  
竹田 忍  (赤穂)
武中 楓  (京都) 
西村 和彦 (亀岡) 
丸山 雄士 (京都) 


00たたずむ45×60木版井上征人.jpg「たたずむ」井上征人 45×60cm 木版00banga.jpg

第10回 関西書票倶楽部 書票展 

2014年 10月21日(火)- 26日(日)11:00〜19:00  日曜は17:00迄 
終了致しました

 関西に在住する、板目木版や木口木版、銅版画、篆刻や水彩画を描く作家26人が書票を
制作し年に1回、展覧会を開催して今回で10回目になります。
「書票とは」
 書票とはラテン語のEXLIBRIS(エクスリブリス)の日本語訳で「誰それの所有する書物」
という意味で、本の見返しに貼って自分の蔵書であることを示すものです。
 書票が誕生したのは15世紀のドイツ。初期には木版画が主流でした。
16世紀になるとドイツの著名な画家のデューラーやクラナッハ、ホルバインらが書票を
手掛けると、瞬く間にヨーロッパ中に広がりました。
 日本では本の持ち主を示すものとして蔵書印が用いられていましたが、1900年に文芸誌
「明星」に紹介されて以来、竹久夢二、武井武雄、川上澄生、芹沢銈介等の著名な作家が
制作を行い、盛んになりました。
 現在では本来の本の所有者をしめすものとしての用途のほか、書票は作品の大きさが葉書大
以下のものが多いことから「小版画」の美術品として楽しまれており、その可愛い美しさから
「紙の宝石」と云われています。
 このたびも、いろいろな技法で描かれた風景、人物、花等の植物、動物達などが四季の風情豊かに表現された作品約100点余が展示されます。
 その高い芸術性から小版画として自室での展示を楽しむ、また一人の作家のものを集める、
いろいろと異なる作風のものを収集するなど、書票の楽しみを追求する愛好家は多く、
毎年待望されている展覧会の一つです。      

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第7回 三彩展 (灯り・木工・西洋陶器・仏像彫刻・仏画)

2014年 10月14日(火) 〜 10月19日(日)11:00〜19:00 日曜は17:00まで 終了いたしました

出展作家 
◇木彩画 木工房 KAJI  梶谷 宗司
◇西洋陶器・仏画  森 アイ子
◇灯りと飾り 工房和香  堀中 英昭
特別展示 仏像彫刻・仏画 稲原廣法

蔵書票集 1977〜2014 出版記念 坂東 壯一展 (企画展) 終了いたしました

2014年 9月30日(火) 〜 10月12日(日)11:00〜19:00 日曜は17:00 
作家在廊日 9月30日(火)・10月1日(水) 
ワイアートギャラリー   曜休

微細な線と点描による光の粒子が脳内に焼き付き、
作品からは虚無と孤独感につつまれた幻想が匂い立つ。
 1937年香川県に生まれた坂東さんは、少年の頃アルブレヒト・デューラーの版画に出会い、独学で銅版画を制作してきた。1962年香川大学卒業、翌年、エッチングとアクアチントを併用した作品「館」で日本版画協会展協会賞を受賞。東京のシロタ画廊など個展を多数開催。
このたび「坂東壯一蔵書票集」(レイミア プレス 刊)出版記念として、大阪で待望の個展を開催する。

宵闇に溶けゆくとき 長野順子小池結衣 銅版画展 (企画展)

2014年9月16日(火)-9月28日(日) 11:00〜19:00 
ワイアートギャラリー(日曜日は17:00閉場) 終了致しました

作家在廊 長野順子 9/20 9/21 小池結衣 9/16 9/20 9/27 9/28

詳しくはこちらLinkIcon

長野さんの今年のテーマ「夜行遊園地」 。深夜にしか動き出さない
回転木馬や観覧車、妖精や怪奇な魚たちが宙を舞う、アクアチント
などによる精緻な黒の諧調で表された世界に虜になる。
小池さんが初めて取り組んだのは、フェレール作詞、ピアソラ作曲
のタンゴ・オペレッタ「ブエノス・アイレスのマリア」。1963年に
初演されタンゴの精神世界を革命的に現代化する試みと絶賛された。
聖書のオマージュである娼婦マリアの痛みを小池さんはタンゴの響き
とともにメゾチントの漆黒の闇から浮き上がらせている。

作品左:長野順子「夜行遊園地」300×450mm エッチング・アクアチント 2014年 
作品右:小池結衣「マリア」205×124mm メゾチント 2014年
(写真クリックで拡大表示)

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ペルセポネーの花と闇  林 由紀子展 (企画展)

2014年9月2日(火)-9月14日(日) 11:00〜19:00 ワイアートギャラリー
(日曜日は17:00閉場) 作家在廊 9月2日・9月14日  終了致しました

詳しくはこちらLinkIcon

林 由紀子さんは1958年東京生まれ、36歳から銅版画では最も古い技法、15世紀ごろにヨーロッパで確立した「エングレーヴィング技法」を始めました。日本では制作する人の極端に少ないエングレーヴィング技法は、銅版のうえをビュランという固い刃で線を彫り、そこにインクをつめて摺る銅版画です。 15年を経て、124点が収録された銅版画蔵書票集「プシュケの震える翅」を2010年に出版しました。優雅な線で描かれる清らかなロマンティシズムは好評を得ています。

 林さんの最近の作品テーマは、生死を冥界と現世という両面かとらえ表現することです。神話に登場する美と知の女神ペルセポネーは死の世界から、現世を見つめると四季ごとに豊穣な花々に囲まれた香しい自身を見いだしますが、死は骸骨の姿で離れようともしません。銅版画、鉛筆画、ペン画、コラージュ作品等60点余を展示販売いたします。

Yukiko Hayashi
1958年東京生まれ 坂東壯一氏に師事。エングレーヴィング技法を追求
画集「プシュケの震える翅」出版  個展・静岡、 東京

作品:「ペルセポネーの花と闇」銅版画に手彩 2014年

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久保 貴之 絵本原画と新作展  (企画展)

2014年8月19日(火)-8月31日(日) 11:00〜19:00 終了いたしました
(月曜休廊 会期中の日曜日と最終日は17:00まで)   

くわしくはこちらLinkIcon

フランスのリラべル社より、前作「TRANSHUMANCE」に続き、久保さんの2冊目の絵本「Histoire d’une taupe très très myope」(とっても目のわるいモグラ君のおはなし) が出版されました。
このたびは、はじめてこの新作絵本の原画を全て展示、他アクリル画の最新作20点余を展示販売いたします。ご高覧ください。

ギャラリートーク 8月24日(日)14:00〜 ワイアートギャラリーにて
久保貴之さんに、2冊目の絵本出版のお話、絵本作りの原点、日々の創作活動、ボローニャ・ブックフェアのお話などをお聞きします

作品: 新作絵本 Histoire d’une taupe très très myope(とっても目のわるいモグラ君のおはなし) より 原画と 新作アクリル画『空の飛び方』『お祝いの後』  SM 2014年

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竹田 恵子展

2014年8月12日(火)-8月17日(日) 11:00〜19:00 ワイアートギャラリー
(最終日は17:00閉場)   終了いたしました


「線」という要素を軸に様々なイメージをつくりつづけている竹田恵子さんの個展を開催します。
ボール紙に刻み込むように描いた線にインクを詰め、オイルパステルで彩色し作家自身と周囲の人々をのびやかに描いた作品、人物の顔をインク、墨、鉛筆、胡粉等、モノクロームの線のみで描いたドローイング100点を展示します。線を境界にしてせめぎ合いにじみ出る内と外の世界の面白さをご高覧ください。

作品:「be」オイルパステル

竹田恵子
Keiko Takeda
大阪府生まれ
2007 神戸大学 発達科学部 人間行動表現学科 造形表現論コース 卒業
2008 個展 ギャラリー未来 大阪
2009、2012、2013 個展 Y.Art-Gallery 大阪

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Ky. 油彩画展

2014年8月5日(火)-8月10日(日) 11:00〜19:00 ワイアートギャラリー
(最終日は17:00閉場) 会期中無休   終了いたしました

作家は大阪芸術大学美術学科在学中より、生命をテーマに主に自然物・植物を対象とした油彩画を描いてきました。
今回は山を中心とした作品たちを30〜50号の大サイズで描いて展示します。
山をリアルに描写するよりも画面を山塊と天空とに二分割した状態での空間表現や、
目で見て感じ捉えた色彩や空気感に重きを置いて制作しました。
絵具によって創り出される作品表面の表現に独自の肌合いを求めている。

 略歴
 大阪府生まれ
 大阪芸術大学 短期大学部 デザイン美術学科卒業
 大阪芸術大学 芸術学部 美術学科卒業
 2013年 第48回伊丹市展入選

作品:「あめつちⅦ」キャンバスに油彩、F25号

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スイートコレクションズ シュガークラフト展

2014年 8月1日(金)- 8月3日(日)11:00〜19:00 ワイアートギャラリー
(最終日8月3日は16:00閉場) 会期中無休  終了いたしました

シュガークラフト(シュガーアート)は、お砂糖で作る繊細で美しい工芸細工です。
ウエディングケーキがその代表的なもので19世紀イギリスのヴィクトリア女王時代から盛んになりました。このたびの展示は英国で学び、英国をはじめ数々の国際大会で受賞歴の豊富な長峰幸恵さんと山本祥子さんが大阪北区で開いているスイートコレクションズ教室のメンバーの方々と共に作品を展示します。この展覧会のテーマであるクレール・光輝くアートを目指してウエディングやアニバーサリーのケーキや繊細なお花などの精緻で華やかな工芸作品を創作しています。
出展作品28点                  作品:「モダンウエディング」

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星谷 たえこ 水彩画展

2014年7月22日(火)-7月27日(日) 11:00〜19:00 
ワイアートギャラリー (最終日は17:00閉場) 終了いたしました

自然を舞台に、時間と自然光が織り成す色彩の変化を表現しています。 
どこかで見た風景、その時の光の記憶を呼び覚ますような空間を創作することを意図して、
絹地の上に水彩絵の具他で染み込こませるような絹彩色技法で制作をしています。 
約20点を展示します   作品「水辺」

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多彩倶楽部 水彩画展

2014年7月15日(火)-7月20日(日) 11:00〜19:00 ワイアートギャラリー
(最終日は17:00閉場) 会期中無休  終了いたしました

関西を中心に活動する多彩倶楽部の展覧会も今年で7回目を迎えました。
水彩画の研究会を毎月1回集まって皆のスケッチブックを観ながら相互に遠慮のない批評を行います。
終われば、来月のスケッチ場所の検討や水彩画展の情報などを話し合います。
水彩画ならではの表現を求めて新たな挑戦もしつつ、11人のメンバーが今回も1人3点で風景画や人物画など新作33点を展示します

多彩倶楽部2.jpgtasai.jpgtasaikunimisan.jpg

山乃井木工房 岩井 雄介 木の手仕事展2014 in 大阪

2014年7月2日(水)-7月13日 11:00〜19:00  終了致しました
(初日は12時から 6日(日)、9日(水)最終日は17:00閉場)   

 岩井雄介さんは、平成22年、京都の伝統工芸産業や伝統工芸士が国の指導を受けて設立された学校法人二本松学院 京都伝統工芸大学校の木工芸科を卒業し、自ら京丹波町に工房を立ち上げ、京指物の技法を駆使した作品を作っている気鋭の作家です。
 このたびは、木工芸の指物〈さしもの〉技法と刳物〈くりもの〉技法による作品を展示します。
釘を一切使わない指物技法による箪笥や机など刳物技法とは鑿〈のみ〉などで木を刳って(ほって)造形を作る技術の総称で、大小の皿、器、盆などを展示します。
 作品は欅〈けやき〉や栃〈とち〉、栓〈せんのき〉、ウォールナットなどの様々な樹種を使って、木の個性に応じた作品作りをします。
また、仕上げは、比較的大きな作品は生漆〈きうるし〉を塗っては何度も拭き取ることによって塗装をする拭漆〈ふきうるし〉によるものが多いです。一方で、小物類は木の素地がわかりやすいオイル仕上げです。今回は、鑿で独自な型を刳って(ほって)深盆にし、根来塗(本堅地、蒔地)を施したものに挑戦しています。

  • yamamoimokko2.jpg201404根来塗高足の深盆−土牛−.JPGyamanoimokko.jpg
  • yamanoi04.jpgyamanoi03.jpg

オリジナル木工作品につきましての詳細はギャラリーへお問い合わせください




企画展

花の精を描く 本荘正彦 木版画展

2014.6.17-6.29 11:00〜19:00 月曜休 日曜は17:00迄 終了いたしました
会場 ワイアートギャラリー


詳しくはこちらLinkIcon

 いま、若いアート制作者が木版画に興味をよせ、制作に打ち込む作家が
すこしずつ増えてきています。デジタル出力にない自分の手でつくりだす
微妙な摺りによる仕上がりの魅力と木の國ならではの日本の伝統芸術が
創り上げた彫り技法を新しい感覚で創作するのに面白味を見いだして
いるようです。
 本荘正彦氏も大学時代から手がけていたシルクスクリーンの表現に飽き
足らず多色木版画に挑戦しました。
 本荘正彦氏は、1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学教育学部美術科
卒業後より木版画を始め28年になります。江戸時代に完成された浮世絵の
伝統を継承する多色摺木版画の技法を「自画、自刻、自摺」で制作。
 花や草木を確かな造形力で意匠化し、新鮮で繊細な色使いにより「今の時代
の和感覚」、新鮮な美を次々と展開しています。
やさしい温もりのある木版画は、見られた方がほっと心楽しくなる展覧会です。

略歴 1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学卒業
   1986年木版画家 井堂雅夫に師事
   日本版画協会展、京展、版画京都展等に入賞
   各地の画廊、百貨店で個展を多数開催
   日本版画協会準会員 版画KYOTO実行委員会会員
   NHK京都文化センター、京都新聞文化センター 木版画教室講師
    兵庫県立美術館 木版画講座 講師

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企画展

河合雅雄と動物たち展

2014.6.3-6.15  終了いたしました
会場 ワイアートギャラリー

霊長類学者で児童文学作家 河合雅雄先生の講演と、錺栄美子さんの朗読
河合先生の著書の表紙絵、挿絵を描かれた作家、加藤昌男さん、金尾恵子さんの展覧会です。

河合雅雄先生講演と朗読(錺栄美子さん)6/8日曜日午後2時から
講演会は終了いたしました

会場:アクトスリーホール(ワイアートギャラリーと同じビルの2階)
定員60名、事前申し込み制 講演会の入場料1000円
(電話、FAX、メールのいずれかで、事前にワイアートギャラリーまでお申し込み下さい)
TEL 06-6311-5380 FAX 06-6311-5388
メール info@yart-gallery.co.jp

画像クリックで拡大表示します

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企画展

疾走する美術家
田部光子の世界展   

2014年 5月23日(金)− 6月1日(日) 終了いたしました
11時~19時 (日曜は17:00迄 月曜休)
ワイアートギャラリー

田部光子さんは、九州の美術家たちが1957年「反芸術」「反東京」を旗印に前衛美術運動を
行うために結集した「九州派」の旗揚げに参画して以来、約55年間、現代美術の第一線で活躍
してきた。
 この20年は、九州各地と東京、ニューヨーク、ワシントンDC、パリでの個展活動をつづけ2013年10月〜12月には、地元,福岡市立美術館において館蔵の田部作品に加え作家蔵の50年代の作品から近作までの展示が行われた。
 2005年、栃木県立美術館で開催された「前衛の女性1950-1975」展では、具体美術の田中敦子、山崎つる子、九州派の田部光子たちの作品は、そのパワフルな表現とともに、 創作活動を続けてきた継続する力に対して、戦後の多くの男性前衛作家たちの活動をしのぐと評された。大阪では、前回の個展が好評だったのに引き続き3回目の開催となります

本展では・・・・ 
 コラージュによる表現を中心に展示します。
田部光子は50年代後半から制作してきた 毒にまみれた魚群を描いた(魚族の怒り)や 男性中心主義への告発としての(人工胎盤)、当時の世界を取り巻く政治、社会情勢を労働組合運動が掲げるプラカードに託してユーモアこめて表現した(プラカード)連作などには既製の品々を貼付けるコラージュ技法を用いている。
 昨年末、福岡市立美術館では、所蔵されている田部のコラージュ作品16点と共に50年代から現在までの作品が展示された。今展は筆で描く重さを避け、写真やデジタルの軽みを利用し、その上にコラージュをした大作も展示する。
田部光子は、 時代の変転と格闘する美術を絶えず目指し、観念だけの現代美術とは無縁であろうとする実験的精神をコラージュ技法で意外性とユーモアを込めて鋭く世界を見つめている。
約20点展示

ワークショップは終了致しました。
ワークショップを会場で行います。5月24日 土曜日 14:00から (参加費1000円)
「田部光子と共にコラージュで新しい造形作品を創ってみよう」
(電話、FAX、メールのいずれかで、事前にワイアートギャラリーまでお申し込み下さい)

ご自身が面白いと思われる素材(新聞や雑誌、写真、パッケージ、包装紙、布切れ、針金、ひもなど、コラージュしたい日常用品などをお持ち下さい。(その他の材料は準備致します)
制作過程での意外性、遊び心などを楽しみながら、既製品の断片を貼り重ねることで
絵の創作と現実に枠組みを無くし、イメージを解放します。

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企画展

五月雨の祝祭
安元 亮祐 展   

2014年 5月6日(火)− 5月18日(日) 終了しました
11時~19時 (日曜祝日は17:00迄 月曜休)

安元亮祐さん(1954年兵庫生まれ、茨城県在住)の久しぶりで、待望の個展を開催します。
安元さんは昨年は舞台美術を手がけたり、また現在はホテルの壁画を描くなど活躍中です。 
このたびは、安元作品の本質を伝える作品を揃えました。
月や雨の風景、懐かしい道化師や少女像、猫などの平面作品とともに、
ミステリアスな動物の立体作品も出展。
作品から、天と地に五月雨の予感を感じ、生あるものを静かに祝う幸せが伝わります。



企画展

清明な風景に魅了される 小林 英一 展

2014.4.22-5.4 11:00〜19:00 日祝17:00迄 月曜休 終了しました

作家来廊日 4/22〜24 5/1〜5/4
オープニングパーティー 4/22(火)午後4時〜6時まで

小林英一先生の描く風景は清々しい空気と柔らかい光に充ちています。水彩やアクリル絵の具を巧
みに使った美しい色彩に、自身で制作された葦ペンによる柔らかい線描が画面を自由で楽しい
世界に変えていきます。このたびはヨーロッバの素敵な風景とともに神戸界隈の風景も展示します。

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ポルトの詩(夜景)ポルトガル
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朝焼けの詩(神戸)

「葦ペン水彩画教室」を開催

5/1(木)、2(金)、3(土)、4(日)午後2時〜午後4時  ギャラリーにて
5月3日は定員満員となりました 5/1 5/2 5/4は若干空きがございます)
定員毎回6名 受講料 各回1,000円

水彩絵の具をお持ちの方はご持参下さい。
水彩絵の具の無い方、全員の葦ペンは、こちらで準備いたします。 連続受講可。
事前にメール、電話、FAX、のいずれかでギャラリー迄お申し込み下さい。 
メール info@yart-gallery.co.jp 
TEL 06-6311-5380 FAX 06-6311-5388

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長野県原村在住の作家自作の葦ペンにて線を描き 水彩で着彩します

略歴
1948年滋賀県生まれ、1971年大阪府立大学卒業、1977年より
「近代美術協会」に出展、奨励賞や協会賞を受賞。
1996年第40回安井賞展出品、元近代美術協会審査委員。 
東京池袋「三越アートギャラリー」、JR大阪駅「JR大阪セルヴィスギャラリー」
東京丸の内「丸善丸の内本店ギャラリー」等 各地で個展開催多数

00夏武家屋敷33.5×50.7ed4.-40.jpg(夏)武家屋敷
企画展

木精に応える
渡辺 裕司 木版画展   

2014年 4月12日(土)− 4月20日(日) 終了致しました
11時~19時 (日曜は17:00迄 月曜休)

作家在廊日 4/18 4/19 4/20 

画と彫りと摺り40年余、浮世絵伝統の木版画技法一筋に向き合ってきた作家の近作を大阪では久しぶりの個展で発表します。
澄みわたる大地や天空の煌めき、四季の移り変わりを木版の質感と木目を生かした彫りで表現し、版を何版も重ねて摺ります。
鮮やかな色彩の重なりと濃淡で表現する木版の奥深い面白さを生かした作品を制作しています。風景を中心に約40点を展示します。

略 歴
1941年 三重県に生まれる。
1963年 木下富雄先生に師事 木版画を始める。
1966年 日本版画協会展初入選
1968年 日本版画協会展奨励賞 準会員推挙 、水彩協会版画部門最高賞
1984年 版画大賞展買上賞
1986年 信州版画協会展知事賞
2005年 日本の華麗なる手仕事の世界展出展
    (ギャラリー アリザリヌ/フランス/パリ)
2007年 木版画集出版
2013年 京都、長野、宇治、東京、亀山を経て埼玉にアトリエを構える 
     全国各地にて個展を多数開催 


atelier 吟 糸編み

2014年 4月1日(火)−4月6日(日) 11:00-19:00 終了致しました
最終日は17:00まで



企画展

早春の静かな時間
沼尾 雅代 油彩画展

2014年 3月18日(火)−3月30日(日) 11:00-19:00 終了致しました
月曜休廊(日曜、祝日は17:00まで)
会期中作家在廊


作家の描く野の花たちは、見る人の心をあたたかく包みます。
花や籠の精緻な描写は、卓越した実力を現しています。
花の繪のあるお部屋で、心満ちる静かな時間をお過ごしください。

(上:マトリカリヤ F8号 左:ツクシ0号 右:ハナカンザシ F4号  下:タンポポ M8号)

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企画展

リアル∞リアル
豊田 泰弘 油彩画展

2014年 3月4日(火)−3月16日(日) 11:00-19:00 終了致しました
月曜休廊(日曜日は17:00まで)
作家在廊日 3/4 3/8 3/9 3/15 3/16

詳しくはこちらLinkIcon

昨年の個展で、進展が著しいこの若い作家の
2008〜2013年の全作品のなかからベストテン
を鑑賞者に選んでもらって、このたびポストカードブックを作成した。
目玉焼き(2009年作)や自動販売機(2012年作)、
ムーンライト(2013年作)等がベストスリーに選ばれており、
作家のめざす方向は把握してもらっている。
日常のなかにいつも存在するものを、
主観性を極力抑えリアルに描き、
虚構と現実のはざまの面白さを描いて来た作家が、
今展も心地よい感触で日常を切りとり、
作家の体温を伝えるようなSweetな作品を制作している。
激励とご批評をお願いします。 

企画展

齋藤 修・二階 武宏 木口木版画展

2014年2月18日(火)~3月2日(日) 11:00〜19:00 終了しました
(日祝は17:00まで)月曜休廊   ワイアートギャラリー

作家在廊日 齋藤修さん 2/18 2/23 3/2  二階武宏さん 2/23 3/1 3/2


ギャラリートーク 木口木版画の魅力
齋藤 修 × 二階 武宏 

2月23日(日)午後2時から 於・ワイアートギャラリー
作品に秘められた想い・版木や道具・海外の木口木版のこと
などなど、滅多に聞けない話をお聞きできる機会です

お二人の出会いは、2003年4月,京丹波の齋藤さんの工房。
30年の年齢差と木口制作歴の違いがある齋藤 修さんから
学んだ二階武宏さんの木口木版制作の成果は今日、多くが
認めているところです。
 硬質な柘植や椿の輪切りの断面を彫り、精緻な世界を表現する
卓越した技法と独自な魅力を持つお二人の木口木版画作品を堪能
して頂く展覧会をご高覧願います。

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企画展

大亦みゆき陶の絵展 星と花の島

2014年2月4日(火)〜2月16日(日)11:00〜19:00  終了致しました
(日祝は17:00まで)月曜休廊   ワイアートギャラリー


「星と花の島」

夜空に不思議な光の舞うその島は遠い北極圏にあった。
そこは色とりどりの家がならぶかわいい街。
大聖堂も近いとある小さな通りにはいると1軒の古本屋があった。

うぃんどうには大きな地図。
不思議な数字や方位を表現するメモリがたくさんついた地図が
欲しくなって飴色の木の扉をそろりと開けた。
そこにはいかにもなヒゲの店主が座っていた。
「天文学の本はありますか」
自分ひとりがやっと通れる本棚のスキマにかけてあった古びたはしごを上って
天井近くにあやしげな本を見つけた。
皮の背にマーブル模様の表紙。中には青インクの万年筆で書かれたAmundsenのサイン。鉛筆でぐるぐると書きなぐられた落書きは学者の思索の跡のようにも思える。不思議な地図と本をかかえて帰りのバスにのった。

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企画展

版画で描く 夏目漱石の宇宙 大阪展 

2014年1月21日(火)〜2月2日(日)11:00〜19:00 終了いたしました
(日曜は17:00まで)月曜休廊   ワイアートギャラリー


出展作家(50音順) 酒井政保(名古屋) 権藤凱暁  佐藤ゆかり  杉本一文 丹野恵理子
東マユミ 宮澤俊司  宮島亜紀(東京)大坪麻衣子(大阪) 山田喜代春(京都)

10人の版画作家が描く夏目漱石の世界

10人の作家が「吾輩は猫である」「坊っちやん」「草枕」「夢十夜」「それから」
「こころ」「漱石の俳句」などをとりあげ、夏目漱石の世界をイマジネーション
豊かに、エッチング、アクアチント、エングレーヴィングなどの緻密な銅版画で
また、俳句のなかでのユーモラスな面を木版で表現している。(漱石は生涯2527の
俳句を作っている) 版の中に広がる漱石の宇宙をご高覧下さい。


<会期中関連イベント> 
ギャラリートーク 宮島亜紀×山田喜代春 
1月25日土曜日 午後2時〜 展覧会会場にて開催
「文学を絵画のイマジネーションに変換すると...さらに面白い?」
終了いたしました ご来場ありがとうございました

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ギャラリートーク風景
(左から 酒井政保さん、山田喜代春さん、宮島亜紀さん)

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企画展

山の版画家 畦地梅太郎 秀作木版画展

2014年1月10日(金)〜1月19日(日)
11:00〜19:00(日曜は17:00まで)月曜休廊

終了いたしました

詳しくはこちらLinkIcon


 1920年〜1999年間に活躍した日本を代表する国際的版画家の作品展を開催します。
 1902年愛媛県北宇和郡三間町に生まれた畦地梅太郎は、平塚運一の指導で版画の制作を始め、恩地孝四郎などに影響を受けました。 
 戦後、海外各国の国際版画展で高い評価を受け、その暖かみのある画風は多くの人々を魅了しました。ご高覧ください。  

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企画展

灯りのなごみ、会話のなごみ 片山みやび 作品展  終了いたしました

2013年12月12日(木)〜 12月23日(月祝) ワイアートギャラリー
11:00〜19:00(日曜日、最終日は17:00まで 12月16日月曜のみ休廊)

作家在廊日 12/12(木) 12/14(土) 12/20(金) 12/22(日) 12/23(月祝)

詳しくはこちらLinkIcon

 デンマークに滞在した1年間でガラスと出会い油彩画が中心の創作にガラスが加わりました。
ガラスの透明感や色合い、肌触りなど、ずっと探しもとめていたものを掴めた感がしています。
 デンマークの人たちが一番大切にしているヒュッゲという言葉があります。ゆっくりと快適な時間を親しい人とともに過ごすこと。また、そんな暖かみをみんなで共有するこをさします。
 そんな時間の中でガラスの美術品が窓辺やテーブルの上で光線の変化を映し出し、人々の心を和ませる光景にたびたび出会いました。
 森や空、雲、植物や鳥をテーマに絵画を描いてきた感覚でガラス作品を創作して
います。身近にガラスの美を愛おしむ作品としてガラス ジュエリーも創作しました。
新鮮なガラスの美を見つけてください。
 出展作品ガラス絵画(壁掛け)約25点、油彩画約10点、ガラスジュエリー30点余。ご高覧をお待ちしています。

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企画展

愛しの女たち 永遠の西村宣造 追悼展

2013年 10月22日(火)− 好評につき会期延長
12月6日(金)まで開催します(11/25、12/2の月曜は休廊)
11時~19時 日曜と最終日は17時まで
月曜休廊

2012年12月26日に急逝(享年69才)された西村宣造先生の追悼展は、東京、神戸また
東京と巡回し、この大阪展が最後になりました。
いつも周囲がハラハラさせられるような瀬戸際まで自分を追い込む制作姿勢から生まれる魅力的な作品は、多くの方々に愛されつづけました。
1978年パリ遊学から帰国後にはじめた銅版画によるアルルカン(女道化師)シリーズは
カフェホールで演技をする女性の舞台裏やアパルトマンでの日常のくらしをやさしく、
あたたかく見つめ、女性の愛や希望への願望を切なくペーソスに包んで多く描きました。
このたびは此のシリーズでもっとも愛らしく素晴らしい表情をした女性像といわれ、
ただ1点残った小さい銅版画作品も出展します。
近年は鉛筆画などを集中して描き、テーマは「永遠の刻を求めて」でした。永遠にいきつくことがあれば ”あの人に”巡り会う事があるだろうか 作品によせた西村氏の文章の一部です。許しも祈りも女性を描くことで昇華してきた銅版画や鉛筆画、珍しいデッサン画など50点余をご高覧下さい。

西村宣造 略歴
1943年
大阪生まれ
1962年
大阪市立工芸高校卒業
日本大学哲学科中退、1974年 パリに遊学 油絵ル・サロン出品、激励賞受賞
1978年
帰国後、銅版画アルルカンシリーズ制作を始める。
1988年
版画集『アルルカン』、1995年 版画集『夢窓 六人の女』を出版。
ジョーゼフ・ヘラー、ジャン・コクトー、フランソワ・サガンなどの著書の表紙絵を描く。銅版画、リトグラフ、鉛筆画等のドローイングによる個展を各地で開催。
2012年
12月逝去
2013年 8月〜10月 追悼展が東京2箇所、神戸、大阪で開催される

企画展

「銅版画の希望 展」結城泰介・箕輪千絵子・藤田典子・小池結衣

2013年10月8日(火)〜10月20日(日) 月曜休
11:00〜19:00  日祝は17:00迄 終了いたしました

ギャラリートーク 「わたしのメゾチントについて」  
小池結衣さん 10月12日(土) 15:00〜 

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今後の活動が期待される4人の作家をご紹介します。
ともに銅版画をベースに制作していますが、技法は異なりそれぞれの作品が持つ
個性は、観るものに強く迫ってきます。
実力を持つ若手作家に銅版画の未来を希望する展覧会です。

第9回 悠々会作品展

10月1日(火)〜 10月6日(日)
11:00〜19:00 日祝は17:00まで  会期中無休
ワイアートギャラリー

出展作家

赤尾 隆政  石川 斉  石川 美子  石田 允  上田 公夫  
駒田 幹治  高橋 より子  西森 裕見子  二宮 加代子  
福井 博美  藤井 しのぶ  山田 美津恵  吉山 雅

賛助出品 冲田 進

企画展

エクトール ソニエ 銅版画展  

一版多色摺り技法  パリ・アトリエ・コントルポアン主宰

9月17日(火)〜 9月29日(日) 終了いたしました
11:00〜19:00 日祝は17:00まで  会期中無休
ワイアートギャラリー

作家在廊日 9月17日(火)9月18日(水)9月21日(土)

詳しくはこちらLinkIcon


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エクトール・ソニエ その藝術、略歴

 1936年アルゼンチン生まれ。1961年25歳でフランスへ渡り、S.W.ヘイターの創立したアトリエ17に入り、銅版画制作の研修を始める。
(アトリエ17は、1927年ヘイターにより実験的版画工房として設立され、一版多色刷技法を生み出す、共に制作をしていた作家には、ピカソ、カンディンスキー,ジャコメッテイ、シャガール,ミロ、岡本太郎がいる)
ヘイターが1988年になくなるまで、ヘイターと共に制作に励んだ。その後、いわばヘイターの後を継いだ形で、現在のアトリエ・コントルポワンを創立し、ヘイターが始めた自由に制作のできる場、
「版画を通して線も色も開かれたアトリエ」で学ぶことを望む世界中の若いアーティストを受け入れている。
 アトリエはエクトール・ソニエに多様な版画を制作すること、またごく自然に他のアートの分野の人たちと共に創造することを可能にしたのである(たとえば詩人ロベール・マルトーとの)。
 へクトール・ソニエの版画制作活動は絵画制作から常に滋養を得ていることを忘れてはならない。エクトール・ソニエは毎年、世界各地の都市(ニューヨーク、トロント、東京、ローマ、ウィンチェスターなど)から招待で、一版多色刷りの講習、デモンストレーションを行い、同時に個展も開いている。
 エクトール・ソニエの一版多色刷技法の作品は、透明感のある鮮やかな色彩の重なりが自由に動き回るように見える。「私はピュア・インクしか使わない。インクをあらかじめ
ミックスしておくことはない」とソニエは述べている。
インクの硬軟、刷るローラーの硬軟で生み出された美しく響き合う光彩を引き締める鋭いビュランの刻線はソニエしかできないもう一つの芸術である。
 新作を見て頂くとともに、日本からこのアトリエで毎日制作に励んだ、金藤 擢さん
大坪麻衣子さん、垣内真希子さんの一版多色刷技法の小品とともにソニエさんのエピソードを展示させて頂く。ソニエさんが会期中在廊(9/17、18、21)されるので世界を魅了している現代版画の開拓者と接触してください。


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※一版多色刷技法
版画技法の一つで、凹凸のある版上に粘着度の異なるインクを数種類用い、硬軟2種類のローラーでインクをのせる事によって、一版で多色を作り出す技法。軟らかいインクの上には硬いインクはのらない。又硬いインクの上には軟らかいインクはのる。というインクの特性をもとに、ローラーの硬軟等組み合わせることによっていろいろな表現の可能性を持つ刷り技法である。ヘイター法とも呼ばれる。

企画展

いのちの数だけ...可南つちびと展

9月3日(火)〜 9月15日(日) 終了しました
11:00〜19:00 日曜日は17:00まで  月曜休 
ワイアートギャラリー
くわしくはこちらLinkIcon

いのちの数だけ.jpg「いのちの数だけ・・・」

陶の人形を「つちびと」と名付け、制作をつづけている可南さん。
人の形ではなく、「いのちの」かたち、「心の」かたちを表現したいと思って制作しています。
初個展より11年目、改めて、出会えたいのちの数だけ作品たちを愛おしく感じています。

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植物誌武内 由美子 銅版画展

8月20日(火)〜 9月1日(日) 終了いたしました
11:00〜19:00 日曜日は17:00まで  月曜休 

 武内由美子さんは植物を観察し、それを描く事を中心に考えています。
表現方法は浜口陽三さんや長谷川潔さんの作品でおなじみのメゾチント技法をもちいた
銅版画である。深い黒の階調が大変魅力的な技法で、カッターナイフを使って、銅版に
縦横(または斜め2方向)に無数の線を入れていき、真っ黒に目立てをしてから他の色
の部分を仕上げていきます。
 このたびは大木のアメリカ楓の種のかたちが美しく何点も視点を変えて描いた作品や、
青桐の種が秋になると次第に熟して風に飛ぶありさまなど、30余点を出展します。

武 内 由 美 子  Yumiko Takeuchi  PROFILE
1977  浪速短期大学(現 大阪芸術大学短期大学部)デザイン美術科卒業
2004  銅版画制作を始める

〈 個 展 〉
2006  寝屋川市教育委員会主催/寝屋川市立市民ギャラリー
2007  寝屋川市教育委員会主催/寝屋川市立市民ギャラリー
2009  ギャラリーびー玉

〈 グループ展 〉
2008、2009、2011、2012 日本版画協会版画展 入選/東京都美術館、京都市美術館
2010  KYOTO版画2010新鋭展/JARFO
2010  アトリエ凹凸展/西宮市立市民ギャラリー、ギャラリーNOB、凹凸ギャラリー
2010  日本・ポーランド国際版画展/京都市美術館
2011  アトリエ凹凸展/ギャラリーNOB、凹凸ギャラリー
2012  寝屋川市美術公募展 銀賞/寝屋川市立市民ギャラリー
2012  日本・英国国際版画展/京都市美術館
2012  第2回日仏交流版画展(アトリエ凹凸主催/パリ、シテ・インターナショナル・デ・ザール)
     アトリエ凹凸展/西宮市民ギャラリー、凹凸ギャラリー
2013  アトリエ凹凸銅版画展/文房堂ギャラリー

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(左)青桐 (右)アメリカ楓 
 カッターナイフメゾチント・エッチング・アクアチント・雁皮刷り

竹田 恵子 個展 (平面作品・ドローイング)

8月13日(火)〜8月18日(日) 
11:00〜19:00  最終日日曜日は17:00まで  会期中無休
終了いたしました

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「線」という要素を軸に様々なイメージをつくりつづけている竹田恵子さんの個展を開催いたします。
 前回の展示ではさまざまな種類のモノクロの線で描かれた人物が主体でしたが
このたびは、ボール紙に刻み込むように描いた線にインクを詰め、
オイルパステルで彩色し作家自身と周囲の人々をのびやかに描いています。
 新作を中心に約33点を展示いたします。

角田和男 スケッチ展

8月6日(火)〜8月11日(日)終了いたしました
11:00〜19:00
最終日日曜日は17:00まで  会期中無休

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多彩倶楽部 水彩画展

終了いたしました
7月30日(火)〜8月4日(日)
11:00〜19:00
最終日日曜日は17:00まで  会期中無休

多彩倶楽部はメンバーが毎月1度集まって主に関西のあちらこちらを
スケッチしています。建物ばかりを描く人、四季の自然の風情を表現する人、
自分の感じたままを自分の表現方法で感じたままに描いています。
発表は今回で6回目です。回を重ね、技術を磨いた11人のメンバーが個性的な
作品を発表致します。
水彩やパステルで描いた新作約30点を展示します。それぞれの作家の目を通して
描かれた西日本各地のあらたな魅力を発見してください。

〜やさしさと出逢えるとき〜 岩崎恵子作品展

(水彩・アクリル・パステル画)

7月23日(火)〜7月28日(日)終了いたしました

11:00〜19:00  最終日日曜日は17:00まで  会期中無休

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(左)「木漏れ日」 秋の軽井沢にて
(右)「Queen St.」

岩崎恵子さんは10年前より水彩画を独学で描き続け、この数年は各所で展覧会を開き好評を得ています。
日本各地の風景を四季の変化を見つめながら描くことから始め、上野の森美術「日本の自然を描く展」や
「絵のまち尾道四季展」で入賞を果たしています。
このたびは、日本や外国の風景を四季で変化する光と影を爽やかにとらえて表現した作品とともに、
季節の花、紫陽花や朝顔などを透明な水彩絵の具でみずみずしくとらえた作品など、
約30点を展示します。

猫は毎日が夏休み 荒井春代 版画展は都合により変更になりました

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7月16日(火)〜7月21日(日) 終了いたしました

詳しくはこちらLinkIcon

F I▼E exhibition (日本画 水彩画

出展作家
稲岡篤・向井麻美・戸室ケイナ・小林由佳・冨江亮

大阪芸術大学で芸術を学んできた5名による初めての展覧会です。
これからの社会で絵を描き続けたいという意志のあるメンバーが
集まって出来たグループです。
美術の概念に捕われない、若い感性で描き上げた作品を展示します。




企画展

森の惑星・聖剣の森へようこそ

追悼 磯野宏夫原画と映像展

7月8日(月)〜7月15日(月祝)
11:00〜19:00 会期中無休 日曜日と最終日15日は17:00まで

磯野宏夫さんがこの5月28日に急逝されました。世界の森を駆け抜けた、惜しみある68年の生涯でした。
森の惑星・地球の温暖化を憂い熱帯雨林の巨大な樹木を細密に色彩豊かに描いて来られました。
伝説の絵画・聖剣の森も、ここから生まれました。
絵画作品と、近年集中して制作されてきた映像作品集を放映する展覧会を大阪で開くことを先生とお約束しておりましたので展覧会を開催し哀悼の祈りを作品の前で捧げたいと思います。ご高覧願います。

磯野宏夫さんの絵画作品25点を展示

全画集を販売

「えめらるどぐりーん」「EMERALD FOREST」・「エメラルドの夢」
「熱帯雨林生命の森」・「シャイニングフォレスト」

磯野フォレストと名曲による、ブルーレイ映像集5作品を会場にて一挙放映

1.熱帯雨林・生命の森2.ピースフル・森の奥へ 3.まほろばの夢・森の国日本
4.ワイルドライフ・アフリカの風 5.森の惑星・森は命のふるさと


全画集を販売
「えめらるどぐりーん」「EMERALD FOREST」・「エメラルドの夢」
「熱帯雨林生命の森」・「シャイニングフォレスト」

磯野フォレストと名曲による、ブルーレイ映像集5作品を会場にて一挙放映
1.熱帯雨林・生命の森2.ピースフル・森の奥へ3.まほろばの夢・森の国日本
4.ワイルドライフ・アフリカの風5.森の惑星・森は命のふるさと






企画展

銅版画の魅力 黒の諧調を楽しむ 展 終了いたしました

6/18(火)〜6/30(日)11:00〜19:00
月曜休み 日曜は17:00まで

詳しくはこちらLinkIcon

銅版画の最大の魅力、黒の世界を追求したパイオニア、駒井哲郎作品8点を始め、駒井に師事した丹阿弥丹波子のメゾチント。馥郁たる女性を描くアルフォンス・イノウエ、林 由紀子のエングレーヴィングの新作が薫る。この3月の西村宣造展で未出品のエッチング、長野順子の人気の銅版画作品など銅版画の黒の諧調を楽しむ展覧会です。


企画展

日々のとなりに Part2  豊田泰弘 油彩画展

6/4(火)〜6/16(日)11:00〜19:00 終了致しました
月曜休み 日曜は17:00まで

作家在廊日 6/4 ・6/8 ・6/9 ・6/15 ・6/16




個展によせて

すりガラスの窓から朝の光が透けていくように、
自分の輪郭がぼやけたとき、あなたになれたような気がした。
僕も君のようになりたいんだ。
日々の記憶を切り取った、あなたへのオマージュ。
             2013.5 豊田泰弘

この作家が描くと いつも見ている現実の風景が 異次元の世界のように見える。
それは、光の粒子を重ねるように微細に、そして精緻に描かれた絵肌から伝わる、
描く対象への憧れと懐かしさの感情が伝わるからだ。
(作家の技法・サンドマチエールとは下地に砂状のもを混ぜ微細な凹凸の上に油彩で描く)
個展のたびに驚くような作品を仕上げてくる、26歳の若き油彩作家の新作をご高覧願います。



豊田泰弘 Fan club
未来にむけて飛翔する若い芸術家をご支援ください。
詳しくはこちらLinkIcon


企画展

和紙で創る 松下裕恵 貼り切り絵展  終了致しました

2013.5/21(火)〜6/2(日)11:00〜19:00
月曜休み 日曜は17:00まで
作家在廊 5/21・22・24・25・26・28・29・30・31・6/2

詳しくはこちらLinkIcon

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1984年京都市立芸術大学日本画科卒業、 卒業後、染めた和紙をカッターで切り、重ねて貼る事で表現する独自の絵画を、『はりきり絵』と名付け制作、発表してきました。このたびは、自然と人との長いかかわりで作られた各地の風土の奥深さを感じてもらえる新作を中心に発表します。

松下さんの貼り切り絵は、「カゲロウの羽」にも例えられる、世界一薄いといわれる典具帖紙を主に使っています。 多種多彩な種類があり、重ねれば絵の具を混ぜたように色が変化します。

この機会に、和紙に親しみ、色の重ねを楽しむワークショップを開催します。和紙を切ったり、貼り重ね
たり、遊びながらオリジナルカードを作ります。

ワークショップ(要予約)
5/25(土)14:00〜
5/26(日)14:00〜
5/29(水)11:00〜
5/30(木)14:00〜
参加費1,000円(材料費含む)

企画展

NEW POP!展
終了いたしました

5/7(火)〜5/18(土)11:00〜19:00
月曜休み 日曜は17:00まで 最終日は13時閉場

商品こそ現代の風景とも言える大量生産、大量消費社会の行き止まりと脱出を予感させる日・韓・中国の3作家の作品を展示する。
イギリス、アメリカを中心に、60年代前後より興り、80年代に衰退していったポップアートの思想を東アジアの30歳前後の作家達が各国の現況をふまえ、新しいヴィジュアルイメージを構築して洗練された視覚文化で大衆をリードしていきたいと挑戦している。

詳しくはこちらLinkIcon

出展作家
GONG XINRU (中国) ゴン・シン・ルー
KIM JUN SIK (韓国) キム・ジンスク
MATSUEDA YUKI (日本) 松枝 悠希

企画展

とどけたい ただ1点だけの作品

緑風と魅惑の絵画展

第二期2013年4月16日(火)~4月28日(日)
11時~19時  終了しました

4月16日(火)、21日(日)は17:00迄
4月22日(月)・4月25日(木)休廊
最終日4月28日は午後1時にて閉場致します

安元亮祐、田部光子ほか、この春の季節に鑑賞してほしい絵画を展示します。
緑風と春の驟雨、いのちが輝き、 自然と街並が潤う様子を油彩や
ミクストメディア、コラージュなど 多彩な技法で表現された絵画をお楽しみください。

期間限定の入札方式での販売となります
最終日 4月28日(日) お昼12時に開票、作品の落札者を決定致します。
4月28日(日)は 午後1時閉店)
各作品・最低入札価格以上の入札のうち最高価格の方に落札となります。

出品の詳細リストをお送りします。メール、FAX、お電話でお問い合わせ下さい。
(リスト掲載事項 作家名、作品名、作品サイズ、技法、入札最低価格、参考価格)

出展作家
安元 亮祐田部 光子 笹岡 茂彦 山中 現 錢谷 嘉康
室井 澄沼尾 雅代佐野 儀雄松河 哲男星野 尚ジョルディ・イセルン 



企画展

いのちのあまね  山口 ヒロミ 銅版画 展

詳しくはこちらLinkIcon
2013年 3月26日(火)− 4月7日(日)終了いたしました
11時~19時 日曜日は17時まで
月曜休廊

山口ヒロミさんは銅版画制作にのめり込む、好きだから楽しくて没頭してしまう。出産時の医療ミスで重い脳性マヒとなり19歳まで生き抜いた、ひとり娘天音さんのいのちのほとばしりを美しいと感じ、25年間描きつづけ多くの場所で個展を開催している。
山口さんが描く力強い線の銅版画は、重い障害によってねじれ、まがった天音(あまね)さんの肢体「いのちの輝きを見つけ、精一杯生きようとする力を与えられたとの評をもらっている。」
1988年に始めた「あまね通信」の読者が全国に広まり、後に銅版画の入った
数冊の著書に実を結んだ。
2000年に天音さんが亡くなってから作家は、いっそう「いのちのかたち」を描きたいと考えている。



企画展
三田 肇 洋画展 終了いたしました
2013年 3月12日(火)−3月24日(日) 11:00-19:00(日祝17:00まで)(月曜休)

精緻なリアリズム絵画の詳細はこちらLinkIcon

精緻なリアリズム絵画を追求して25年、各地のギャラリーでの個展以外に、グループ展として、リアリズム絵画展、現代洋画細密展、十月会展、人気作家油彩画展等などで評価を得ています。
32歳のころフランドル絵画を研究のため、フランスやベルギーに赴きます。
中世からの伝統である油彩による正確で緻密な描写を研究するとともに、輝くような色彩と躍動感を追求してきました。またテクニックだけでなく、見つめれば見つめる程、物の存在が切実に写り、超現実まで見えてくることがある。そこまで実感し、感動を起こす精神の存在をもってして初めて物体の本質に迫ることができると考え創作しています。
また今回出展作品の「箱庭 −果実−」のように邸宅の前に広がる庭を果実のなる箱庭のように表現する等、ユーモアのある、精密なだまし絵のような静物画や風景画も描いており、この大作も出展します。27点を展示致します。

企画展

韜晦と哀しみと 西村 宣造 展 終了致しました

2013年2月26日(火)〜3月10日(日) ワイアートギャラリー
月曜休 11:00〜19:00 (日曜は17:00迄)

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西村宣造氏が昨年12月26日に急逝された。
長年、作品に心ひかれ、個展などで取り組んで行きたいと思いながら機会を逸してきたが、昨年、ことし3月に開催を決め、西村氏より故郷の大阪での久しぶりの個展を喜んでもらっていた。70歳を前にして、画家人生に期するところがあると聞いていた。またフェデリコ・フェリーニの世界をたどってみたいとも。 
西村氏を偲ぶには銅版画の代表作アルルカン(女道化師)シリーズや鉛筆画の魅惑的な女性たちを愛でるしかない。ご高覧願います。  
ワイアートギャラリー ヒグチサヨコ


西村宣造 略歴

1943年 大阪生まれ、
1962年 大阪市立工芸高校卒業 
日本大学哲学科中退、 1974年 パリに遊学 油絵ル・サロン出品、激励賞受賞
1978年 帰国後、銅版画アルルカンシリーズ制作を始める。
1988年 版画集 『アルルカン』 、1995年 版画集『夢窓 六人の女 』を出版
ジョーゼフ・ヘラー、ジャン・コクトー、フランソワ・サガンなどの著書の表紙絵
を描く 銅版画、リトグラフ、鉛筆画等のドローイングによる個展を各地で開催
2012年12月 逝去69歳

企画展

五木玲子の線 デッサンと版画展

2013年2月12日(火)〜2月24日(日) ワイアートギャラリー
月曜休 11:00〜19:00 (日曜は17:00迄)

五木玲子 不世出の画家。 50歳を過ぎて裸婦を描き始めてより以後、
十数回の僅かともいえる各個展会場において、絵の前を立ち去ろう
とはしない多くの鑑賞者がいた。
 五木玲子の作品は、初期の素描画から既に独自のスタイルを持っていた。
鉛筆、パステル、銅版画、リトグラフ、木版画など、素材や技法は変わっても
一貫して対象物の奥深くに沈み込み、その生命のぎりぎりの発露を強靭な
線で表している。
 このたびは、78歳の現在までに描いた作品の中から、五木玲子作品の
線に注目し、素描やデッサンの作品から、創作の根源に迫ろうとする
ものです。
 五木玲子は枯れた花、枯れかけた花をよく取り上げる。老いや死滅を
真正面から描きたい、生命の存在の根っこを自分でしか描けない線で表現
したいという熱意が靱(つよ)い線となって現れている。デッサンをもとに
して制作されたリトグラフや銅版画、木版画はこの靱い線が鋭く主題を
現すものとなっている。 生かされている悲哀、いのちの鼓動が聞こえる
ような花たちや人物画など26点をご高覧願います。

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企画展
〜永遠の少女たちへ〜 アートの魔法にときめく2週間
2013年2月6日(水)〜2月19日(火)  JR大阪三越伊勢丹=6階 アート解放区
午前10時〜午後8時 会期中無休  終了しました

ひとは夢をみる。 詩や物語にファンタジーの世界を創作する個性的な
4人の作家による魅力溢れる作品展。 ARTのチカラに魅了される2週間。

出展作家 
高田 美苗 (油彩画)      美しさと強さを併せ持つ少女たちを描く
白石 貴士 (アクリル画)    可憐な少女を瑞々しい自然の風景の中に描く
林 由紀子 (銅版画・ペン画) 北欧の神話の神秘的な女性を描く
藤田 有紀 (金属 立体作品)  小さなロボットや鳥かご、家など、可愛く心暖まる
               ユーモラスな銅・真鍮・銀などを素材とした立体作品

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企画展 

透明なぬくもり 本荘正彦 木版画展

2013年1月29日(火)〜2月10日(日) ワイアートギャラリー
月曜休 11:00〜19:00 (日曜は17:00迄)

本荘さんの作品の魅力は、確かな造形力で草木や風景を描き、その実写を
絶えず新鮮な目で意匠化しているところにあります。その上に木版独特な
色彩の摺りかさねによって生まれる上品で優しい色彩は温かい気持ちを伝え
てくれます。このたびは見つめる方をほっと心楽しくさせる草花を中心にした
26点を展示します。また、本荘さんの独特の技法による、ぼかしやごま摺りの
実技の公開を2月2日に行ないます。

本荘正彦氏オープンワーク(版画の摺り実技の公開)
2/2(土) 午後2時より
ギャラリーまでお申し込み願います
お電話(06-6311-5380)・FAX(06-6311-5388)・メール(info@yart-gallery.co.jp)

上田雅司銅版画展 『シネマ中毒』 終了いたしました

2013年1月22日(火)〜27日(日) ワイアートギャラリー
会期中無休 11:00〜19:00 (日曜は17:00迄)

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企画展 

白さと青みと 藤岡 貢 作陶展 終了致しました

  • 2013年1月15日(火)〜20日(日)  ワイアートギャラリー
  • 会期中無休 11:00〜19:00 (日曜は17:00迄)
  •  藤岡貢が作品制作で大切にしていることはフォルム。磁土を轆轤でかたちづくり、シャープに削り仕上げていきます。土を金属のように焼くこと、土の造形として反することへの挑戦が素材をより知る事につながると考えて制作しています。
  •  鋭い感覚で創られる、うつわとオブジェのはざまを模索する若き陶芸家にご注目ください。
  • 作家略歴
  • 1977年 大阪市生まれ
  • 1998年 大阪美術専門学校 美術工芸学科 陶芸専攻修了
  • 1999年 大阪美術専門学校 芸術研究科 陶芸専攻修了
  •     舞洲陶芸館にて研修生として入館 以降3年間勤務
  • 2001年 朝日現代クラフト展 入選(’03、’05、’07)
  • 2002年 朝日現代クラフト展 奨励賞 受賞
  • 2006年 出石磁器トリエンナーレ 入選
  • 2010年 信楽陶芸トリエンナーレ 出展
  • 現在 信楽町にて制作
  • 個展 、グループ展(神戸・和歌山・京都・滋賀・東京・名古屋・ソウル・大阪にて開催)



企画展

雪の音色 大亦みゆき 陶の絵展   終了致しました

2012年 12/11(火)〜 12/23(日)

11:00〜19:00 日曜日は17:00まで 月曜休廊


 大亦みゆきさんの陶作品には2つの特徴があります。ひとつは自分の体験
をとおして感動したものを丹念にスケッチを行い、それをユニークな陶の立体造形として
創造していること。
 もうひとつは永年の釉薬の研究により300種類以上の色から選びぬかれた釉薬で、絵画
を描くがごとく表現できること。
 また土と釉薬と焼成の技術から生まれる暖かみのある風合いは、他の陶作品には見られ
ない独創的な魅力にあふれています。
 このたびは、この2月に出会った北欧各地での雪景色、森に輝く樹氷や冬の海に浮かぶ
カラフルな船たち、市場で交わされる暖かい人々の会話など、澄み切った空気とともに、
こころに灯りをともす情景を陶作品に仕上げました。 出展作品約40点

企画展
ひかりを抱く 
Glass and Paint Works    終了いたしました
片山 みやび展
会期
2012年11月27日(火)− 12月9日(日)
11時~19時 (日曜祝日は17時まで)
月曜休廊
作家在廊日  11月27日(火)・30日(金) 
12月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)
(その他の日はギャラリーへお問い合わせ下さい)

片山みやびさんは、文化庁の海外派遣研修で昨年10月まで自ら選んだ地、デンマークに滞在し、作品作りや展覧会を開催してきました。そこは平らかな大地と森につつまれながら、人々が豊かさや温かさを育む国でした。
 滞在中偶然に、あるガラス作品群と出会い、そして自らも作品制作の機会を得ましたが、以来すっかりとりこになり、帰国後本格的に作品制作に取り組むことになりました。
おだやかなデンマークのイメージと、やわらかなガラスの光の融合が、これまでの彼女の作品にいっそうの深みと広がりを与えました。工芸品とは一線を画すガラスによる絵画群を見て頂きたく存じます。

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  • 四彩展  終了いたしました
  • 2012年11月20日(火)− 11月25日(日)
  • 11時~19時 (日曜祝日は17時まで)
  • 今回6回目となる四彩展。木の素材を活かした一品一品、
  • 手作りの椅子、机、灯り、玩具や西洋陶器等。
  • 4人の作家の作品を楽しんでご覧いただけます。
  • 出展作家
  • 木工房 KAJI
  • sola woodworks
  • 灯りと飾り 堀中英昭
  • 西洋陶器 森アイ子
  • 企画展  いとしきものへ 山田喜代春 詩画木版画展


終了いたしました
詳しくはこちらLinkIcon

  • 2012年11月6日(火)− 11月18日(日)
  • 11時~19時  月曜休廊
  • 日曜日は17時まで
  • 卓越した木版技法と味わい深い詩が入った木版画
  • で著名な京都在住の作家、山田喜代春さん。23歳の時
  • に画家になろうと決め、このころから詩も書き始めま
  • した。うわべや流行りを追いかけるだけの絵ではなく
  • 自分の目と手で、自分にしか描けないほんものの絵を
  • 描きたいと木版画にたどり着き、 詩と絵を一枚の紙に
  • 同居させた詩画作品を制作して40年になりました。
  •  今展は新しい試みの新作をご高覧願います。
  • 催事のご案内  11月10日土曜日午後2時より
  • 秋日のもと、きよはるさんと新作木版画に詩をつける集い
  • 終了いたしました

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企画展
魚谷清兵衛 焔の器 経木手備前 展
会期
2012年10月23日(火)− 11月4日(日)
11時~19時  月曜休廊
日曜日は17時まで
備前の土で 極限の薄手作りに挑む
魚谷さんは永年、自からの味覚を研ぎすませ、種々の海産物の加工品を作ってきました。家業である食の仕事とともに、料理と融合する器にこだわり、備前の土と炎を研鑽して20年が経ちました。焼締陶の素朴さに魅せられて備前焼の里に半地下式穴窯を築き、想いは「シンプルで軽やかな備前焼」で、極限の薄手作りの器に挑みました。
経木手皿、尺兜皿、鼎脚盃、焔独楽麦酒盃、道中碗、豆碗、ひさご皿、銘々皿、掛花入、ぐい呑み、酒注ぎなど約300点余を出品
〈陶歴〉
平成 4年 6月
備前に移り独学で備前焼を始める。
平成 5年 9月
東京・伊勢丹新宿店にて初個展
平成 8年 5月
東京・日本橋三越本店にて個展
平成 8年 9月
東京・伊勢丹新宿店にて個展
平成10年 9月
名古屋・さいとう画廊に個展
平成11年11月
東京・伊勢丹新宿店にて個展
平成12年11月
大阪・山木美術にて個展
平成13年11月
名古屋・さいとう画廊に個展
平成14年12月
東京・伊勢丹新宿店にて個展
平成15年 3月
兵庫県龍野氏・百家にて個展
平成15年11月
岡山・天満屋岡山店にて個展
平成16年10月
名古屋・さいとう画廊にて個展
平成16年12月
大阪・梅田阪急にて個展
平成17年11月
東京・伊勢丹新宿店にて個展
平成18年11月
大阪・そごう心斎橋本店にて個展
平成19年11月
岡山・天満屋岡山店にて個展
平成20年11月
東京・伊勢丹新宿店にて個展
平成21年 1月
神戸・そごう神戸店にて個展
平成22年 1月
大阪・阪急うめだ本店にて個展
平成22年11月
横浜・そごう横浜店にて個展
平成23年 9月
東京・伊勢丹新宿店にて個展

uotani.jpg

企画展
幻想都市の住人たち展   終了いたしました
会期
2012年10月9日(火)− 10月21日(日)
11時~19時 (日曜祝日は17時まで)
月曜休廊

作家在廊日  高田美苗さん 10/13(15:00〜)・10/14 

       長野順子さん 10/13・14

ひとは夢みる。 
ひとは、詩や物語にファンタジーの世界を紡ぐ。神話や中世の吟遊詩人たちが伝える精霊や架空の生き物たちが、いまも私たちが生きている世界に人々の欲望や願望のマグマとして覆い被さっている。その見えないものを、今回の出展作家、高田美苗、長野順子、アルフォンス・イノウエさんは、人獣鳥や樹木、化石、廃屋などなどの姿を借りて描いている。この都市の奥深くに厳然とある幻想都市の見事な証の作品たちをご高覧下さい。
幻想都市の住人たちを幻視する人々が持っている、幸福の共同幻想が世界を新たに構築することを願って展覧会を行ないます。
・・
作品(左):高田美苗 「琥珀妖精2」 油彩 F20 
作品(右):長野順子 「夢見の森」 エッチング 225×150mm
高田美苗
東京生まれ 女子美術大学産業デザイン科卒。
所属:国際幻想芸術協会(IFAA)
2004年 第54回板院展 新人賞受賞
2005年 第55回板院展 院友推薦 東京国際ミニプリント
トリエンナーレ2005審査員推薦作家として作品展
2006年 第56回板院展 院友努力賞受賞
2007年〜2010年 第27回カダケス国際ミニプリント展入選
2008年 第7回レッセドラ国際小版画展2008出品
2008年 第58回 板院展 同人推挙
個展 グループ展多数
長野順子
群馬県出身
1991年 東京芸術大学大学院 美術研究科建築専攻修了
5年間の設計事務所勤務の後、美術学校にて銅版画を学ぶ 
1998年 初個展 以後、各地で個展を開催。
2007年、2010年 ボローニャ国際絵本原画展 入選
2011年 日本書票協会公募展 大賞
高知国際版画トリエンナーレ展 入選  
個展 グループ展多数

幻想都市の住人たちDM作品面.jpg

企画展
虚構と現実の境界線 豊田 泰弘 油彩画展
終了致しました
会期
2012年9月25日(火)− 10月7日(日)
11時~19時 (日曜祝日は17時まで)
月曜休廊
街なかを走るバス、ふと見上げた夕焼けに染まった電線越しに見る空などいつも見ている現実の風景が、この作家が描くと異次元の世界のように見える。それは、光の粒子を重ねるように微細に、そして精緻に描かれた絵肌から伝わる懐かしさの感情の為のようだ。(作家の卓越した技法の絵肌・サンドマチエールとは、下地に砂状のもを混ぜ微細な凹凸の上に描いている)個展のたびに伸長する1986年生まれの油彩作家の新作30点をご高覧願います。
1986年 愛媛県生まれ
2002年 第2回全国高校生現代アートビエンナーレ展
準グランプリ 大原美術館賞受賞
2007年 For展/加計美術館(倉敷)
2008年 ザ・ニューフェイス展/石田大成社ホール(京都)
2009年 倉敷芸術科学大学 芸術学部美術学科卒業
個展「日々のとなりに」 Y.Art-Gallery (大阪)
2010年 個展「いま・油彩でなければ」 Y.Art-Gallery (大阪)
2012年 個展「motherへ」 JR大阪三越伊勢丹 アート解放区

豊田さんDM2012作品面.jpg

企画展
サンタ・アナ宮殿展開催記念 
星野 尚 タラセア絵画展  終了いたしました
会期
2012年9月18日(火)− 9月23日(日)
11時~19時 (日曜祝日は17時まで)
会期中無休
スペイン コルドバ県 ルセナ市の旧市街には重要な貴族の館や教会が建ち並ぶ。
星野さんは、スペインの伝統木工技法タラセアを30年間創作してきた。自然の木々を組み合わせたり埋め込んだりする象嵌技法を絵画芸術に高める活動はスペインでも賞賛を受けている。1730年に建築され、修復を終えたサンタ・アナ伯邸で3ヶ月間絵画作品展を行なう事になった。スペイン展の為の最新作を集め、大阪で展覧会を開催いたします。
9月23日(日)13時より
ギャラリートーク「スペインの文化とタラセア」を開催します
サンタ・アナ宮殿展 星野 尚 タラセア絵画 展(スペイン)
開催期間 2013年1月13日〜3月30日
住所 Calle San Pedro, 42, 14900 Lucena (Córdoba) 
tel/957 513 282 (Oficina de Turismo)

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企画展
ぼくらの居場所 久保 貴之展 終了致しました
会期
2012年9月4日(火)− 9月16日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
月曜休廊
駅の待合所で列車を待つ動物たち、雨空の下で本を読む羊、異国の町をみつめるペンギンなど、それぞれの物語がどこかでつながっているような、最新作のアクリル画30点余を展示販売いたします。
フランスのリラべル社より出版される2冊目の絵本の原画も初めて展示いたします。
久保 貴之 Takayuki Kubo
2007 ボローニャ国際絵本原画展 入選(イタリア・ボローニャ)
小説『エトルリアの微笑み』 NHK出版 装画
2009 フランス リラべル社より 絵本『TRANSHUMANCE』を出版
Illustrate 09 入選(ポルトガル)
2010 CJ PICTURE BOOK AWARD 入選(韓国)
2011 ボローニャ国際絵本原画展 入選(イタリア・ボローニャ) 
2011 CJ PICTURE BOOK AWARD 入選(韓国)
2012 「手から手へ・11、3、2011 震災後のメッセージ」展出品(イタリア、スロバキア、ポーランド)
Sharjah Exhibition for Children Books' Illustrations 出品(アラブ首長国連邦)

久保貴之展DM2012.jpg

展覧会
竹田恵子 個展 終了致しました
会期
2012年 8月21日(火)− 8月26日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
会期中無休
「線」という要素を軸に様々なイメージをつくりつづけている竹田恵子さんの3年ぶりの個展を開催いたします。
前回の展示ではさまざまな種類のモノクロの線で描かれた人物が主体でしたがこのたびは、紙に刻み込むように描いた線にオイルパステルで彩色し様々なイメージをのびやかに描いています。
新作約20点を展示いたします。
竹田恵子 Keiko Takeda
大阪府生まれ
2007 神戸大学 発達科学部 人間行動表現学科
造形表現論コース 卒業
2008 個展 ギャラリー未来 大阪
2009 個展 Y.Art-Gallery 大阪
2012 グループ展 Art Araq Asia横浜

Self.jpg「Self」オイルパステル 256×181mm

展覧会
萩原武 メルヘンパッチワーク展 ~布で描くメルヘンの世界~
終了致しました
会期
2012年 8月14日(火)− 8月19日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
会期中無休
頭に浮かぶオリジナルメルヘンの世界を絵に描き、白い木綿布を様々な色に染め、色を組みあわせミシンで縫い上げる「メルヘンパッチワーク」作品約30点を展示
略歴
1954年 静岡県掛川市に生まれる
1978年 東京原宿「スタジオ・ヌック」にて上野光夫氏と出会いメルヘンパッチワークを学ぶ
全国各地で個展開催
第36回京都昭和美術会展 新人賞授賞。
第5回クラフツJアーツ展 入選。
第37回京都昭和美術会展 入選。
DVD「上野樹理の5つの鞄」の5話目「ある日突然ひなたは」で上野樹理さんが着ている洋服のメリーゴーランドのパッチワークをする

メルヘンパッチワーク.jpg

企画展
Y ART 2012’ 夏の企画展
ジャポニズムデザイン 手の技art展
終了致しました 沢山のみなさまのご来場ありがとうございました
会期
2012年 7月31日(火)− 8月12日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで) 月曜休み
日本の文様の美を、
大正、昭和時代の染型紙(伊勢型紙)を通してみつめてみます
また、新しい感覚と技法で陶作品を制作する
藤岡 貢の手の技をごらんください。
日本独特な文様を粋にデザイン化してきた奈良時代から続く三重県鈴鹿市白子町の伊勢型紙 。
和紙に柿渋を塗り重ねた渋紙に文様を錐彫りし、精巧な染め型紙を作ります。
日本の文様の美を大正、昭和時代の型紙とその染布を額装作品にし展示します。
右画像 染:小宮 康助 江戸小紋割付文様
型:南部 敬  さらさ文様
陶作品:藤岡 貢(左) 銀彩鱗碗(右)盤付花入

手の技art展DM作品面.jpg

展覧会
Photo Club Infinity InfinityPhoto Exhibition Vol.5
終了致しました
会期
2012年 7月24日(火)− 7月29日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
会期中無休
出展作家
飯田 龍也ICHIROTSUBOTAclavelKeenKT加藤千尋

フォトクラブインフィニティ写真展.jpg

展覧会
多彩倶楽部 水彩画展 終了いたしました
会期
2012年 7月17日(火)− 7月22日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
会期中無休
多彩倶楽部は毎月1度集まって関西のあちらこちらをスケッチしています。
自分の感じたままを自分の表現方法で感じたままに…
今年は新たなメンバーも加わって13人の展覧会となりました。
主に水彩画の新作26点を展示します。どうぞご覧ください。
出展作家
池田徳宏 伊藤純子 岩田俊男 小暮詔子 楠橋優子
国見良助 田中博史 田村佳代子 林 吉孝 藤田哲哉
松永昌子 生浦佳美 森島三男(13名)

多彩展はがき2.jpg

展覧会
西矢厚 西矢真規子  水彩画夫婦展  終了いたしました
会期
2012年 7月10日(火)− 7月15日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
会期中無休
夫婦そろって水彩画を初めて15年。
自由に、思いの色を画用紙に塗り重ねてきました。
8年前に第1回の夫婦展をし、今回2回目の夫婦展ができることは大きな喜びです。
旅先で感じた色、花から受け取った感性を表現するのは、個性の違いが表れて、楽しくまた面白いものです。
そんな二人の作品をご高覧いただければ幸いです。西矢厚・真規子

nishiya.jpg

企画展
高畑 幸伸 油彩画展
終了致しました 詳しくはこちらLinkIcon
会期
2012年 7月3日(火)− 7月8日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)
会期中無休

作家在廊
7/3・ 7/7
高畑さんが初個展を開いてから15年目になる。一貫してリアリズム絵画を追求してきた。形の正確さはもちろん、対象物に映り込む光のリアルさを描いてきた。
それは、実在の自然というより、花や風景の一木一草すべての霊魂を
描き尽くそうとしているところにリアリズム絵画は成立すると考えている。
高畑さんの描く絵画は、静かな世界のように見えるが実物の作品はすべての命がざわめいている。ご高覧ください。
略歴
1970年  大阪府生まれ
1997年  初個展
2006年  京都造形芸術大学通信教育部卒業
初個展以降毎年、画廊・百貨店にて個展やグループ展を開催
現在無所属
大阪府堺市南区在住

forest P20.jpgforest  油彩 P20号トルコキキョウ SM.jpgトルコキキョウ 油彩 SM

企画展
真吾の吾偶(gogu)とうつわ 詳しくはこちらLinkIcon
森下 真吾 展
会期
2012年 6月19日(火)− 7月1日(日)
11時~19時  月曜休 日曜は17時まで

作家在廊
6/30・ 7/1
吾偶と名付けた不思議な生き物たちを陶で形ち創る。彼らを日常に触れて貰いたいため、一輪挿しやお盆などの役目を持たしている。なんとも楽しくなるものが次々と現れる陶作品展である。創り手の鼓動が笑いの波動となって伝わってきます。
これらの作品約150点から、ほっとする日常を取り戻してほしいと作家は願っています。

略歴
1963 東京生まれ 現在山梨県北杜市小淵沢町在住
1986 東京デザイン専門学校卒業
1993 愛知県立窯業訓練校卒業
1996 山梨県北杜市小淵沢町に築窯
1999〜2012 全国各地で個展を多数開催 グループ展参加も多数
・」

gogu.jpg吾偶 四足 (盆)

企画展
天命の画業
秋山 巌と秋山 豊英 木版画展 詳しくはこちらLinkIcon
終了いたしました
会期
2012年 6月5日(火)− 6月17日(日)
11時~19時  月曜休 日曜は17時まで
山頭火の木版画シリーズで知られる秋山 巌さんは90歳を超え、なお作品を創り続けることを天命と思うと言われている。山頭火のほか、鳥や猫、女性讃歌を主題に新作とこれ迄の代表作をも加えた大阪では久しぶりの展覧会を開催いたします。
秋山 巌さんは、大分県竹田市生まれ。棟方志功を師と仰ぎ、動物、民話、俳句などをモチーフに木版画を制作してきました。自然と向き合い、語り続ける純粋無垢な精神の表現は国内外より高い評価を得ています。
また、巌さんに師事し動物をテーマに独自な作品世界を構築されている三男の豊英さんの木版画もともに展示いたします。ご高覧をねがいます。
没後半世紀以上を経過して今なお注目される俳人・種田山頭火。山頭火の季語や字数にとらわれない自由律俳句は、その生き方とともに現在も人気が衰える事はありません。ますます盛況になるインターネットの句会においても自由律俳句と句誌「層雲」が注目され、山頭火関連の図書も多く発刊されています。

秋山巌 略歴
1921年大分県竹田市に生まれる1953年太平洋美術学校卒業 棟方志功・坂上繁二郎・布施悌次郎に師事。 独学にて民俗学・仏教学・俳詩・陶芸・彫刻・水墨画を学ぶ。
1966年~CWAJ現代版画展(アメリカ大使館主催)に招待出品。棟方志功の弟子展参加
個展:国内外で多数。著書、画集多数 フクロウをはじめとする動物や民話、種田山頭火の俳句などを題材とした木版画や肉筆画作品を多数発表している。日本美術家連盟会員。
著書・画集
木版画入門  ふるっくの唄  山頭火の世界  一茶の四季
すぺいんぼさつ板画山頭火  酒仙の句  ねこごころ
山頭火蘇る  化けものを観た 他
パブリックコレクション:大英博物館(イギリス)・ヴィクトリア国立美術館(オーストリア)・イスラエル国立美術館(イスラエル)・ケンタッキー州立美術館(アメリカ)
秋山豊英 略歴
1962年千葉県に生まれる/版画家秋山巌に師事/
1998年個展(渋谷東急・上野松坂屋)
1999年〜2011年、二人展開催  2001年より個展多数
1998年~2000年、2005年にCWAJ現代版画展入選
2005年米国議会図書館に作品収蔵

秋山親子展.jpg秋山巌「博士」   秋山豊英「カメレオン」

企画展
ガッシュ画誕生40周年記念 船本清司展
会期
2012年 5月29日(火)〜6月3日(日)
11:00〜19:00 最終日は17:00まで 
40周年記念展 特別新作オークション実施
オークション作品展示 5/29〜6/2 期間中に投票 
6/3 14:00より発表
ガッシュ画誕生40周年記念 船本清司展は多くの来場者で賑わい、
6月3日無事終了いたしました。船本清司先生の30年前の作品を拝見しあらためてガッシュ画の美しさに感動しました。40周年記念特別オークションの入札件数は全体で29件あり、うち13点が落札されました。
作家在廊
5/29・ 5/30・ 5/31・ 6/1・6/3
ガッシュ画の誕生、船本清司25歳、水彩画という分野の中に埋もれていた不透明水彩絵の具(GOUACHE)を用いて描く、自分自身の独自な絵画をガッシュ画と名付け、1つの分野として確立しようと目標を定める。 以来、40年。特徴である塗り重ねる技術を進化させ、大気の気配を表現する事により輪郭を描かず自然な立体感をもつ新しい空気遠近法による絵画を確立させました。この間、3冊のガッシュ画の
技術書の出版と延べ1000人を超えるガッシュ画の履修者を輩出させました。
このたびは、新作とともに、この40年の歴史の中で、ガッシュ画表現に飛躍の
境地を開いた、懐かしい秘蔵作品たちも特別展示いたします。

丘に立ち2012原稿.jpg丘に立ち

企画展
木口木版画の新たな試み 齋藤 修展 終了致しました
会期
2012年 5月15日(火)〜5月27日(日)
11:00〜19:00 日祝は17:00まで  月曜休
5/19 土曜日 14:00より 齋藤修さんによる
木口木版画制作記録映像上映とギャラリートーク

木口木版画の彫り、摺り、仕上げの工程を接写した制作記録映像を
会期中会場にて上映します。

作家在廊
5/15・ 5/195/205/265/27
齋藤修氏は、数少ない木口木版画の第一人者であるとともに、その主題の選択や創造哲学に際立った独自性を持つ作品を生み出してきています。
このたびは宇宙の根源である原子の生成と消滅を現した作品を多色で表現する事に挑戦しました。木口木版画独自の魅力である精緻な彫りで表現するモノクロームの世界から、丹念に彫りの中に絵の具をつめ分け1版多色技法により、原始の粒子がきらめく宇宙を作りました。
木口木版画は、一本の木を横に輪切りにし、目のつんだ堅い木口面の中央部分を版の材料として使い、銅版画と同じビュランやノミで彫っていきます。
制作時間もかかり、古い樹齢の椿や柿,ツゲなどの材料の調達が難しい木口木版は制作する作家が僅かになっており、美術系大学でもこの教科がない学校も最近はあります。
こんな状況を打破するため、今回は作品展示とともに「齋藤 修木口木版制作記録 25分」を作成、貴重な齊藤氏の技術、彫り・摺り・仕上げの工程を接写し会場で観て頂きます。
また、版木や彫り道具、摺り道具などを齋藤氏より提供願い、展示いたしますのでぜひこの機会にご高覧ください。
 齋藤 修氏は島根県三隅町に1946年に生まれ、30歳のころより、独学で木口木版画の制作をはじめ、素晴らしいと思える木口木版画を見つめ、研究し、克己努力と多くの作品の創造を重ねた末、4年後に日本版画協会主催、第49回版画展で初入選を果たします。
遅まきの出発でしたが1987年頃より海外における木口木版画展に招待作家として招かれ、
以後、現代日本を代表する木口木版画作家の一人として認知されています。
略歴
1946年 島根県浜田市生まれ
1977年 独学で木口木版を始める
1981年 第49回日本版画協会展初出品
1982年 日本版画協会展にて準会員推挙
1994年 第9回ソウル国際版画ビエンナーレ優秀賞
2002年 第5回高知国際版画トリエンナーレ佳作賞
  文化庁特別派遣芸術家在外研修員としてパリの
     アトリエコントルポアンにて研修
2009年 英国木口木版画作家協会第72回展在外作家賞受賞
     国内外で個展、グループ展は多数 
     日本版画協会会員

saito.jpgNeverland color Ⅷ

企画展
ガラスの角と青い薔薇  林 由紀子 展  終了しました
会期
2012年 5月1日(火)〜5月13日(日)
AM11:00〜PM5:00 
日祝 5/3 5/4 5/5 5/6 5/13は 午後5時閉場 
5/7月曜は休廊
作家在廊 5/1 5/12 5/13
林 由紀子さんは1958年東京生まれ、イラストレーターでは飽き足らなくなっていた36歳から銅版画では最も古い、15世紀ごろからヨーロッパで確立した技法「エングレーヴィング」を始めました。日本では制作する人の極端に少ないエングレーヴィング技法は、銅版のうえをビュランという固い刃で線を彫り、そこにインクをつめて摺る銅版画です。 ビュランを研ぐところから勉強をはじめ、15年を経て、124点が収録された銅版画蔵書票集「プシュケの震える翅」を2010年に出版しました。優雅な線で描かれる清らかなロマンティシズムは好評を得ています。
エングレーヴィングの作品の多くはヨーロッパでは古くから書物の挿絵や、蔵書票となって書物を味わい深いものにします。
林さんは古典的なヨーロッパの藝術に興味をもっており、特に北方ルネッサンスの文学や絵画の伝統が林さん独自の造形で作品に込められています。自宅の庭で花のスケッチをたえず沢山描いていますが、これらが作品になると、物語のある女性や動物と一緒に描かれます。
このたびは、銅版画以外にもペン画に力を注ぎました。緻密に描かれた静謐な女性像は魅力に溢れています。45点余出展
(蔵書票とは・・・本の所蔵者を示すため、表紙裏に張る小さなカードのこと。
絵と文字を組み合わせて、主に版画の技法を用いる。小さく、精緻で美しいことから「紙の宝石」とも呼ばれている。)

ガラスの角と青い薔薇.jpgガラスの角と青い薔薇

企画展
これからの10年へ歩む 可南 つちびと展 終了いたしました
会期
2012年 4月17日(火)〜4月29日(日)
11:00〜19:00 日祝は17:00まで  月曜休
作家在廊
4/17・ 4/194/204/214/22
4/254/264/274/284/29
つちびとに「再びの道」と題したのは2度目です。
1度は5年前、どう生きていけばよいか途方にくれ
ていた時に創った少女像に。
今年は初めて個展を行なってから10年目。
多くの人たちが再生の道を模索しているこの年に、
5つのつちびとに「再びの道」と名付けた。
5つの命が祈るように、始まる、明日を待っている、
この想いが届きますように・・・可南
後ろ姿に込める祈りの造形をご高覧ください  (y art)

kanan.JPG「再びの道」(後ろ姿)

企画展
銅版画の魔法展  終了いたしました
会期
2012年 4月3日(火)〜4月14日(土)
11:00〜19:00 日曜日、最終日は17:00まで  月曜休
ヨーロッパで1400年半ば頃より登場した銅版画は、その後さまざまな銅版画技法が生まれ、精緻で克明な表現が可能となりました。 印刷の分野に止まらず、数々の芸術作品が創られました。
このたびは、現代の日本において各種の銅版画技法の秀作を一堂に鑑賞して頂く展覧会を開催します。出展作家は、メゾチントの駒井哲郎、丹阿弥丹波子、辻 憲、カラーエッチングの司 修、山下清澄、加藤昌男 、アクアチントの吉村佳映、混合技法の林 千絵 他。
日本独自の「版画」という呼び名は、作家が自作,自刻、自刷の全行程を一人で行なうことを、工房の分業制によって作られるものと区別する為にうまれた言葉です。
現在、画像のデジタル化が急速に発達し、版画と混同される状況が生まれつつあります。このときだからこそ、各銅版画作家の独自な絵画性を見つめ直して頂きたいと考えています。

林千絵祈り.jpg林 千絵 「祈り」

企画展
きょう出会ったこと 久木朋子 木版画展
終了いたしました
会期
2012年 3月20日(火祝)〜4月1日(日)
11:00〜19:00 日祝は17:00まで 月曜休
作家在廊日 3/20 ・ 3/25 ・ 3/31 ・ 4/1
自然の声に耳をかたむけ、創りだした、久木朋子さんの近年の多色摺り木版画は、鮮やかな色彩に洗練と深みをまし目を奪われます。
昨年、住まいを移られ、鳥をはじめ自然とのふれあいが更に多くなりました。
新作を含め魅力あふれる30点を展示します。ご高覧を願います。
久木朋子さんによる木版画の摺り実演
3/25(日)・3/31(土) 午後2時〜5時
作品 「今日のこと」 60×60cm

kyonokotorgb.jpg

企画展
静謐な花の時間 2012  沼尾雅代 油彩画展
詳しくはこちらLinkIcon終了致しました
会期
2012年 3月6日(火)〜3月18日(日)
11:00〜19:00 日曜は17:00まで 月曜休
作家在廊日 3/6・3/10・3/11・3/17・3/18
竹で編んだ籠やガラス瓶に入れられた山や野に咲く花たちをありのままに描く。
35年間一貫して油彩画で表現してきたのは日常の情景のなかに非日常の美を注目してもらうには最適の技法だからです。
何度も塗り重ねた黒色を背景にしているのは、広大な無限の宇宙のなかで、花たちが懸命に生きている様子を見つめていただき、ほっとして頂きたい思いからです。
精緻に描かれた、清楚ないのちの輝きを発見してください。
作品 「水仙」 M10号

M10号水仙rgb.jpg

企画展
雲にのって スタンプダイアリー 
木戸しづ子 出版記念原画展 終了いたしました
会期
2012年 2月28日(火)〜3月4日(日)
11:00〜19:00 会期中無休
最終日は17:00まで
作家在廊日:2月28日(火)・29日(水)・3月4日(日) 
その他在廊日に関してはギャラリーまで
2月28日(火)16:00より展覧会会場にてオープニングパーティーを開催します
卓越したシルク版画技術をもつ、
木戸しづ子さんの新刊本
「雲にのって スタンプダイアリー」の
原画展です。
作家の幼少からの想い出やふるさとの
四季を切手や消印で創作しています。
[雛人形](作品クリックで拡大表示します)
花巻の長く続いた旅館の片隅に
季節はずれの五人囃子
伏見人形の流れを汲んで
遠く みちのくの花巻で作られた人形は
京の面影を残しつつ 東北なまりの愛らしさ
お内裏様と三人官女を
見かけた人はもういない
花巻人形師に思いをはせて
私が現代風に こしらえた
みんなそろって
♪きょうは たのしい ひな祭り♪

kidopop.jpghinamaturi.jpg

企画展
山のかたちのおもしろさ 渡辺洋一 木版画展  終了しました
会期
2012年 2月21日(火)〜2月26日(日)
11:00〜19:00 会期中無休
最終日2月26日(日)は17:00まで
作家在廊日 2/21 火曜日
渡辺洋一さんは1951年名古屋市生まれ。木版版画歴は40年を超える木版の素材の和紙、絵の具、版木などの研究に没頭してきた。
版木には天然の木目にこだわり作品に生かしている。個展やCWAJ現代版画展への出展のほか、季刊「版画芸術」や「銀花」にオリジナル版画を提供し多くの方々に知られている。
山のシリーズは今まで60作品を創作しており、シンプルな木版ならではの構図と色彩で魅力溢れる山のかたちを表現している。
1985年より制作している数多くの書票作品も共に展示します。
作品 上「伊吹山」 木版 18.2×54cm
下「大山」 木版 19.5×29.0cm

ibukiyama.jpg大山ミニサイズ.jpg

展覧会
大阪芸術大学3回生 ガラス工芸展
終了いたしました
会期
2012年 2月14日(火)〜2月19日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
出展作家 上村 真里乃  甲田 千智  宮崎 沙織
大阪芸術大学工芸学科のガラスコース3回生による3人展です。
今まで学んできたことの成果の発表として、今回初めて学外による
展示会となります
キルンワーク(ガラス鋳造)で作られたオブジェなどをメインに展示します。
上村 真里乃:
モチーフはトナカイで体のラインを重視した作品。
下から浮かび上がってくるようなイメージで実現しない幻想的な生き物を思わせるように仕上げている。
甲田 千智:
生命をテーマに、動物や植物をモチーフにした作品を展示。
宮崎 沙織:
桜や水、雪などをモチーフに、自然の儚さや美しさをガラスで表現することを目指した。

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企画展
あたたかな心を花に託して  終了致しました
本荘 正彦 木版画展
会期
2012年 1月31日(火)〜2月12日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
月曜休廊
2月5日(日)・2月11日(土祝)は17時まで
2月6日月曜日は休廊日/最終日2月12日(日曜日)は16:00まで
作家在廊日 1月31日 2月12日 
(その他の在廊日はギャラリーまでお問い合わせ下さい)
花に慰められた人たちが、昨年はどれほど多かったでしょうか。久しぶりに室内で薫る花たちを描きました。多色摺り木版画の技法をさらに探求し、人とつながる、やさしい心を花に託して清新な思いで表現した作品たちをご高覧ください。

honjyo.jpg画像クリックで拡大表示します

企画展
オトナ ノ ラクガキ 
池田満寿夫’60年代 VS 安元亮祐 新作展
終了いたしました
会期
2012年1月17日(火)~2011年1月29日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
月曜休廊
作家(安元亮祐)在廊日 1/21(土)・1/22(日)
1960年代、池田満寿夫は銅版画の最もシンプルな技法、ドライポイントやエッチングにより、瞬時の絶対的なイメージを銅板に直接、強い引っ掻きキズのような線を刻み、落書きとも言われながらも、数々の優れた作品を世に出した。
安元亮祐はその落書きのような刻線に憧れながらも自分だけの線描を模索し、ノスタルジックな情景をヤスモトグレーと言われる魅力的な色彩で表現し多くの人々を魅了してきた。安元は晩年の池田に個展の推薦文を書いてもらう事となる。
今展では、50年前の池田作品に安元が新作で挑戦する。即興的な表現で鮮やかにものの本質を描く二人の作品は、大人の斬新なユーモアが香ります。

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企画展
想いをよせる作品  片山みやび 五木玲子 新作展 
終了致しました
会期
2012年1月6日(金)~2012年1月15日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
月曜休廊
新年にあたり、新作が期待されている作家の清新な作品を展示します。
片山みやびさんがデンマークより帰国、新作を発表します。文化庁より海外派遣研修員として1年間デンマークに滞在し、作品を創り、彼の地で展覧会を開催してきた片山みやびさんがこのたび帰国。 自然と人とが優しくつながり、アートが身近にあるデンマークの自然の中での暮らしから生まれた油彩とドローイング作品を早速ご覧下さい。
五木玲子さんがカタログ・レゾネとも言える作品集「天の花 地の花」を発刊しました。
2003年にJR大阪セルヴィスギャラリーでの個展より以後、関西では個展の開催がないため、あの祈りにも似て深く強く表された花たちの命の絵を観たいという声を聴いてきました。画集発刊を機会に2003年以降の作品と最新作を展示します。
二人の作品は、ともに観るものに自然と人間を一体として感じる生命の共鳴が伝わってくる心地がします。
作品(左)
五木 玲子「 ダリア 」 リトグラフ 2/30 58.4×46.0cm
作品(右)
片山 みやび 「 Suntrap loose 」 油彩 49.5×39.5cm

片山みやび五木玲子展.jpg

企画展
よみがえる美しい日本
大正・昭和の風景画家 川瀬巴水 展
終了致しました
会期
2011年12月22日(木)〜12月31日(土)
京阪百貨店 守口店6階 京阪美術画廊
午前10時〜午後8時(最終日12/31は午後4時にて閉場)
独自の色彩と技で表現された
繊細にして力強い美に溢れる木版画、
時を超えて郷愁が胸を打つ

巴水の版元三代目・渡邊章一郎氏の鑑定による
1921年〜1951年に制作された大阪をはじめ
西日本の風景を描いた珍しい初期摺の逸品26点を展示販売
川瀬巴水(明治16年東京生まれ 昭和33年没)は、幼少の頃より洋画や日本画を学び、27歳で鏑木清方に師事。同門の伊東深水の木版画に影響を受け、同じ版元の渡邊版画店より、大正7年に処女作を発表。以後、浮世絵伝統の木版画の技法に加え、新しい試みを次々と行い、国内外で高い評価を受けるようになりました。
40年間にわたり日本全国を旅し、大正から昭和にかけて四季折々の自然の移り変わりや人々の営みを描き続けました。巴水の作品は、時代への郷愁を呼び、旅へのあこがれを誘います。生涯描いた約600点の作品は、北斎、広重、巴水と並び称され浮世絵の3Hとして世界中で注目されています。

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企画展
大亦みゆき 陶の絵展「星降る夜はオペラ座へ」終了いたしました
会期
2011年11月29日(火)~2011年12月18日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
月曜休廊
ヨーロッパや北欧など、各地のオペラ座に魅かれていた作家は、陶の作品に豊穣なオペラ演目の中から音楽や劇の楽しさを描くこと、また、建物やロビーなどでくつろぐ人々の明るいざわめきや管弦楽を奏でる友人たちを表現することで、今年のしずんでいた気持ちを元気にさせると感じ、このテーマで花器や小箱陶板を制作しました。
300種類の独自な釉薬と色土より選ばれ描かれた作品40点余を展示販売。はればれとした雰囲気が会場に溢れます。ご高覧下さい。

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企画展
〜みんなだれかの天使〜  終了いたしました
要海 三枝子 作品展 
会期
2011年11月16日(水)~2011年11月27日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
月曜休廊
要海三枝子さんは、NHKの「婦人百科」、「おしゃれ工房」、
現「すてきにハンドメイド」などで、20年近く子供や動物を
モチーフにした人形やぬいぐるみなどを発表。
自由な発想でつくられたほのぼのとした表情の作品たちは心に響きます。
作家はこのたびの久しぶりの展覧会に力を注ぎました。ご高覧を願います。

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企画展
〜水と生きる〜
三田村 直美 作品展 終了いたしました
会期
2011年11月1日(火)~2011年11月13日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
月曜休廊
作家は同じ水の地球に生きる動物の生態を静かに愛情を持って
見つめ、銅版画のメゾチント技法で奥深く精緻に表現しています。
久しぶりの個展では、ギャラリーのなかの動物がアクアリウムから迫ってくるような作品を試みています。
略歴
1982年/京都精華大学造形学部卒
1984年/京都銅版画協会入会
1996年/高知トリエンナーレ展 浜松版画大賞展
春陽展 以後毎回出品
1997年/フランス美術賞展 春陽展 奨励賞
2000年/ 春陽展 春陽会賞
2002年 / 山本鼎版画大賞展 ソウル国際版画ビエンナーレ展
2004年/日本版画協会出品
個展 グループ展 各地で開催  銅版画教室講師 春陽会会員
作品 「かばⅢ」 12.0×9.0cm カラーメゾチント

mitamurakaba.jpg「かばⅢ」 12.0×9.0cm カラーメゾチント

企画展
あらたな ものがたりの はじまり
市川 和美 陶展  終了いたしました
会期
2011年10月18日(火)~2011年10月29日(土)
11:00 ~19:00  日曜祝日最終日は17:00まで
月曜休廊
震災以降  何か心がざわついています
静かに 確かな五感を開きたい
手で触り 耳を澄ませ
目を遠くにむけて・・・・・・
そんなことを考えながら制作していると
想いもかけなかった形や模様の作品が
生まれてきました ご高覧をお願いします    市川和美
1952年大阪生まれの市川和美さんは、京都教育大学工芸科在学中から、さまざまな陶芸公募展に入選,受賞をしています。1978年生駒の山中に窯を設け、近年は公募展を離れ、各地から要請のある個展の開催を中心に活動しています。
古楽器、古楽譜、動物などをモチーフにした物語が生まれるような独自な作品は味わい深いものが有ります。
このたびは、「風通う家」という花器、古楽器リュートの香炉やクラッシックな色彩の古楽譜「グレゴリオ聖歌想」の置物、天使が佇む厨子「光の棲む」など40点余を出展します。いずれも複雑な成形のため、土の持つ特徴をつかみ焼成に細心の注意を払って制作されています。ご覧くださいまして作品から物語を紡いでください。

ichikawadm.jpg作品 手前より  「天使と羊」 17×7×14cm                  「風通う家」 花器 35×8×19cm

展覧会
森 初(もり はじめ) 彫刻展
終了致しました
会期
2011年10月11日(火)~10月16日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
森さんが二紀展の彫刻部門に初出品し、入選して35年が経過します。
以後2009年まで木を素材にした彫刻をつくり出品を続けてきました。
木それぞれが持つ、成長の証である木目を生かした形を大事にして制作してきました。
このたびは、自然界の森羅万象の姿を抽象化して表現しています。
なるだけ、木の素材を生かすため無着色とし、木塊が語りかけてくるような、
ぬくもりのある作品をご高覧願います。
略歴
1953  愛媛県越智郡波方町 出生
1974  鹿間厚次郎先生に師事
1976  二紀展本展初出品初入選以後毎年出品
1986  二紀展同人推挙
1991  高砂市 蕃画廊 個展
2003  神戸市須磨 アートユニ 個展
2009  二紀展退会
神戸市 ギャラリーモダーン 個展
作品「Halation 入道雲」61×20×38cm クスの木

Halation 入道雲」61×20×38cmクスの木.jpg「Halation 入道雲」61×20×38cm クスの木

展覧会
関西書票倶楽部 作品展 
終了致しました
会期
2011年10月4日(火)~10月9日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
展覧会会場よりラジオ生放送 
NHKラジオ第一放送
番組名/関西ラジオワイド(中継コーナー)
放送予定日時/10月4日(火)17:30頃〜
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/radiowide/
書票とは、本の見返し部分に貼って、その本の所有者を明らかにする小紙片でラテン語のエクスリブリス・Exlibrisと言っています。5cmから10cm程度の小さな紙に描かれたさまざまな絵画は紙の宝石と言われています。
書票が誕生したのは15世紀のドイツ。初期には木版画が主流でした。16世紀になるとドイツの著名な画家のデューラーやクラナッハ、ホルバインらが書票を手掛けると、瞬く間にヨーロッパ中に広がりました。
日本では本の持ち主を示すものとして蔵書印が用いられていましたが、1900年に文芸誌「明星」に紹介されて以来、竹久夢二、武井武雄、川上澄生、芹沢銈介等の著名な作家が制作を行い、盛んになりました。
関西書票倶楽部は関西在住の木版、銅版、篆刻、手描きなどで書票を制作する作家が集まり、年に1回の発表を始めて、今回で7回目になります。
今回は、木口木版の齋藤 修、板目木版の柳田 基や南部一郎など27名、うち新入会作家2名も加わり内容はますます充実してきました。風景,人物、花等の植物、昆虫、梟など約80点余が展示されます。その高い芸術性から小版画として自室での展示を楽しむ、また、一人の作家のものを集める、いろいろと異なる作風のものを収集するなど、書票の楽しみを追求する愛好家は多く、待望の展覧会といわれています。

齋藤修 木口木版画書票「水晶(宮沢賢治)」.jpg齋藤修 木口木版画書票「水晶(宮沢賢治)」

企画展
闇夜の日時計 伊藤尚子 作品展 版画 ≷ 漆
終了いたしました
会期
2011年9月20日(火)~2011年10月2日(日)
11:00 ~19:00  日曜祝日は17:00まで
伊藤尚子の多くの絵の中には子供たちが登場します。かれらは暗闇の中で人形や道化師、梟たちと不思議な世界を作っています。子供達は変わらないものへの象徴でもあり、また、現代社会が生み出す諸々の罪悪に捉えられても無垢でいられるかを問いかけています。
京都で漆の技法を、ベルギーで金属彫刻を習得した作家は、漆黒の闇から這い出す夢や神秘を版画や漆作品で表現しています。
漆のマチエールである微妙な光沢をもって輝く奥深い闇が作家の内面を表現しています。
この展覧会に寄せられた、詩人 以倉紘平さんのメッセージもご高覧ください。

ito38.jpg瞬間映像技師ブルノ叔父さん、蝸牛のスープ委員会を告発する 22×22×1.8cm 黒板盆 漆

企画展
久保 貴之 作品展
「僕は時々、物想う」 終了致しました
会期
2011年9月6日(火)~2011年9月18日(日)
11:00 ~19:00  月曜休廊
日曜日は17:00まで
繊細な線、独自な魅力の不思議な動物達。久保さんの
作品は海外でも注目を集め、2007年ボローニャ国際
絵本原画展に入選、2009年にフランスのリラべル社より、絵本
「TRANSHUMANCE」が出版されました。
2011年は拾った窓を持ち主に届けにいくクマの作品
「窓を届けに」シリーズで入選、8.20~9.25に 西宮市
大谷記念美術館にて開催の 「2011 イタリア・ ボロー
ニャ国際絵本原画展」で、入選した日本人作家の特集
展示「関西ゆかりの作家9人展」に久保さんの作品が
展示されます。
このたびのワイアートギャラリーでの個展では、真っ赤な風船と旅するハリネズミ君、深い夜に物想うウサギ、告白するクマ、椅子にもたれて夢想するロバなど、物想う動物たちの姿を描いたアクリル画の最新作20点余に加え2011年 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に入賞した銅版画作品もあわせて展示販売します。

kubo2011.jpg「つかまえた」 320×410mm キャンバスにアクリル

展覧会
池内 浪重 
日本画による「般若」展 終了いたしました
会期
2011年8月30日(火)~9月4日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
父や弟も能楽師の家庭に生まれた、池内波重さんは日本画で能面のみを描いて40年になります。(弟の池内光之助さんは観世流能楽師で1991年に国の重要無形文化財に(総合指定)に認定)
能の舞姿を描かず、能面だけで能の演目の内容を表現し、広大な世界を感じ取って頂くことは能の家に生まれた女性だからできることと言っています。このたびは、般若の面を中心に25点余を出展します。般若とは、仏教では「仏の智慧」を表すと言われています。強いエネルギーをもつこれらの作品をご高覧ください。
作家略歴
1944年 東京都生まれ
1979年 愛媛県展出品 以後9回出品
1985年 第18回創展クリチック賞
1987年 第20回創展協会賞
1988年 第21回創展会員努力賞
1991年 第24回創展東京都知事賞
1992年 第25回創展文部大臣奨励賞
2003年 ルーブル日仏現代美術博グランプリ賞
現在 無所属 愛媛県今治市在住

namieikeuchi.jpg

展覧会
ひより工房釉薬研究会発表会2011
終了いたしました
会期
2011年8月23日(火)~8月28日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
大阪・西区にあるひより工房では陶芸家を目指す人たちが、釉薬や土、焼成温度の無数の組み合わせから生まれる陶芸の色を研究して約10年になります。
ひとりでテストをくり返すより、大勢でテストを行い、その成果を共有して互いに進歩してきました。このたびはメンバー11名が互いの研究から生まれた自分自身の色を用いて独創的な器や花器,オブジェ等を制作発表します。
お楽しみは、昨年末のルーシー・リー展に出展されていた陶ボタンに感激したメンバー全員が各自自慢の釉薬でボタンを創り出展します。ご高覧を願います。
出展者
●荒木惠美子 ●池田優子 ●うえのけいこ ●内海康宏
●大塚真一郎 ●大亦みゆき ●奥間徳治 ●金田徳子
●寺下亘 ●まりこばこ ●三笠裕子

釉薬研究会展作品面.jpg

展覧会
イラストレーション三人展 「エトワール」
(イラストレーション) 終了いたしました
会期
2011年8月16日(火)~8月21日(日)
11:00 ~19:00 最終日は17:00まで
大阪芸術大学、京都市立芸術大学の学生3人によるグループ展です。
「エトワール」とは「星」を意味するフランス語。きらきらしたもの、うつくしいもの、3人が各々に考える世界を表現。
勿論作品によってカラーインク、透明水彩、アクリルガッシュ等技法も様々。
この展覧会のために制作した20点前後を展示。
〈出展作家〉
清水 里美
雪丸 綾華
小椋 淑恵

エトワール002.jpg

展覧会
MYTHOLOGY 天神降臨 〜舞い降りた神々〜  (comic art )
終了致しました
会期
2011年8月9日(火)~8月14日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
日本神話、ギリシャ神話、北欧神話など
神話をテーマにした展覧会
世界のさまざまな神話の登場人物を描くことで、
それらの土地に根付く信仰や風習などに触れたいと考えた
作家それぞれが自分なりの神様のイメージを形にしています
出展作家
大阪芸術大学キャラクター造形学科
KANチ、びゃ、ダイカン、ふじもん、shisotaro、水鬼

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展覧会
源八の八展      (イラストレーション・立体・映像)
終了いたしました
会期
2011年8月2日(火)~8月7日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
イラストレーション 102点
書 1点
本 5冊
VTR作品 8点

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今、東北より  ー 暁の空美しく梅雨明けぬ ー  

関根慎一郎展 終了いたしました

2011年7月26日(火)~7月31日(日)  11:00 ~19:00 最終日は17:00まで

  • .
  • 関根さんは、1973年福島県白河市生まれ、多摩美術大学絵画科を中退後、福島に帰郷し、以後この地で絵画制作を続け、
  • 自身の個展の発表活動とともに、福島県在住のアーティストを結集して、アートサークル・パレットや、
  • art unit半獣神の代表として現代美術の推進に邁進している。
  • 関西では、ワイアートギャラリーで2回目の個展を計画していたところ、此のたびの震災で作品の多くを破損した。福島県内の2つの個展は中止に追い込まれたが、3.11以来、仲間達への支援とこの展覧会への作品制作に懸命の努力を重ね、31点のパネルにアクリル絵の具で
  • 描いたタブロー作品を送ってくる。
  • 関根さんの絵画は月や雲、森、樹木などの自然の変化や、日常身辺の変化を繊細な感覚で捉え、抽象的な色の面の組み合わせにより描いています。
  • 透明感のある色の使い方により、優しい心が伝わり、静謐な時間が広がります。
  • 悲しみを乗り越え、静かな生きるエネルギーが伝わってきます。
  • .

collectionomote.jpg写真クリックで拡大表示collectionura.jpg
企画展

夢みるPower→

Y art gallery collection 展
終了いたしました


悪夢の連鎖を断ち切るPowerが欲しい。
ARTにはその力があると信じている。
人が夢を見るPower、
未来に希望を描くPowerを
引き出してくれるART作品を集めた。

2011年7月19日(火)~7月24日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで


「夢と現実、すべてが私にとっては夢でもあり現実でもあるのだ」
・・・・・・・・・・・・・・・ー駒井哲郎ー

夢と現実が織りなす内なる世界、
再生を願う気持ちを、
各作家が鋭い感性で表現した作品を展示します。
ご高覧を願います。

この展覧会での特別価格を設定しました。
出展作品詳細につきましては
ワイアートギャラリーまで
お問い合わせください。
リストをお送りいたします。

出展作家
(銅版画)
駒井 哲郎
アルフォンス・イノウエ
林 由紀子
加藤 昌男
武田 史子
野口 明美
久保 貴之
アイオー(シルクスクリーン)
片山 みやび(リトグラフ)
齋藤 修(木口木版)
山中 現(木版)
安元 亮祐(アクリル・コラージュ)
中佐藤 滋(アクリル・コラージュ)
鈴木 亘彦(立体)
可南(立体)
豊田 泰弘(油彩)

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多彩倶楽部 水彩画展 終了いたしました

2011年7月12日(火)~7月17日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで

この会場では3回目の展覧会となります。昨年よりの新作25点を展示します。
関西在住のメンバーが毎月1回描きたい場所と集合時間を決めて気ままにスケッチ。
終われば絵を肴にワイワイと反省会!自由で気ままなメンバーの絵も多彩!

出展作家
池田徳宏 伊藤純子 岩田俊男 小暮詔子 国見良助
田中博史 田村佳代子 林吉孝 藤田哲哉 松永昌子
森島三男 生浦佳美


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写真展 華(はなやか)終了いたしました


2011年7月5日(火)~7月10日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで

6者6様の「華」を表現した写真展

photographer
粟飯原 正晴
中上 宏明
野崎 純一
林 健太郎
藤沢 将士
竜門 千恵美



コラージュの会 ル サムデイ展 2 終了いたしました

2011年 6月28日(火)− 7月3日(日)
11時~19時 (日曜は17:00迄 会期中無休)

このたびの展覧会は、戦後数々の著名作家を生んだ大阪市立美術館付属美術研究所の研修員と京都造形芸術大学卒業生が合同で開催する2回目です。
 コラージュの会では、身の回りにある事象、心象を、絵の具のかわりに、紙、布、写真、ボタンなどの多種素材を支持体に貼って自由に表現することを試みています。
 また各自ビンを使ったオブジェも出展。事前に作品画像が提示できませんが、会場へ持ち込み、各自がその場で作品が変化する事も狙っています。偶然性、無意識の意識が作用するのかと思われます。
 コラージュをひろく知ってもらい、その活動をひろげるのが目的です。「コラージュの会ル サムデイでは芸術をいつもの生活から」をテーマにしています。

出展作家

荒谷正子・植山佐知子・小出陽子・金尾恵子
倉本珠紀・高橋真由美・西川佳妤子 古川悦子
前田かほる・指吸麻子・朴 玉恵

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企画展
6/14〜6/26 
赤瀬ミフサとアニマルたち 展 終了致しました
くわしくはこちらLinkIcon

赤瀬ミフサさんは1981年愛媛県伯方島生まれ(現在30歳)。
京都嵯峨芸術大学にて美術を学び、インド、ドイツ、フランス、中国など世界各地を巡り、制作してきました。

はじけるように咲きほこる花、ユーモラスな仕草や表情を見せる動物たち。
同じ地球に生きる、いきとしいけるものたちを、力強い描線と原色 、ダイナミックな構図で鮮やかに表現しています。

このたびは動物や花を描いた絵画作品、陶板、陶オブジェなど 37点を展示します。
作家がいきものにむける愛情溢れるまなざしと、パワフルで瑞々しいいのちの輝きをご高覧ください。

赤瀬ミフサ
1981  愛媛県 伯方島生まれ
2002  初の個展(京都)
2003  カラバハンビシュババラティ美術大学彫刻科 留学(インド)
2004  京都嵯峨芸術大学卒業
2006  陶芸の研修、取材とスケッチの旅(ドイツ、フランス)
2007  三条祇園画廊にて個展(京都)、京都アートギャラリーフェア2007
2008  FUXIN GALLERYにて初の海外個展(上海)、広州アートフェアに出品(広州)
2009  アート上海2009に出品(上海)、中村キース・へリング美術館にて個展(山梨)、青幻舎よりアーティストブック「I LOVE EARTH」を出版
2010 小倉井筒屋にて個展(福岡)、ノエビア銀座ギャラリーにて個展
2011 いよてつ高島屋にて個展(愛媛)
現在 伯方島のアトリエにて制作


企画展
5/31〜6/12 終了致しました

待望の手描き詩画集 「絵日記 万歩のおつかい」発刊記念
山田 喜代春 作品展

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京都在住の木版画家にして詩人、 山田喜代春さんの待望の新刊発行を記念して、その原画を新作の
木版画とともに約50点を展示します。
20年前に発刊され、 絶版 となった大好評の手描き詩画集「ぼくはコペルニクスだ。」より20年、
多くの方々に待たれた全124編の珠玉の詩画集が出版されました。
木版画に制作されることの稀な、作家の建前ではない独白の詩とほろ苦い想いをユーモアでくるんだ
絵画が心に響きます。
序文で木津川 計さんが書かれています。(元立命館大学教授・「上方芸能」誌発行人)
「喜代春さんは一流です。鼻にかける二流も多くいるのに喜代春さんはいつも恐れ入って生きておいでです。
終世肩で風を切って歩かない、言うならば,アカン人生を披露されているからファンが多いのです。」
七転び八起きしてからまた転ぶ、失敗ばかりのアカン人を作家自身をふくめて鼓舞する作品をご高覧願います。



企画展

5/17〜5/29 終了いたしました

片山みやび展 
『やわらかな世界』--- ずっとずっと北の空から---

デンマークより 新作ドローイングを中心に

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文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてデンマーク滞在の片山みやびさんが彼の地で制作した作品展を行ないます。
コペンハーゲンから電車で1時間ばかり、いたるところに森がある静かな場所に住まいを定め、日本とは異なり自然光のもとで描いています。
やわらかな光のもとでは、中間色が好ましく感じられ、このたびの作品には優しい色が溢れることとなりました。
変化といえば、手間と時間をかけて暮らすことに楽しみを見いだす人々との交流はゆっくりと時間をかけて描く楽しさを蘇らせてくれました。
コペンハーゲンの個展に先立ち、片山さんの海外制作作品を始めて紹介します。


企画展
心のかたち 可南  つちびと展
終了いたしました

2011年 4月27日(水)−5月15日(日) 11:00-19:00(日祝は17:00まで)月曜休
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作家在廊日  
4/27(水)・29(金祝)・5/1(日)・3(火祝)・5(木祝)・7(土)・11(水)・13(金)14(土)(13:00より)・15(日)(17時まで)

陶の人形を「つちびと」と自ら名付け制作をつづけている可南さん。
人の形ではなく「いのちの」かたち、「心の」かたちを表現したいと思っています。
このたびは、老人と子供、母と子、人に寄添う猫や犬など、それぞれが
シチュエーションを想像させる、つちびとたちを組み合わせた作品を多く制作しました。
どの作品も優しさに溢れています。信楽の土を手びねりで形をつくり、白化粧の釉薬
を数度ぬり、乾かして独特な質感をつくり素焼きします。手のぬくもりを作品に
移しとる・心映えをかたちにする大事な工程です。その後絵付け、釉薬かけを行ない
焼き上げます。新作を中心に30点余を展示します。


企画展

高橋 まり
けしきのうつり 

2011年4月5日(火)-4月17日(日)11時~19時  終了いたしました
日曜は17時まで 月曜休廊

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2008年から始めた、高橋まりExhibition けしきのうつり展、作家は準備した作品が東日本大震災後には全く違って見えたと言っています。景色の中に見るものの心の動きを反映させて表現してきた大作を含めた20点の作品以外に、3月11日以後、強烈な震災状況とその復活の願いをテーマに、一気に25点の作品を仕上げ合わせて45点を展示いたします。


企画展

カ・ナチ  
百木 一朗 陶展  

2011年3月29日(火)- 4月3日(日) 11時~19時 日曜は17時まで 会期中無休

終了致しました 詳しくはこちらLinkIcon

家並の間の細い路地を通って、階段を上がると井戸のある広場に出る.....。
行ったことのない筈だが、いつか見たような街。
作りたいのは建物の形ではなく、家と家の間の空間なのだ。



企画展

静謐な花の時間 
沼尾雅代 油彩画展

2011年 3月15日(火)−3月27日(日)
11時~19時 (日曜・祝日は17:00迄 会期中無休)

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満点の星空を秘めた、漆黒を背景に無限の宇宙に生きる花たちのいのちの輝きを
精緻に描きます。
新作には、小さな野の花に似合う小作品も風情を加えてくれます。
当ギャラリーでは7回目の個展。会場にて野の花がそっとより添ってくれる静かな
時間をお楽しみください。



企画展

3/1〜3/13
やま・春色ようやく動き 久木朋子 木版画展 

終了致しました 詳しくはこちらLinkIcon

久木朋子さんが最近訪れたヒマラヤを描いた新作を含め
約30点を展示販売
作家在廊日 3/1、5、6、12、13日


企画展

スペインで活躍する作家・錢谷嘉康と森悌子展

世界有数の現代美術による国際展を開催するスペインに於いて
ミクストメディアと銅版画の絵画で活躍する二人の作家展

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企画展
大亦みゆき 陶の絵展
2011年2月8日(火)〜2月20日(日)
作家在廊日 2/8、2/12、2/20
(終了致しました)
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大亦みゆきさんは、2001年に大阪の中心地に工房を設けて10年、新しい釉薬の発見と 研究に取り組んでいます。300種類以上の色から選びぬかれた色土と釉薬で生み出される表現は、洗練と深みをまし独創的な魅力に溢れています。
やわらかな日差しの野外カフェでくつろぐ人たち、 民族舞踊を踊る人、バイキング船の工房など、バルト海に面した北欧の港町で出会った春の情景のきらめきを、豊かな色彩の陶の絵に表現しています。新作の花器、陶板、花や鳥の絵柄のぐいのみなど、約30点を展示します。

展覧会
関西学院大学文化総部写真部
卒業作品展2011(終了致しました)
会期
2/1(火)~2/6(日)
11:00~19:00(日・祝~17:00)
2/5(土)16:00~reception
関西学院大学文化総部写真部、卒業を三月に控えた4回生9人による、学生生活最後の写真展です。
サブタイトルでもある「スクランブル交差点」は、9人のまるで違う性格の持ち主がひとつの場所で集まり、それぞれの持ち味の出る写真展にしようというコンセプトのもとに考え出されました。
加えて、いろいろな場所からやってきた個人が、大学という場で出会い、そしてまた違う場所へ向かおうとしている今にぴったりな言葉だと思います。
交差点を渡りきる直前、それぞれが今の全てをぶつけた写真展です。ぜひお越し下さい。

sotutendm.png

企画展
淡雪に 抱かれて 
本荘 正彦 木版画展 (終了致しました) 詳細LinkIcon
会期
会期 2011年1月18日(火)〜30日(日) 
月曜休廊 11時〜17時 日曜は17時まで 
作家来場日 
1月18日(火) 22日(土) 23日(日) 29日(土) 30日(日)
多色摺りの木版技法を清新な感覚で表現した本荘さんの
草花や四季の風景は魅力に溢れています。木版独特のやわらかい質感とともに、気品のある色彩構成が特徴です。
 年々、彫りと摺りの技術は深みをまし、このたびも試摺り
と彫りを積み重ねた最新作を発表します。ご高覧を願います。
略歴 
1963年神戸市生まれ、1986年京都教育大学教育学部美術科卒業
1986年木版画家 井堂雅夫に師事。 
日本版画協会展、京展、京都版画展等に入選。 
画廊その他にて個展を開催多数。
日本版画協会準会員 版画KYOTO実行委員会会員
NHK京都文化センター・京都新聞文化センター 木版画教室講師

honjo.jpgクリックで拡大表示

企画展
Fyn&大亦みゆき展 北の光につつまれて(終了致しました)

Fyn&大亦みゆきコラボレーション展 
北の光につつまれて   詳細はこちらLinkIcon

2010年 12月21日火曜日〜12月26日日曜日
2011年 1月7日金曜日〜1月13日木曜日
11:00〜19:00(日祝は17:00迄)会期中無休 
但し 12.27から1.6までは休廊

スカンジナビアで体感した空気、光、音、自然、暮らしをベースに物作りをするユニット、Fyn。
デンマークの庭園と呼ばれる、美しい自然に恵まれたフュン島よりその名をとりました。
そしてこの地を愛し、いくども旅をする陶芸家大亦みゆき。釉薬や色土の研究に専念し、豊かな色彩の作品を多数制作しています。
このたびは、Fynの手刺繍をほどこしたアクセサリー、グラデーションが美しいエストニア毛糸で編んだマフラーやバッグ、大亦みゆきの鳥や植物文様などの陶ボタンのほか、特別コラボレーションのアクセサリー作品を展示販売いたします。
こころあたたまる初めてのコラボレーション展にぜひお越しください。

Fyn ホームページ  http://www.fynsk.info

Fyn ワークショップ 
エストニア毛糸でマフラーを編んでみよう(終了いたしました)
2011年 1月8日 土曜日 13時〜16時
参加費 5,250円(材料費含む)(要予約 定員になり次第締切り)
持ち物 8号の棒針をお持ち下さい。
(棒針は、会場にて500円で販売もいたします)

_MG_9736.JPGFynのマフラー、バッグ、大亦みゆき陶のボタンとのコラボレーション作品のアクセサリー(クリックで拡大表示します)

アルフォンス・イノウエ 銅版詩画集「夢の半周」私家版・印刷
再発刊記念展開催中 12月17日(金)迄
(終了致しました)
12月18日土曜日、19日日曜日、20日月曜日は
休廊いたします

「夢の半周」全銅版画を展示しています。あわせてご高覧願います。

12月10日(金)〜17日(金) 11時〜19時 
ワイアートギャラリーにて
12月13日(月)、14日(火)休廊 (日曜日は17時まで) 


詳細はこちらLinkIcon

企画展
ノスタルジア 安元亮祐展(終了致しました)詳細はこちらLinkIcon
会期
2010年 11月23日(火)− 12月9日(木)迄 会期延長いたしました。
11時~19時 (最終日は17時まで)月曜休廊
フェリーニの「道」や、チャップリンの「ライムライト」などの
モノクローム映画の一場面を思わせるようなノスタルジックな作品で
多くのファンを魅了する画家・安元亮祐。
無音の世界に生きる画家の研ぎ澄まされた感性が、子供の頃見に行ったサーカスのテントや道化師たち、良く通った大原美術館など、少年から青年時代に体験した事柄が、心揺さぶられる独特な色彩と陶壁を思わせるマチエールで表現されている。この1年、新たになされた様々な手法や試みの秀作は懐かしい記憶をよみがえらせる。ぜひご高覧下さい。
1954 兵庫県姫路市生まれ
1972 光風会展初出品(以後毎年出品、奨励賞・会友賞他)
1975 筑波大学付属聾学校美術専攻科中退
1975 千葉県美術展・美術館長賞受賞、85、86県知事賞受賞
1988・89安田火災美術財団奨励賞展受賞
1990 セントラル美術館油絵大賞展・佳作賞受賞
1992 第27回昭和会展・昭和会賞受賞
1975-2010 個展多数開催 (東京、千葉、豊橋、甲府、大阪,岡山、愛媛、福岡他)
1993 日本ろう者劇団 デフ・パペットシアター ひとみ合同公演『真夏の夜の夢』及び2001 結成20周年記念公演『ギリシャ神話よりオルフェウス』舞台美術担当
パブリックコレクション
安田火災東郷青児美術館、笠間日動美術館、福岡女子商業高校、豊田市ほか。
現在、茨城県在住

拾った日.jpg『拾った日』

企画展
疾走する美術家 2010
田部光子の世界展 展覧会詳細はこちらLinkIcon
会期
2010年 11月9日(火)− 11月21日(日)
11時~19時 (日曜・祝日は17時まで)月曜休廊
ャラリートーク 
「美術は、いま最終兵器になりうるのか」 田部光子
2010年11月13日 土曜日 15:00から
ワイアートギャラリーにて 参加無料 
田部光子さんは、九州の美術家たちが1957年「反芸術」「反東京」を旗印に前衛美術運動を行うために結集した「九州派」の旗揚げに参画して以来、50年間、現代美術の第一線で活躍してきた。
この15年は、九州各地と東京、ニューヨーク、ワシントンDC、パリでの個展活動をつづけている。大阪では昨年の個展が好評だったのに引き続き2回目の開催となる。
2005年、栃木県立美術館で開催された「前衛の女性1950-1975」展では、具体美術の田中敦子、山崎つる子、九州派の田部光子たちの作品は、そのパワフルな表現と、活動を続けたその継続する力は、戦後の多くの男性前衛作家たちの活動をしのぐと評された。
本展は・・・・
林檎をモチーフにし「たった一つの実在を求めて」と題して描き始めて約半世紀。
今回の林檎は、香しい大気に、みずみずしく光を抱いて点在しているかに見える。
筆の重さを避け、写真、デジタルの軽みを援用し、青・黄・緑の背景に描かれた林檎や瓶、テーブルたち。画面には怠惰な日常と対峙する表現が様々に仕込まれている。
九州派の経験を経て、時代を見据えて格闘する美術を目指し、観念だけの現代美術とは無縁であろうとする実験的精神は77歳の今もとどまることがない。

tabe.jpg 『林檎物語』

企画展
木口木版画・ドローイング・コラージュ (終了致しました)
斎藤 修 展     展覧会詳細はこちらLinkIcon
会期
2010年 10月26日(火)− 11月7日(日)
11時~19時 (日曜・祝日は17時まで)月曜休廊
現代の木口木版画の第一人者・斎藤 修さんは、制作する作品のモチーフである宇宙を表すのに漆黒の闇にきらめく原子の粒子とその結晶をモノクロームで緻密に表現してきました。
木口木版画は、古い樹齢の椿や柿,ツゲなどを材料にして一本の木を横に輪切りにし、目のつんだ堅い木口面の中央部分を版の材料として使います。
銅版画と同じ硬質なビュランやノミで彫っていきます。細密で密度の高い点や線により微妙な変化を黒色で表現するという特徴を持っています。
このたびは、木口木版により制作した結晶体を丁寧に切り取り、
コラージュすることによって、サイトウ「マンダラ」の世界を表しています。
ドローイングとコラージュによって原子の粒子が光り輝き、繰り返される生成と消滅が青い宇宙に輝く様子を新しい表現方法で挑んでいます。
木口木版の版木(椿・柿・ツゲ等)彫り・摺り道具も展示いたします。
略歴
1946年 島根県浜田市生まれ
1977年 独学で木口木版を始める
1981年 第49回日本版画協会展初出品
1982年 日本版画協会展にて準会員推挙
1994年 第9回ソウル国際版画ビエンナーレ優秀賞
2002年 第5回高知国際版画トリエンナーレ佳作賞
文化庁特別派遣芸術家在外研修員としてパリの
アトリエコントルポアンにて研修
2009年 英国木口木版画作家協会第72回展在外作家賞受賞
国内外で個展、グループ展多数 日本版画協会会員

saito01.jpg『ホワイトフラッシュ』 Ⅳ  

企画展
林 由紀子 展 銅版画蔵書票集「プシュケの震える翅」出版記念
(終了致しました) 展覧会詳細はこちらLinkIcon
会期
2010年10月13日(水)− 10月24日(日) 月曜休廊
11時~19時 (日曜祝日は17:00迄) 
作家在廊日 10/13・10/14・10/23・10/24
林 由紀子さんは1958年東京生まれ、イラストレーターでは飽き足らなくなっていた36歳から銅版画では最も古い、15世紀ごろからヨーロッパで確立した技法「エングレーヴィング」を始めました。「エングレーヴィング」は、銅版のうえをビュランという固い刃で線を彫り、そこにインクをつめて摺る銅版画です。 ビュランを研ぐところから勉強をはじめ、15年を経て、今年124点が収録された銅版画蔵書票集「プシュケの震える翅」が出版されました。優雅な線で描かれる清らかなロマンティシズムは好評を得ています。
エングレーヴィングの作品の多くはヨーロッパでは古くから書物の挿絵や、蔵書票となって書物を味わい深いものにします。
林さんは古典的なヨーロッパの藝術に興味をもっており、特に北方ルネッサンスの文学や絵画の伝統が林さん独自の造形で作品に込められています。自宅の庭で花のスケッチをたえず沢山描いていますが、これらが作品になると、物語をもって女性や動物と一緒に描かれます。
このたびは、蔵書票、ペン画 花のスケッチなど60点余が出品される、大阪に於ける最大の展示になります。
(蔵書票とは・・・本の所蔵者を示すため、表紙裏に張る小さなカードのこと。絵と文字を組み合わせて、主に版画の技法を用いる。小さく、精緻で美しいことから「紙の宝石」とも呼ばれている。)

hayashi プレスクロッカス010.jpg幻の獣たち より『サフラン』  

企画展
いま・油彩でなければ  
豊田 泰弘 展 (終了致しました)  展覧会詳細はこちらLinkIcon
会期
2010年10月5日(火)− 10月11日(月) 会期中無休
11時~19時 (日曜祝日は17:00迄)
制作のキーワードはひかり、記憶、日常です
季節が変わる時、新しいひかりが遠い記憶を思い出す
ものを描くより、ひかりを描いている
いま、使い心地の便利なアクリル絵の具より、ゆっくりと
時間をかけて制作する油彩画の質感が たまらなく自分に
合っている               豊田 泰弘
シーソーや紙ヒコーキ、サッカーボール、キャンドルや傘など、日常にいつも存在するものをサンドマチエールを下地に使い油彩絵具で描く。
その表現は、描くものに極力、主観を入れない。日常にあるものの中に非日常性を、観るものに感じとってもらう、また微かな記憶の扉を開けてもらうことを願っている。
豊田泰弘さんは、愛媛県生まれ。美術専科のある高校を選び、3年間しっかりと美術の基礎を学びました。高校時代に応募した第2回全国高校生現代アートビエンナーレ展の洋画部門では300人を超える作品達より準グランプリに選ばれています。倉敷芸術科学大学では油彩画と銅版画に集中して制作をしてきた。卓越した油彩の表現技術はサンドマチエールの微細な粒子に光が乱反射し、美しい階調をみせ、懐かしい気持ちを呼び起こします。

トラベリングバス.jpgトラベリングバス (クリックで拡大表示)

展覧会
大阪東ロータリークラブ写真部 第三回写真展(終了いたしました)
会期
2010.9.28 tue. – 10.3sun.


企画展
綿引明浩の展覧会 Pesce Luna 「月の魚」(終了いたしました)
会期
2010年 9月17日(金)− 9月26日(日)
11時~19時 (日曜祝日は17:00迄)
綿引さんと一緒に作品を制作しませんか?
クリアグラフのワークショップ 9月17日(金)・18日(土)
13時〜15時 参加費2000円 お電話での申し込み制
綿引氏は現在50歳、東京芸術大学美術学部を首席で卒業後、アクリル画と銅版画で新境地を展開して来ました。
1999年頃より、透明なアクリル板数枚に裏面よりアクリル絵の具で絵を描き、重ねていくと平面なのに独特な奥行きと豊な色彩が生まれる独特な作品を創作し、クリアグラフと名付けています。
2002-3年には文化庁芸術家・海外派遣研修生としてスペインに滞在。
また、2006年ごろより制作している、主に人間と擬人化した動物や魚たちを銅版(キャスト)で制作し、それぞれを切り取り、組み合わせて舞台の上に配置するような独創的世界の作品を銅版画やクリアグラフで制作しています。綿引氏の作品は近年海外からも注目され、現代美術作品として国内外の美術館でコレクションされています
このたびは、銅版画、クリアグラフなど、綿引明浩の描くキュートなキャラクターたちが絵のなかを自由奔放に動き出す楽しい展覧会をクリアグラフのワークショップとともに開催します。 展示作品・35点
・作品所蔵先 東京芸術大学資料館
原美術館
東京国立近代美術館
茨城県近代美術館
水戸市立博物館
アルバータ州立大学(カナダ)

綿引  ホテルマンボウ213.jpgホテルマンボウ

企画展
久保貴之展 『届ける はじめの物語』(終了いたしました)
会期
2010年 9月1日(水)− 9月12日(日)
11時~19時 (日曜は17:00迄) 月曜休
作家在廊日 9/1 9/4 9/7 9/8 9/12
久保貴之さんは1981年奈良県生まれ。無限の宇宙のようなメゾチントの深い黒、繊細な線で描かれるどこか不思議な風景や動物たち。その独自な魅力に溢れる銅版画は近年伸長著しく注目されています。ボローニャ国際絵本原画展に入選、フランスのリラべル社より2009年に絵本「TRANSHUMANCE」が出版されました。このたびの個展では、メゾチントに加え、エッチング、アクアチントの技法で描いた新作やペインティング作品など30点余を展示します。拾った窓を持ち主に届けにいくクマや、大事な手紙を届けにきたヤギの郵便配夫など、たいせつな何かを届けようとする動物達の不思議な物語がはじまります。
また、来場者に久保貴之さんの新作版画に描かれた「はじめの物語」からイメージする続きのストーリーを自由に書いてもらい、会場に展示することも試みます。
たいせつな人に、あなたの気持ちは届いていますか.....を考えるExhibitionにします。
あなたと久保さんでつくる『物語』
久保貴之さんの新作版画の物語から続くストーリーを
自由に書いてみませんか?
会場にて用紙をご用意してお待ちしております。
ご参加いただいた物語は、会場に展示させていただきます。

夜の訪問者.jpg夜の訪問者

展覧会
“DEAR” 近藤亜希子 個展絵本出版記念原画
「ディアがであった13個目の星」 (終了いたしました)
会期
2010年8月24日(火)~2010年8月29日(日)
11:00 ~19:00
「DEAR」という展覧会タイトルは、絵本の主人公の名前です。
また、「DEAR親愛なる」その名のごとく、日頃の感謝の意をも表しています。
絵本では、なくしてしまった大切なものをさがして、主人公ディアが誕生石の国をつぎつぎに訪ねてゆきます。そして、大切なものが見つからないまま、12の誕生石の国をめぐり、そこでたくさんの親切を受けます。来場者の方に問いかけるとすれば「あなたは何月生まれですか?もし、ディアがあなたの誕生月にきたら何をしてあげますか?」です。本来誕生石は12こ。しかし、13こめに出会う星・地球の豊かさとそれを守ろうとするディアの成長を描いています。誕生石の色を基調にパステルと水彩を使い鮮やかに描き、豊かな地球へと導きます。
会場では、本作品のプロモーション映像も流れます。映像とのコラボレーションという新しいスタイルの展示により来場者の方々に楽しんで頂きます。

kondo.jpgDecember TURQUOISE

展覧会
JAZZ PORTRAIT in OSAKA
ジャズの肖像で溢れる2週間
JAZZ GIANTS 1961〜2009 中平穂積写真展
(終了いたしました)
会期
2010年8月17日(火)~2010年8月22日(日)
11:00 ~19:00
ジャズフォトグラファーの第一人者として、また新宿の「DIG」「DUG」のオーナーとして、日本のジャズシーンを支えてきた中平穂積さんは1936年和歌山県生まれ、1960年に日本大学芸術学部写真学科を卒業後、1961年にアート・ブレイキーの初来日を撮影、ジャズフォトグラファーとして主に海外の著名ジャズミュージシャンを50年近く撮り続けています。また、ニューヨークを始めアメリカ各地で撮影されたジャズ演奏者のポートレートは、まずそれらの演奏者から、またジャズに触れた多くの人々から高い評価を得ています。このたびの展覧会では、1メーターを超す大型作品を2点、他はすべて迫力の全紙サイズの作品を展示します。また8月22日午後6時より、ギャラリーに隣接するジャズライブハウス「JAZZ ON TOP」でギャラリートークとライブをおこないます。

nakadaira.jpgJohn Coltrane New Port,1966

展覧会
JAZZ PORTRAIT in OSAKA
ジャズの肖像で溢れる2週間
藤岡宇央 JAZZ ART EXHIBITION 2010  
(終了いたしました)
会期
2010年8月10日(火)~2010年8月15日(日)
11:00 ~19:00
ジャズを視覚的に表現するアーティスト藤岡宇央さんは1978年大阪府生まれ。ジャズの世界に魅せられ、ジャズ専門のデザイン事務所「JAZGRA」を設立。アートディレクター、デザイナー、アーティストとしてジャズを視覚的に表現し続け、「MdNデザイナーズファイル」に3年連続で選出。2008年ジャズアートの個展をニューヨーク「The Jazz Gallery」で約一年間にわたり開催しました。そのほか、ポータルサイト「ジャズやねん関西」の運営、イベントの企画、レーベルの運営など関西のジャズシーンで活躍。2009年4月よりフリーペーパー「WAY OUT WEST」を創刊。このたびの個展では、2010年ニューヨークで制作した新作を発表します。

takao.jpg

展覧会
第3回 多彩倶楽部 水彩画展 
会期
2010年8月3日(火)~2010年8月8日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
水彩画の魅力にとりつかれたメンバーの集まりです。1泊2日の牛窓旅行で朝からスケッチ三昧。今年の春はいつまでも寒く菜の花が咲いているか気をもみながらの京都・伏見。桜の下で花見の万博公園。最近では7月初め梅雨の雨に降られ傘を持ち軒下でスケッチした大和郡山。冬は寒さと夏は虫や暑さと闘いながらじっと我慢の数時間。できあがった作品はン〜傑作。皆で作品を観ながら反省会。お互い刺激を受けながら毎月一度関西のあちこちを訪れてスケッチしています。今年はより新たな表現を求めそれぞれの感じたままを水彩で表現しました。関西在住の13名が昨年8月より1年間描きためた新作1人2点、計26点を展示します。是非ご覧ください。
池田徳宏 伊藤純子 岩田俊男 小暮詔子 国見良助
田中博史 田村佳代子 林吉孝 藤田哲哉 松永昌子
森島光男 生浦佳美 吉里英治

岩田俊男伏見松本酒造 (F6).jpg岩田俊男 伏見松本酒造

展覧会
第一回 わ彩会展作品展    (終了いたしました)
和のこと、話のこと、輪のこと そして自分らしさ
会期
2010年7月27日(火)~2010年8月1日(日)
11:00 ~19:00
最終日は16:00まで
太治 圭子(陶板画)
丹羽 孝一(顔彩画)
前田 寛 (水彩画)
真鍋 威 (水彩画)

わ彩会.jpg画像クリックで拡大表示

展覧会
コラージュの会 ル サムデイ展 1終了いたしました)
会期
2010年7月20日(火)~2010年7月25日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
荒谷正子 植山佐知子 岡田明子 金尾恵子
倉本珠紀 小林明美 高橋真由美
西川佳妤子 古川悦子 前田かほる
増田政江 山室陽子 指吸麻子

ルサムデイ.jpg画像クリックで拡大表示

展覧会
第10回ウッドバーニングコンテスト巡回展in関西終了いたしました)
会期
2010年7月13日(火)~2010年7月18日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
2000年から始まり第10回を迎えた「ウッドバーニングコンテスト」の受賞作品を展示いたします。木から生まれるセピア色に魅せられた世界をご覧下さい。
ウッドバーニングホームページ http://www.woodburning.jp/index.html

ウッドバーニング.jpg画像クリックで拡大表示

展覧会
雲絵〜kumorie   終了いたしました)
清遠晴永 作品展            
会期
2010年7月6日(火)~2010年7月11日(日)
11:00 ~19:00
最終日は17:00まで
LinkIcon展覧会詳細はこちら

雑踏に咲くしゃぼん玉.JPG清遠晴永『雑踏に咲くしゃぼん玉』

企画展
可南 つちびと展 キセキ   終了いたしました)
会期
2010.6.29(火)- 7.4(日)
11:00-19:00 (日曜17:00まで)
作家在廊日 6/29 7/3 7/4 の 午後1時より
つちびと作家「可南」が、これまでに土と手技で生み出した選りすぐりの作品を、遡って展示します。ずっと非売品にしていた受賞作や、9.11など世の中の情勢をモチーフにした作品など、現在に至るまでの魂を込めた足取りをオムニバスで公開・販売という初の試みです。
『キセキ』というタイトルには、軌跡、奇跡、輝石など、様々な意味がこめられています。
可南さんブログ http://happy.ap.teacup.com/kanan/

マリア.jpgムンバイのマリア

企画展
山中現×藤田夢香×近松素子×伊藤亜矢美 
ただひとつの MONO 展   終了いたしました)
会期
2010.6.16(水)- 6.27(日)
11:00-19:00 (日曜祝日17:00まで)
月曜休廊
版を介して、ただ1点の作品を創る。
各作家の個性が凝縮されて魅力を放つ。
わくわくする、楽しい展覧会をご覧ください。

mono展.jpg

展覧会
陶4展 
大亦みゆき 岡部元信 藤岡貢 松本真季  (終了いたしました)
会期
2010.6.8(火)- 6.13(日)
11:00-19:00 (日曜17:00まで)
陶の表現を追求する第3回・陶4展をご高覧ください。

touyon.jpg

企画展
渡辺裕司 木版画展  (終了いたしました)
会期
2010.5.25(火)- 6.6(日)
11:00-19:00 (日曜祝日17:00まで)
月曜休廊
渡辺裕司さんの摺りの実演
5/29土曜日13:00〜 5/30日曜日13:00〜 

早春の曽雨高原.jpg渡辺裕司 「早春の曽爾高原」

企画展
y art gallery collection  cosmo 視覚と内なる光 展 
(終了致しました)
会期
2010.5.14(金)- 5.23(日)
11:00-19:00 (日曜祝日17:00まで)
月曜休廊
yart galleryのコレクションより、作家が現今の混沌とした世界から
敢然と脱却を試みたと視る作品を展示します。
作品価格は今回限定の特別設定をしております。ご高覧をお願い致します。
出展作家 (50音順)
靉嘔(アイオウ)
加藤昌男
齋藤 修
錢谷 嘉康
武田 史子
田部 光子
とくだ あきら
山中 現
駒井 哲郎
出展作品詳細はギャラリーまでお問い合わせください。作品リストをお送りいたします。
企画展
沼尾雅代 油彩画展  (終了いたしました)
会期
2010.4.27(火)- 5.9(日)
11:00-19:00 (日曜祝日17:00まで)
月曜休廊
あたたかな春の陽に、野の花たちが一斉に咲きそろいました。ノイバラ、 ワスレナグサ、 サンシュユ、 ワイルドストロベリーなど、季節の野の花や実。作家は、籠やブリキのじょうろ、銅のマグカップに花たちをそっといけ、みつめ、静かに対話するように描きます。さまざまな色を重ねてできる深みのある漆黒の背景はやさしい光にあふれ、籠の野の花たちは、可憐で凛とした美しさを放っています。野に咲く花たちの“いのち”の輝きと、そこに流れる静謐な時間をお楽しみください。

numao.jpg 沼尾雅代 「サンシュユ」 油彩

企画展
大坪麻衣子 銅版画展   (終了致しました)
 ー Le petit monde dans le coffret (箱の中の小さな世界) ―
会期
2010.4.13(火)- 4.25(日)
11:00-19:00 (日曜17:00まで)
月曜休廊
今回のテーマは、新作の銅版画が貼られた、魅力的な3色の手作りの小箱と、そこに納められた3枚の銅版画で現したそれぞれのテーマの小宇宙。
Amour  愛・・・
Ensemble  ともに・・・
Bonheur  幸福・・・
箱を開け、作品を手にとる。 紙や銅版の凹凸などの質感を通して、表現された内容に心が向く。額縁にいれたときとはまた違う愉しみ。
今回の個展は、大事な小箱としても使ってほしい、持つたのしみのある可愛い箱をつくることも目的の一つとしています。ご高覧下さい。
貼箱製作:村上紙器工業所  http://www.hakoya.biz/
後援:塚本学院校友会 大阪芸術大学/大阪芸術大学短期大学部/大阪美術専門学校

Sans savoir.jpg大坪麻衣子 「Sans savoir」

企画展
山田喜代春 詩画木版展   (終了致しました)
会期
2010.3.30(火)- 4.11(日)
11:00-19:00 (日曜・祝日17:00まで)
月曜休廊
山田喜代春さんの講座とワークショップを開催します
4月3日(土) 午後2時〜3時半 ギャラリーにて (参加無料)
・「講座」山田 喜代春の歳時記と句作 そして木版画制作の話
・「ワークショップ」 自分用歳時記を作ってみよう-春編-
●定員となりましたため、お申し込み受付を終了いたしました●
京都在住の木版画家、山田喜代春さん。このたびは、あいびき抄9作品を中心に愛しき人たちや草花への心情を俳句や詩とともに木版画にした作品を集めました。愛おしい心を深く掘りさげて見つめる〜人生の至福の時かも知れません。ご高覧をねがいます。

乳房122.jpg山田喜代春「あいびき抄」より

企画展
~ことのはのもり~ 久木朋子 木版画展   (終了致しました)
万葉集をテーマにした新作を中心に展示します。 
会期
2010.3.16(火)- 3.28(日)
11:00-19:00(日祝17:00まで) 月曜休廊
●久木朋子さん 多色摺木版画公開制作●
久木朋子さんが制作しながら質疑応答をいたします
3/20(土)・3/21(日)・3/27(土)・3/28(日) 午後1時〜5時
作家来場日・3月16日(火)および上記制作実演日
このたびの展示は「万葉集」より想を得た新作の木版画を中心に展示します。
久木さんは20巻4516首からなる日本最古の歌集・万葉集を何年も前から時間をかけて少しずつ読んできました。読んでいると、どこか大昔の人々や、野山や草花とつながっているような気がすると言っています。
作家は金剛山の麓で工房を設け、奈良や大阪、和歌山の山々を歩くのを日課のようにしており、樹々や草花、鳥たちの変化に耳を傾けながら万葉のうたを想うとき、万葉人のおおらかな気持ちを現したことのはが、こだまが帰ってくるように木版画のイメージとして湧いてくるようです。
独創的な作風の自刻自摺の多色木版画は近年、多くの方々に注目されています。
作品写真 「夕月夜」  20×20cm  ed.15
夕月夜心もしのに白露のおくこの庭にこほろぎ鳴くも

yudukuyo.jpg   久木朋子 「夕月夜」


企画展
春めく花たち 本荘正彦 木版画展   (終了致しました)
会期
2010.2.23 (火) - 3.14(日)
(初日23日は13:00から)
11:00-19:00 (日祝17:00まで)
月曜休廊
本荘先生のギャラリートークを開催します。
3/6 土曜日 14:00〜 (参加費無料)
本荘さんの多色摺木版画の草花は年々、新鮮な印象を与えます。 作家による木版の彫と摺は日本の伝統木版技法を踏襲しながら、絶えず新しい表現を加えています。 このたびは、銅版画でラインを創り、木版画で色づけした作品も発表します。 銅版の油性インキと木版の水性絵の具が被さることにより、独特の深みのある質感が表現されていて魅力的です。 可憐なレンゲ草や椿の花に引き寄せられたメジロの姿に春を感じとってください。 約35点を展示します。

hanagomori.jpg   本荘正彦『花ごもり』 

企画展
錢谷嘉康展 -Floating-         (終了致しました)
会期
2010.2.3(水)- 2.21(日)
11:00-19:00 (日祝17:00まで)
月曜休廊
錢谷さんは本展では、カタルーニャの苛烈な光のもと、ヨーロッパの石の文化に積み重なった時間の中を漂流し、その内面に潜む「ひかり」を一切の無駄な表現を省き抽象化することによって、より深い精神性の探求を行っています。
油彩、アクリル、岩彩などミクストメディアで描かれた静謐な心象風景の中に永遠の時を求めています。このたびは、新作「Floating」シリーズを中心に約20点を展示いたします。

Floating 46x46cm 2010.JPG   錢谷嘉康 『Floating』

企画展
... 灯りをともして... 片山 みやび展    (終了致しました)
会期
2010.1.17(日)-1.31(日)
11:00-19:00 (日曜17:00まで)
月曜休廊
明るい色彩でシンプルに木々や花や鳥を描いてきた片山みやびさんが、このたび初めて、モノトーンのドローイングを制作しました。片山さんが北欧の旅で感じた、不思議で懐かしい世界が、あたたかいモノトーンのドローイングからつたわってきます。

candle.jpg  片山みやび『キャンドル』

企画展
映画と朗読による宮澤賢治の伝言
志摩欣哉 絵画展            (終了致しました)
会期
2009年12月23日(祝)~2010年1月15日(金)
11:00 ~19:00 月曜休
日祝は17:00まで
(12月28日[月]から1月4日[月]は休廊)

shimakinya.jpg志摩欣哉『セロ弾きのゴ-シュ』