銅版画の希望展

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銅版画の希望展

2015年10月3日(土)〜 10月11日(日)
11時~19時 (日曜は17時まで)月曜休廊

2013年に行った第1回の「銅版画の希望 展」の第2回展です。
現代美術の未来に希望を託する、実力を持つ4人の若手銅版作家の
さまざまな表現を観て頂く展覧会です。
日本の版画の特徴は、その独自な「技術」いう点で
浮世絵版画の時代から世界の先端にあったと言えます。
これは銅版画の世界の先達、長谷川潔、駒井哲郎にも言えます。
4人の銅版画作家は、自らのイメージを版に描き、自ら製版し、摺るという過程を経ているので絵と版が一体となって表現する各自独自な表現世界を築き上げています。
エッチング技法の箕輪 千絵子、藤田 典子は物語的で幻想の世界から。今回はカラーの作品も出品している小池結衣はメゾチント技法で版に緻密な目立てを行い、漆黒の世界を創り上げ、そこから派生する光をまた色彩を表現しています。
モノクロームで静謐な自然の風景を描く野嶋 革はアクアチントとメゾチントを併用しています。
各自が技法を駆使して現代の状況と意識をどのように捉えようとしているか、ご鑑賞ください。



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After the beauty asleep 03

野嶋 革  アクアチント、メゾチント  雁皮刷  200×200mm

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三叉路

小池 結衣  メゾチント  128×176mm