韜晦と哀しみと 西村 宣造 展
2013年2月26日(火)〜3月10日(日)
月曜休 11:00〜19:00 (日曜は17:00迄)
西村宣造氏が昨年12月26日に急逝された。
長年、作品に心ひかれ、個展などで取り組んで行きたいと思いながら機会を逸してきたが、昨年、ことし3月に開催を決め、西村氏より故郷の大阪での久しぶりの個展を喜んでもらっていた。70歳を前にして、画家人生に期するところがあると聞いていた。またフェデリコ・フェリーニの世界をたどってみたいとも。
西村氏を偲ぶには銅版画の代表作アルルカン(女道化師)シリーズや鉛筆画の魅惑的な女性たちを愛でるしかない。ご高覧願います。
ワイアートギャラリー ヒグチサヨコ
西村宣造 略歴
1943年 大阪生まれ、
1962年 大阪市立工芸高校卒業
日本大学哲学科中退、 1974年 パリに遊学 油絵ル・サロン出品、激励賞受賞
1978年 帰国後、銅版画アルルカンシリーズ制作を始める。
1988年 版画集 『アルルカン』 、1995年 版画集『夢窓 六人の女 』を出版
ジョーゼフ・ヘラー、ジャン・コクトー、フランソワ・サガンなどの著書の表紙絵
を描く 銅版画、リトグラフ、鉛筆画等のドローイングによる個展を各地で開催
2012年12月 逝去69歳