西村宣造展 2015

Senzo Nishimura

西村宣造の線 永遠に未完の魅力ある大人のドローイングがこのたび集結

愛惜の西村宣造作品展 
2015.7.14(火)-7.26(日)11:00-19:00 (日曜日は17:00まで 月曜休廊)


息づかいと、こころの動きを吸収するように表す鉛筆の黒い線 
勢いで描く最初の線、迷い、ためらいがちな線、熟慮の果ての線など
作家は、生きていることが一本の線の連続のように描いてきた。
西村の線で表現された女性像は、その女性の人生が丸ごと波動のように伝わり、
見る人の感情に強く働きかける。
神話や物語の女性ではなく作家の日々のなかで生きていた女性を描いた。
永遠に未完の魅力溢れる鉛筆画。 

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永遠に未完の魅力溢れる鉛筆画

息づかいと、こころの動きを吸収するように表す鉛筆の黒い線 

うれい顔.jpg

「うれい顔」 275×217mm


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「女道化師 3」 273×216mm


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「真昼の女道化師」 350×260mm

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「Secret Room No.1」 145×100mm


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「二人の女」 203×270mm



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「愛と束縛」 285×172mm

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「一人芝居 仮面」 180×130mm




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「一人芝居 さいころ」 180×130mm



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「ほおづえの女」 200×150mm




西村宣造 Senzo Nishimura 略歴


1943年 大阪生まれ、
1962年 大阪市立工芸高校卒業 日本大学哲学科中退
1974年 パリに遊学 油絵ル・サロン出品、激励賞受賞
1978年 帰国後、銅版画アルルカンシリーズ制作を始める。
1988年 版画集 『アルルカン』出版
1995年 版画集『夢窓 六人の女 』を出版
ジョーゼフ・ヘラー、ジャン・コクトー、フランソワ・サガンなどの著書の
表紙絵を描く
銅版画、リトグラフ、鉛筆画等の個展を各地で多数開催
2012年12月 逝去69歳
2013年より、遺作展が各地で開催されている