精緻なリアリズム絵画を追求して25年、各地のギャラリーでの個展以外に、グループ展として、リアリズム絵画展、現代洋画細密展、十月会展、人気作家油彩画展等などで評価を得ています。
32歳のころフランドル絵画を研究のため、フランスやベルギーに赴きます。
中世からの伝統である油彩による正確で緻密な描写を研究するとともに、輝くような色彩と躍動感を追求してきました。またテクニックだけでなく、見つめれば見つめる程、物の存在が切実に写り、超現実まで見えてくることがある。そこまで実感し、感動を起こす精神の存在をもってして初めて物体の本質に迫ることができると考え創作しています。
また今回出展作品の「箱庭 ー果実ー」のように邸宅の前に広がる庭を果実のなる箱庭のように表現する等、ユーモアのある、精密なだまし絵のような静物画や風景画も描いており、この大作も出展します。27点を展示致します。