大亦みゆきの CUP COLLECTION

Miyuki Ohmata CUP COLLECTION

大亦みゆきのカップ 展

2014.12.17(水)〜12.21(日)の5日間  会期中無休  
終了致しました

作家在廊日 12/17(水)・12/21(日)




音もなく静かな部屋で
熱く香りのよいコーヒーをー口に含んだとき
旅の記憶、情景が心に広がることがあります。
北欧の冷たかった空気
空に舞う不思議な光
優しい音楽
村で出会った優しい老夫婦
暖炉の部屋
コーヒーを飲むたびに旅にでたくなるような
そして旅をしているような気持ちになる
魔法のカップを作りたいと思っています。

                  大亦 みゆき




このたびは手のひらで包み込んで愛でる作品として
旅の思い出を書き込んだいろんな大きさのカップのみを展示します。
いくつものタイブの持ち手や深さを考えて制作されました。

土と釉薬との焼成技術から生まれる暖かみのある風合いは、
そっとやさしく寄り添ってくれる陶作品です。
独創的な魅力にあふれています。


掲載の作品以外にもCUPが出展されます。
お気に入りのカップとの出会いを会場にてお楽しみ下さい。

大亦みゆきカップ4点.jpg

(作品左から順に)

森の川のカップ   径 6.0cm 高さ7.3cm
黒あめ色のカップ  径 6.5cm 高さ7.3cm
冬の樹のカップ   径 6.0cm 高さ7.0cm
冬の街のカップ   径 6.5cm 高さ7.2cm




雪の島のカップ.jpg

雪の島のカップ  

径7.5cm 高さ8.0cm

雪の島のカップ.jpg

雪の島には色とりどりの家、樹氷の林。
水鳥達も元気に泳いでいます。
グリーンと紫の釉薬が重なり合い
雪国ののぴんと張りつめた空気が表現されています。

北極に近い島のカップ.jpg

雪の島のカップ  

径7.5cm 高さ8.0cm

北極に近い島のカップ.jpg

北極に近い島の夜 空に星が瞬き、舟には灯りがともります。
持ち手の部分には、鳥がのんびりと羽ばたいています。

しろくまのカップ.jpg

しろくまのカップ  

径9.5cm 高さ8.0cm

シロクマのカップ.jpg

ちょっと大きめのシロクマのカップ。
たっぷりのカフェオレや、スープをいただきたくなります。
カップの内側には、冬の星座、オリオン座が輝いています。

カップ&ソーサー.jpg


(左)春をむかえる海のカップ&ソーサー カップの径6.1cm 高さ7.3cm お皿の径14.0cm
(右)雪の日のカップ&ソーサー     カップの径6.0cm 高さ7.7cm お皿の径13.8cm




ボウルとスープカップ.jpg


(左)水鳥のボウル     径12.5cm 高さ6.0cm
(右)天文学のスープカップ 径13.5cm 高さ4.2cm

掲載の作品以外にもCUPが出展されます。
お気に入りのカップとの出会いを会場にてお楽しみ下さい。

作家略歴 
1965年 兵庫県神戸市生まれ
1989年 京都市立芸術大学工芸科染織専攻卒業
1999年 舞洲陶芸館研修生 吉田喜久一先生に師事。
2000年 第18回朝日現代クラフト展入選
2001年 ひより工房開窯
2003年 第37回女流陶芸展(京都)入選
2005年 第39回女流陶芸展(京都) 
     NHK京都放送局賞受賞
2003年 第37回女流陶芸展(京都)入選
2007年 JR大阪セルヴィスギャラリー個展
2008年 ワイアートギャラリーにて個展(以降毎年開催)
2009年 大丸神戸展アートギャラリーにて個展
2010年 松屋銀座にて個展
他個展、グループ展開催多数

  現在 ひより工房にて「釉薬研究会」主宰
     大阪市立クラフトパーク陶芸工房非常勤講師