ARTIST NEWS
・謝敷ゆうりさん 作家オフィシャルウェブサイト 開設されました
https://www.yurishashiki.com/ サイトはこちら
・美術雑誌 版画芸術 186号 細密銅版画特集で作品紹介とインタビュー記事掲載
表紙に作品「徒花」が採用されました
・ブルガリアのLessedra Art Galleryで行われたミニプリントの公募展
「16th Lessedra World Art Print Annual — Mini Print 2017」で、
Third Prizeを受賞しました。
(受賞作品「De ja Vu」「手袋」)
「16th Lessedra World Art Print Annual — Mini Print 2017」 会場風景
http://www.lessedra.com/annual.php?page=home
Yuri Shashiki
謝敷 ゆうり 銅版画作品
謝敷ゆうり Yuri Shashiki
兵庫県 在住
1985 埼玉生まれ
2009 明星大学 日本文化学部 造形芸術学科 / 卒業
2012 京都精華大学 大学院 芸術研究科 博士前期課程 芸術専攻 / 修了
● 公募展
2009. 日本版画協会版画展(2014 準会員推挙) 2010 京展
2011, 2014 高知国際版画トリエンナーレ展 2011 第5回山本鼎版画大賞展
2012 日本・英国国際版画展(優秀賞) 2012 日本版画協会版画展 賞候補
2013, 2015 アワガミ国際ミニプリント展 2014 第12回浜松市美術館版画大賞展
2016 第15回南島原市セミナリヨ現代版画展 2016 第1回TKO国際ミニプリント展 2017 高知国際版画トリエンナーレ展 賞候補
2017 16th Lessedra World Art Print Annual— Mini Print 2017 (Third Prize)/ブルガリア
● 個展
2013 まるごのギャラリー /京都
2014 ギャラリー歩歩琳堂 /神戸
2015 ワイアートギャラリー /大阪
2016 ギャラリー歩歩琳堂 /神戸
2018 ギャラリーアートグラフ /名古屋
2018 Figures 謝敷ゆうり 銅版画展(ワイアートギャラリー/大阪)
2019 神戸元町歩歩琳堂 画廊/神戸
● 主なグループ展
2012年
・版画京都展実行委員会 2012年度新鋭展(ART FORUM JARFO/京都)
・第1回イタリア・日本 Artist in Residence
イタリア派遣作家推薦選抜展「 はん HAN 版 展 」(ART FORUM JARFO/京都)
2013年
・アトリエ凹凸 銅版画展(文房堂ギャラリー/御茶ノ水)
2014 年
・Jiyu color -emerging- 展(自由の森学園卒業のアーティストによる展覧会) /練馬区立美術館 区民ギャラリー
・天球會展(ギャラリー歩歩琳堂/神戸)
2015年
・Next Winds .未来. 展(高島屋大阪店6階美術画廊A・B)
・歩歩琳堂15周年記念展(ギャラリー歩歩琳堂/神戸)
2016年
・版画京都展実行委員会 2016選抜展(ART FORUM JARFO/京都)
・版画の希望展(ワイアートギャラリー/大阪) ・幻視 幻想 耽美 展(ギャラリー歩歩琳堂/神戸)
2017年
・ギャラリーアーチスト秀選展 Part 2(ギャラリーアートグラフ/名古屋)
・Art Fair Philippines 2017(YODギャラリーより出品、The Link Carpark/フィリピン・マカティ)
・BLIND PEAK 1 .版夢の胎動 池田俊彦/山田彩加/謝敷ゆうり 展(不忍画廊/東京・日本橋)
・ART OSAKA 2017(不忍画廊より出品、ホテルグランヴィア大阪26階/梅田)
・世にも奇妙な絵画たち(Bunkamura Gallery/渋谷)
・エッチングの光と闇 坂東壯一と謝敷ゆうり 展(ワイアートギャラリー/大阪)
・Gift★f 展(不忍画廊/東京)
2018年
・銅版画礼賛! .ムンク、ルオーから駒井哲郎、池田俊彦まで. (不忍画廊/東京)
・NEXT WINDS Ⅱ(タカシマヤ大阪店 6階美術画廊/大阪)
2019年
・アルケミカル・ミューズ(不忍画廊/東京)
謝敷ゆうりさん インタビュー記事はこちら
銅版画作品
謝敷 ゆうりの銅版画
謝敷 ゆうりの銅版画は、ひとりの卓越した作家の誕生を明晰に感じさせる。
通常イメージする幻想とは異なる世界が不穏で厳しい空気をはらんで表されているから。
作家のエッチングによる繊細で緻密な線の集積には驚くが、その彫られた凹部分の微細な調子までをくっきりと写し取る為にほぼ作品のすべてを雁皮紙で摺っている。
雁皮紙の和紙特有の自然の色が加わることによって、貼付けられた版画用紙の白とインクの黒により、より深みのある黒の諧調がモチーフを浮き彫りにしている。
作品「Memento Mori」をみていただこう、死を忘れるなというテーマを、天上にも地にも死を連想する頭蓋骨や壊れていく人間の部分などが積み重なり存在するものの儚さを堅強に本質的に現している。余白の雁皮紙の光沢のある滑らかな自然色から画面に風が吹き抜けていく。
若い作家が偉大な先達に連なっていく真摯で純度の高い作品を見つめている。
(写真は作品「Mement Mori」部分 クリックで拡大表示)
解体から再生をたどり、
篤き美しき肉体が起立する
銅版画のエッチングという技法の黒インクの質感に魅了され制作を続けている
謝敷(しゃしき)ゆうりさんは、女性の身体の造形的な美しさを解体し再生を試みる際に、
自分で観ていて心地よく感じる流線になるまで、線の軌道を引き直しています。
解体される肉体を構成する無数のパーツのうねりと配置がリズムを刻むように
意識して制作をおこなうことで幻想的な美を創造しています。
囁き
目撃
臓物トランプ
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