花の精を描く 本荘正彦 木版画展
2014.6.17-6.29 11:00〜19:00 月曜休 日曜は17:00迄
会場 ワイアートギャラリー
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いま、若いアート制作者が木版画に興味をよせ、制作に打ち込む作家がすこしずつ増えてきています。デジタル出力にない自分の手でつくりだす微妙な摺りによる仕上がりの魅力と木の國ならではの日本の伝統芸術が創り上げた彫り技法を新しい感覚で創作するのに面白味を見いだしているようです。
本荘正彦氏も大学時代から手がけていたシルクスクリーンの表現に飽き足らず多色木版画に挑戦しました。
本荘正彦氏は、1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学教育学部美術科卒業後より木版画を始め28年になります。江戸時代に完成された浮世絵の伝統を継承する多色摺木版画の技法を「自画、自刻、自摺」で制作。
花や草木を確かな造形力で意匠化し、新鮮で繊細な色使いにより「今の時代の和感覚」、新鮮な美を次々と展開しています。
やさしい温もりのある木版画は、見られた方がほっと心楽しくなる展覧会です。
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本荘 正彦 Masahiko Honjo
略歴 1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学卒業
1986年木版画家 井堂雅夫に師事
日本版画協会展、京展、版画京都展等に入賞
各地の画廊、百貨店で個展を多数開催
日本版画協会準会員 版画KYOTO実行委員会会員
NHK京都文化センター、京都新聞文化センター 木版画教室講師
兵庫県立美術館 木版画講座 講師