大亦みゆき陶の絵展 星と花の島
2014年2月4日(火)〜2月16日(日)11:00〜19:00
(日祝は17:00まで)月曜休廊 ワイアートギャラリー
「星と花の島」
夜空に不思議な光の舞うその島は遠い北極圏にあった。
そこは色とりどりの家がならぶかわいい街。
大聖堂も近いとある小さな通りにはいると1軒の古本屋があった。
うぃんどうには大きな地図。
不思議な数字や方位を表現するメモリがたくさんついた地図が
欲しくなって飴色の木の扉をそろりと開けた。
そこにはいかにもなヒゲの店主が座っていた。
「天文学の本はありますか」
自分ひとりがやっと通れる本棚のスキマにかけてあった古びたはしごを上って
天井近くにあやしげな本を見つけた。
皮の背にマーブル模様の表紙。中には青インクの万年筆で書かれたAmundsenのサイン。鉛筆でぐるぐると書きなぐられた落書きは学者の思索の跡のようにも思える。不思議な地図と本をかかえて帰りのバスにのった。
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