企画展
マニエール・ノワールの美 渡辺幹夫 銅版画展
2015年9月15日(火)→ 9月27日(日)11:00〜19:00
※9/21月曜日、9/22火曜日は休廊
日曜日と最終日は17:00まで
ワイアートギャラリー
メゾチント技法は17世紀にルートヴィッヒ・フォン・ジーゲンによって考えだされ、
主に当時の大家の作品を複製する時や風景や静物を描く為に用いられたという。
やがて写真が発明されるとともに作業の膨大なこの技法が途絶えてしまったのを
20世紀になって長谷川潔が最初に甦らせた。
その後、パリにおいてジョニー・フリードランデルやS.W.ヘイターが追求し、
浜口陽三ほかの作家がメゾチント技法で作品を制作してきた。
メゾチントでは誰もやった事の無い裸婦を手がけて渡邉幹夫はメゾチント版画の
歴史に残る作品を創作したと評価されている。
これら1983から1997年間に制作された作品群をじっくりとご高覧ねがいます。
Sommeil 「眠り」 メゾチント 99×292mm
Nostalgie 「郷愁」 メゾチント 124×124mm
Rêverie「夢想」メゾチント 72×148mm
Intimité-Ⅰ「心の奥にⅠ」 メゾチント 75×110mm
Accroupie「うずくまる」 メゾチント 127×228mm