過ぎ去りし日の小さな絵 展 大正時代の蔵書票と 明治・大正の絵葉書

過ぎ去りし日の小さな絵 展 
伊藤文學コレクション
大正時代の蔵書票と 明治・大正の絵葉書

付帯企画 「現代の人気蔵書票作家特集」
齋藤 修 杉本 一文 林 由紀子 柳田 基

2017.6.9(金)〜6.18(日) 終了いたしました
11:00〜19:00 日曜日は17:00迄 月曜休
ワイアートギャラリー

大正時代の蔵書票 59点 出展 
大正10年代、90年前に驚くべき前衛画が在った

滑稽新聞付録 当時の絵葉書 45枚 出展 
明治34年(1901年) 宮武外骨が大阪で権力を風刺する雑誌型新聞を発刊。
付録の風俗をユーモラスに表現した絵葉書が大評判となる。

明治・大正・昭和初期の美術絵葉書 120枚 出展


現代のコレクターを求めます。
5点以上お求めの方値引きをいたします。
事前予約受付もいたします。


大正時代の蔵書票 掲載しております。くわしくはこちらLinkIcon

お問い合わせはe-mail:info@yart-gallery.co.jp
またはFAX06-6311-5380まで

(関連イベント)
6月10日(土)、11日(日) 午後2時より
日本現代創作版画、蔵書票、趣味人絵葉書交換会 
「榛の会」等の研究者、市道 和豊さんが来場。
著書のある、渋谷 修、森田乙三洞について
お話と質疑応答をして頂きます。

日本で蔵書票の花が開いたのは大正時代でした。1900年に文芸雑誌 「明星」にチェコから浮世絵の研究にきた版画家エミール・オルリックが発表した西洋の蔵書票が日本の知識人が知った 初めてのエクスリブリス(蔵書票)でした。その後日本の美術界は版画の発展とともに西洋のアール・ヌーヴォーが到来し、大正ロマンの香り高いエクスリブリスの秀作が多く制作されました。また、明治時代には絵葉書が大流行しました。1900年、逓信省が官製の他に民間で葉書を印刷し商品化することを許可したためでした。
日本画、洋画、挿絵画家などがさまざまな題材と技法で競って美術的に価値の高い作品を描きました。見る機会の少ない、紙の宝石とも言われたこれら優れた小さな芸術品をぜひご高覧願います。

明治・大正・昭和初期の美術絵葉書・滑稽新聞付録当時の絵葉書