版画で描く夏目漱石の宇宙 大阪展

版画で描く 夏目漱石の宇宙 大阪展

2014年1月21日(火)〜2月2日(日)11:00〜19:00
(日曜は17:00まで)月曜休廊   ワイアートギャラリー


出展作家(50音順) 酒井政保(名古屋) 権藤凱暁  佐藤ゆかり  杉本一文 丹野恵理子
東マユミ 宮澤俊司  宮島亜紀(東京)大坪麻衣子(大阪) 山田喜代春(京都)

10人の版画作家が描く夏目漱石の世界

10人の作家が「吾輩は猫である」「坊っちやん」「草枕」「夢十夜」「それから」
「こころ」「漱石の俳句」などをとりあげ、夏目漱石の世界をイマジネーション
豊かに、エッチング、アクアチント、エングレーヴィングなどの緻密な銅版画で
また、俳句のなかでのユーモラスな面を木版で表現している。(漱石は生涯2527の
俳句を作っている) 版の中に広がる漱石の宇宙をご高覧下さい。


<会期中関連イベント> 
ギャラリートーク 宮島亜紀×山田喜代春 
1月25日土曜日 午後2時〜 展覧会会場にて開催
「文学を絵画のイマジネーションに変換すると...さらに面白い?」
終了いたしました ご来場ありがとうございました

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ギャラリートーク風景
(左から 酒井政保さん、山田喜代春さん、宮島亜紀さん)

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酒井政保(Masayasu SAKAI)

1938 名古屋市北区に生まれる
1994 郵政省「全日本年賀状コンクール」/優秀賞(2年連続)
2001 個展(ギャラリーちかしん)
2003 郵政事業庁「全日本年賀状コンクール」/郵政事業庁長官賞
2005 名古屋・徳川園の絵葉書の原画作成
2005 木版画作品集「MEMORY」出版
2009 木口木版画個展(ギャラリータマミジアム)
2011 日本郵便会社「全日本年賀状版画大賞コンクール」一般の部/大賞
2012 福光美術館「年賀状公募展」一般の部/大賞
アトリエ木歓舎(きかんしゃ)主宰

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杉本一文(Ichibun SUGIMOTO)

1947 福井県生まれ
1972 フリーとなり、書籍を中心にイラストを描き今日に至る
1997 50歳を機に銅版画を始める
2001 グリビッツェ国際蔵書票ビエンナーレ(ポーランド)/審査員特別賞
2004 台湾日本蔵書票交流文化展/優選賞
2005 国際小版画蔵書票トリエンナーレ(チェコ)/フランツ・F・バイロス賞
2007 アンカラ国際蔵書票コンペティション(トルコ)/特別賞
個展、グループ展多数
杉本一文銅版画集「翼類伝説」(岩崎電子出版)
横溝正史角川文庫カバー絵など書籍装画多数
日本書票協会会員

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宮澤俊司(Shunji MIYAZAWA)

1956 東京都生まれ
1980 個展(ギャラリー宝)
1986 個展(シロタ画廊)
2004 個展(OギャラリーUP・S)
2006 版画フォーラム/埼玉県教育長賞
2008 日本版画会/準会員賞
2009 版画フォーラム/ブルガリア賞
日本版画会(日版会)会員、江北村の歴史を伝える会会員
宮沢賢治研究会会員、宮沢賢治学会会員
千葉賢治の会会員、ワルトラワラの会会員

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佐藤ゆかり(Yukari SATO)

横浜に生まれ育つ
1988 東京展「絵本の部屋」/奨励賞
1989 東京展「絵本の部屋」/東京展賞
2000 ExLibris In The 21st Century "European Cities"(スペイン)
2002 International Mini-Print and Bookplate Exhibition(ルーマニア)
2005 The International Mini-Print Biennnal(ルーマニア)
2009 国際小版画・蔵書票ビエンナーレ(ベラルーシ)/国立美術館賞
個展/ギャラリー昴、ギャラリーGK、檜画廊
海外展、グループ展多数
東京展「絵本の部屋」会員、日本書票協会会員

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宮島亜紀(Aki MIYAJIMA)

1972 東京都生まれ
1998 銅版画制作を始める
2001 グリビッツェ国際蔵書票ビエンナーレ(ポーランド)
2010 SEIGAスプラウト・スクロール(パラボリカ・ビス)
2010 物語の世界展(ギャラリータマミジアム)
2010 第8回草枕美術展/優秀賞
2011 日本書票協会公募展/金賞
2012 日欧幻想蔵書票展(ヴァニラ画廊)
2012 個展 REMAINS(森岡書店)
日本書票協会会員

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丹野恵理子(Eriko TANNO)

1973 福島県生まれ
2006 第148回ザチョイス 山本タカト選/準入選
2010 第170回ザチョイス 宇野亜喜良選/入選
2010 個展(スパンアートギャラリー)
2011 装画を描くコンペティションVol.11/MAYA賞
2012 二人展(ギャラリーDazzle)
2012 文藝春秋 丸山健二著「深海魚雨太郎の呼び声」装画
2012 日欧幻想蔵書票展(ヴァニラ画廊)
2012 個展(下北沢 BAR LASTCHANCE)

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東マユミ (Mayumi HIGASHI)

1973 岡山県倉敷市生まれ
1997 ギャラリースペースパウゼにて初個展
2003 銅版画を始める
    個展/月光荘、ギャラリー澄光、ギャラリーネスト、ギャラリーツープラス
    グループ展多数  猫をモチーフにした作品を大丸、プランタン銀座、
    京急、天満屋等で発表
2013 季刊誌「動物ジャーナル」表紙を一年間担当

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権藤凱暁(Gaigyo GONDO)

東京都世田谷区生まれ。10代後半までを足立区で過ごす。
仏具を扱う祖父に木工細工を仕込まれた事により創作物への執着を持つようになる。
2000年に銅版画を体験する。蒲地清爾を紹介され銅夢版画工房入会、現在に至る。
以後、同工房展出品多数。
2010 浅草橋パラボリカ・ビスSeigaスプラウト・スクロール
2010~2012 名古屋ギャラリータマミジアム小作品展

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山田喜代春 (kiyoharu Yamada)

1948 京都に生まれる
1980 自作の詩を用いた木版詩画作品の頒布会「板切れ月報 」を始める (現在も継続中)
1989 季刊「銀花」八十号に五千枚の直筆詩画を制作
1990 詩画日記「ぼくはコペルニクスだ。」出版/亀山社中
1991 季刊「銀花」八十八号記念号に「八八あったらいいな」(全八点)を制作(木版画・一冊に一点添付)
1994 季刊「銀花」一〇〇号記念号に木版画五千枚制作
1996 立命館大学文学部に社会人学生として入学 京都新聞にエッセイ「ぼくは大学いちねんせい」を連載
2000 バルカウス市立美術館(フィンランド)で個展
2001 アロンディガ・グラナディダス州立美術館(メキシコ)での「日本現代版画展」に出品
2002 「銀花にかかわる5人の木版画集」出版/がらんどう出版
2006 ギャラリーかもがわで通算百回目の記念個展
ワイアートギャラリーで「板切れ月報の四半世紀」記念個展
2011 南カレリア市立美術館(フィンランド)で個展
手描き詩画集「絵日記 万歩のおつかい」 出版/わい・アート
     個展多数

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大坪 麻衣子 (Maiko OTSUBO)

大阪市生まれ。大阪芸術大学卒業後、渡仏。パリAtelier
Contrepointにて銅版画を始め、一版多色刷り(ヘイター法)
の技術を学ぶ。欧州諸国を旅しつつ「時間」「記憶」「言葉」
をテーマに制作。銅版画のほか挿絵、パッケージデザインなど
幅広い分野で活動している。

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