いのちのあまね 山口 ヒロミ 銅版画 展
2013年 3月26日(火)− 4月7日(日)
11時~19時 日曜日は17時まで
月曜休廊
山口ヒロミさんは銅版画制作にのめり込む、好きだから楽しくて没頭してしまう。出産時の医療ミスで重い脳性マヒとなり19歳まで生き抜いた、ひとり娘天音さんのいのちのほとばしりを美しいと感じ、25年間描きつづけ多くの場所で個展を開催している。
山口さんが描く力強い線の銅版画は、重い障害によってねじれ、まがった天音(あまね)さんの肢体「いのちの輝きを見つけ、精一杯生きようとする力を与えられたとの評をもらっている。」
1988年に始めた「あまね通信」の読者が全国に広まり、後に銅版画の入った数冊の著書に実を結んだ。
2000年に天音さんが亡くなってから作家は、いっそう「いのちのかたち」を描きたいと考えている。
『潮の香り』 蔵書票 2012国際蔵書票展(フィンランド)入賞作品