「Wildflower」 鉛筆画 36×51cm
ワイアートギャラリー企画展
イメージの永劫回帰 三塩 佳晴 exhibition
会期:2016年10月26日(水)〜11月5日(日) (10月31日月曜日は休み)終了しました
時間:午前11時〜午後7時(日曜日、祝日、最終日は午後5時まで)
出展作品
初期の代表作品(大型)を中心に、新作鉛筆画を含むドローイング作品、
木口木版画、銅版画、立体作品(椿材によるオブジェ)
切絵とジクレー版画、ミニ版画
イメージの永劫回帰 に寄せて
「あるイメージ(幻影)が私自身の中に不完全な感覚として何らかのメッセージを送ってくる。まだ生まれる前の漠然とした画像やかたち。
妄想と幻想が現実と異界の橋渡しとして私に与えてくれた素材(銅板、黄楊や椿材、ビュラン、インク、紙、銀筆、鉛筆、ペン、刃物、骨、翼、他)を媒体に自己表出されたメタファーという作品。
表現者は自己形成されたあらゆる事象を分解と組み立てを繰り返し、
言語に出来ない、そして視えない世界を何らかの手段を持って具現化する。
固定化された完成予想図に近づくのではなく、変容する活きたイメージを受け入れたい。
誰でもない私自身の中にある私が見たことのない世界を感じるために創作し、
それがどこかで誰かと共鳴できれば幸せである。」
三塩 佳晴