幻想の彼方 高松 ヨク展
11/10(火)〜22(日)
11:00〜19:00 日曜日は17:00まで 月曜休廊
作家在廊日 11/10(火)14(土)15(日)21(土)22(日)
高松ヨク氏の作品は例えようも無く美しい。
超現実の世界を描く高松ヨクさんの新作を含む22点の展覧会を行います。
超絶技法ともいえる細密な描写による静謐な画面の作品です。
古典油彩技法を研究し、アクリル絵具を使って、ダヴィンチが用いたスフマート技法
(イタリア語:Sfumato)を追求しました。
色彩を点描で重ねる技法で深く透明感のある表現をしています。
1945 北海道生まれ
1997 美蕾樹にて 個展 (東京)
2005 ギャラリ−椿 個展 (東京)
2008 ギャラリ−椿 個展 (東京)
2010 京都移住
2013 ギャラリ−・オルテール 個展 (東京)
2014 ギャラリ−歩歩琳堂 個展 (神戸)
2015 ギャラリ−椿 個展 (東京)
ワイアートギャラリー 個展 (大阪)
グループ展多数 (海外含む)
IFAA・国際幻想芸術協会会員
作品紹介
「黄昏のヴィーナス」
30×45cm Acrylic on boad ・・・SOLD OUT
シュールレアリズムの絵画を描く高松さんの新作「黄昏のヴィーナス」(300×450mm 2015年)をご紹介します。超絶技法による優美で静謐な美しい画面が展開します。ヴェネツィアにおける盛期ルネッサンス様式の創始者と言われるジョルジョーネの眠れるヴィーナスの換骨奪胎ですが、先人はヴィーナスとともに背景の光にみちた豊かな風景の広がりの中に詩情と安らぎの中の眠りを見てもらおうとしています。この作品は暗い海と黄昏の淡い光のなかによこたわる豊満な肉体のヴィーナスですら不気味な幻想の世界に溶け込んで行く現世を表しています。
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